○韓国6―2日本● 1回表、2死一、二塁から併殺崩れの間に1点を先制した。3回表、1死二塁から青木の適時打で2点目を追加した。4回裏、杉内が1点を失った。7回裏、2死一、二塁から藤川が代打イ・ジンヨンに同点適時打を浴びた。8回裏、岩瀬がイ・スンヨプに勝ち越し2ランを喫し、救援した涌井も不安定で、さらに2点を失った。試合は6対2で日本が敗れ金メダルならず。23日の3位決定戦で銅メダルをかけてキューバに敗れたアメリカと対戦することになった。
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※画像=岩瀬仁紀にマウンドでゲキを飛ばす星野仙一監督、右は矢野輝弘=五ケ松球場
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【北京五輪野球日本代表試合結果速報記事】
■星野ジャパン、逆転負けで悲願の金メダル逃す(サンスポ)
野球の準決勝を行い、日本は2−6で韓国に逆転負けし、悲願の金メダルを逃した。23日の3位決定戦でキューバVs米国の敗者と対戦する。韓国は五輪で初の決勝進出を果たした。
前回のアテネ大会に続いて全員プロ選手で臨んだ日本は、青木宣親(ヤクルト)の左前適時打などで三回までに2点を先行した。だが、七回に同点に追い付かれ、八回には岩瀬仁紀(中日)が李承ヨプ(巨人)に勝ち越し2ランを浴びるなど、計4点を失った。韓国先発の左腕・金広ヒョンにも八回まで6安打2点に抑えられ、1次リーグに続いて敗れた。
野球は、2012年のロンドン大会では実施競技から外れることが決まっている。
■川上、気迫溢れる好リリーフ=五輪野球準決勝・韓国戦(スポーツナビ)
北京五輪野球の準決勝で韓国と対戦している日本代表は、先発の杉内俊哉から川上憲伸に継投。川上は1回3分の1を0点に抑える好リリーフを見せた。
2対1で迎えた4回、2死1塁から登板した川上は、四球で李大浩を歩かせたものの、球威のある速球で高永民を見逃し三振に打ち取りピンチを脱した。5回もテンポよく3人で打ち取り、6回から成瀬善久にマウンドを譲った。20日の米国戦後に「次も気持ちで投げたい。韓国には前回負けているので、しっかりしたピッチングをしたい」と語っていた通りの気迫溢れる投球だった。
■のみ込まれた岩瀬〔五輪・野球〕(時事通信)
岩瀬が負の連鎖にのみ込まれ、1次リーグの韓国戦と米国戦に続いて決勝点を許した。同点の8回に登板。先頭打者に安打を許すと、マウンドに自ら向かった星野監督から声を掛けられた。しかし、これで気を持ち直すことができず、三振の後には李承※(※=火ヘンに華)に勝ち越しの2ランを浴びた。
打球の行方をぼうぜんと見守るしかなく、直後に宮本がマウンドに向かっても、心ここにあらずといった様子。試合後も敗戦の責任を背負い込んだような沈痛な面持ちで、「何もないです」とだけ話すのが精いっぱいだった。(北京時事)
■日本、藤川が打たれ浮き足立つ 岩瀬も轟沈(サンスポ)
八回から救援した岩瀬は不振のドン底だった。今大会では3試合すべてで安打を浴び、計7失点だった。かつては面白いように決まったスライダーをバットに当てられ、見切られる。痛恨の2ランを含む3安打を浴び、試合後はほとんど口を開かず、球場を去った。
■2失策のG.G.佐藤は号泣…1人で歩けず(サンスポ)
緊迫した競り合いの中で、日本に痛い守備のミスが出た。『7番・左翼』でスタメン出場したG.G.佐藤が四回、左翼線の打球を後逸。単打で済むところを打者走者の二進を許し、その後の失点につながった。
さらに八回、2点を勝ち越されなお二死一塁では左中間への当たりを落球。韓国に5点目を許してしまった。
打っても、3打数無安打といいとこなし。試合後は号泣し、チームメートに抱きかかえられて選手ロッカーへ。ショックの大きさを物語っていた。
【野球日本代表選手、星野監督のコメント】
◇日本代表・星野仙一監督
「そう簡単には点は取れると思ってなかった。本当に終盤までしのぎあいだったね。八回の4失点? つまらん点を予選からやってました。あそこが2点どまりであればね…。申し訳ないなと思ってますけど…。まぁ、(23日は)3位決定戦。何とかメダルを持って帰るとしか、いまはいえません」
◇荒木雅博
「(相手投手は)立ち上がりは悪いかなと思ったが…。同じ選手に2度もやられるのは悔しい。またあした(23日)、切り替えないと…」
◇川上憲伸
「(好投も)自分のピッチングどうのこうのじゃない。銅メダルを取るしかない」
◇岩瀬仁紀
「何もないです。すみません」
◇藤川球児
「紙一重のところでやっている。相手より力がなかったということ。あと1試合、自分の仕事を果たしたい」
◇ダルビッシュ有
「きょうは(ブルペンで)待機していたが、出番がなかった。残念です」
◇矢野輝弘
「(阪神での藤川と比べ)そら、違いはあるやろ。気持ちの面で。みんなそう」
◇西岡剛
「負けたのは屈辱的。チャンスメークできた部分もあったが、チームが勝たなければ意味がない」
◇中島裕之
「毎日試合に出してもらい、与えられたところで一生懸命やるだけ。負けは仕方がない。またがんばるしかない」
◇川崎宗則
「自分は九回まで出たかった。悔しい。気持ちを切り替え、銅メダルを日本に持って帰る」
■試合スコア
◇北京五輪 準決勝
準決勝 韓国−日本 (五ケ松球場、10:30 日本時間:11:30)
日 本 101 000 000−2
韓 国 000 100 14X−6
【投手】
(日)杉内、川上、成瀬、藤川、岩瀬、涌井−矢野
(韓)キム・グァンヒョン、ユン・ソクミン−カン・ミンホ
【責任投手】
(勝)キム・グァンヒョン
(敗)岩瀬
【本塁打】
(日)
(韓)イ・スンヨプ
■日本代表先発メンバー
1番・西岡剛(指)
2番・荒木雅博(二)
3番・青木宣親(中)
4番・新井貴浩(一)
5番・稲葉篤紀(右)
6番・中島裕之(三)
7番・G.G.佐藤(左)
8番・矢野輝弘(捕)
9番・川崎宗則(遊)
投手・杉内俊哉
【中日ドラゴンズ関連速報記事】
■セが追加日程発表(共同通信)
セ・リーグは22日、次の通り日程追加を発表した。
▽10月3日 横浜−中日(18時・横浜)
■10月3日に横浜−中日=プロ野球(時事通信)
セ・リーグは22日、横浜−中日(21日、横浜)が雨天ノーゲームとなったため、予備日となっていた10月3日に同球場で行うと発表した。開始時間は午後6時。
■中日ルーキー樋口が初の1軍昇格(日刊スポーツ)
高校生ドラフト3巡目ルーキー、中日樋口賢投手(18=尾道商)が初めて1軍昇格を果たした。神宮屋内練習場での練習に合流し、緊張した表情でランニング、キャッチボールなどを行った。最速146キロの直球が武器の右腕。まだ出場選手登録はされていないが「チャンスがあれば頑張りたいです」と話した。
■セの観客動員0.5%減=プロ野球(時事通信)
セ・リーグは22日、第3クール終了時点の観客動員数を発表し、1試合平均では昨年同時期と比べて0.5%減の2万7878人となった。
球団別では阪神が5.1%減の4万843人でトップ。巨人が0.8%減の3万9451人、横浜は7.6%減の1万6586人、ヤクルトは0.9%減の1万7574人。中日は3.8%増の3万3728人、広島は12.1%増の1万7633人と伸ばしている。
平均試合時間は3時間11分で、昨年より8分短縮されている。
今日の北京五輪野球準決勝、韓国対日本戦は仕事をしながらテレビ観戦した。序盤は韓国のミスなどがあり日本が2点をリードして、このまま勝てるような感じがした。4回にG.G.佐藤がレフト前ヒットをトンネルして二塁に行かせてしまいそれが失点につながり流れが変わってしまった。1点リードを守って継投で逃げ切ってくれと思ったが、藤川が打たれてまさかの同点に追いつかれた。
1点差なので今日は調子の出ない岩瀬は使わないで欲しいと思ったが、8回は岩瀬が登板。いきなりヒットを許して、星野監督がマウンドへ行ったが次の李とは勝負して2ランを打たれ勝ち越しを許してしまった。その後、涌井に代わったがまたもG.G.佐藤がレフトフライをグラブに当ててまさかの落球。これだけミスが出たら勝てない。
韓国に負けて決勝進出ならず金メダル獲得も絶たれてしまった。こうなったら気持を切り替えて明日の3位決定戦でアメリカに勝ってぜひ銅メダルを獲得して欲しいものだ。負けたら日本には帰れなつもりで戦ってくれ!頑張れニッポン!!
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3位決定戦でもバカの一つ覚えみたいに出して打たれるようなことになったら、嫌ですね。
コメントありがとうございます。
私としてはこの場面で岩瀬は登板させて欲しくないと思っていました。
北京に来て岩瀬はボールにキレがないように感じていたし、実際に登板した試合で打たれていたので、星野監督は判断を誤ったと言えるかも知れません。
3位決定戦は和田とダルビッシュが試合を作って、打線が点を取り9回までリードを保って勝ってもらいたいです。
なんとなくやばぃとゎ思ってましたが、これだけ酷ぃとなぁ。。
しかしみんな無事で帰ってきてくれればと思ったけど…。
メンタル面ゎ厄介だけに、岩瀬ゎ大丈夫なのか心配です。
こんばんは。
コメントありがとうございます。
序盤はいい感じだったので、勝てると思ったんですが追加点を取って相手投手をマウンドから引きずりおろさないとダメですね。
3位決定戦は悔いの残らない試合をしてもらいたいです。
岩瀬は落ち込んでいると思いますが、日本に帰ってくれば切り替えて頑張ってくれると思います。
だから、読売の選手李承Yに打たれたことが悔しくてなりません。
シドニー、アテネの時、豪州代表のあれに打たれ、ウィリアムスに抑えられた嫌な過去を思い出してしまいました。
敗戦の責任を感じチーム内でも針の筵に座ってる思いだろう・・と、涙が出ました。
選手を傷つけただけの五輪であり、チームになりきっていない状態での試合でしたね。
韓国は強かった、パワーも粘りも集中力も。虎視眈々と藤川・岩瀬・上原をまっていたようにも思うし。日本は上手いけど強さはなかった。
今日は後悔のないように戦って欲しい。
岩瀬の事でドラ選手が意気消沈しませんように祈ります。
>かつさん
岩瀬が打たれたのは単なる韓国選手でなく日本で対決する読売のイ・スンヨプですから抑えてもらいたかったです。
>気の毒さん
岩瀬とGG佐藤が心配ですね。
投打が噛み合わず日本代表はアジア予選のときのようにチームがひとつになってない感じがしました。
今日は全力でアメリカと戦って銅メダルを獲得して胸を張って日本へ帰国して欲しいです。