最新記事
DRAGONS VICTORY野球日本代表 > WBC準決勝日本がアメリカを破り決勝進出
2009年03月23日

WBC準決勝日本がアメリカを破り決勝進出

9回表、米国の最終打者ダンを三振に仕留め、雄たけびを上げるダルビッシュ有=ドジャースタジアム  2009年3月23日(月)の野球ニュースとして、野球の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は3月22日(日本時間23日)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャースタジアムで準決勝で米国と対戦して、9対4で日本が勝利して決勝進出を決めました。

 大会連覇まであと1勝とした「侍ジャパン」は、23日午後6時半すぎ(日本時間24日午前10時半すぎ)から昨夏の北京五輪金メダルを獲得した韓国と優勝を懸けて今大会5度目の対戦となります。今大会4試合2勝2敗で、日本は岩隈久志投手を先発に立てて必勝を期し連覇を目指します。

 ※画像=9回表、米国の最終打者ダンを三振に仕留め、雄たけびを上げるダルビッシュ有=ドジャースタジアム

 ●最終回に藤川球児ではなくダルビッシュが登板した理由とは ⇒Ranking
 ●野球ブログ記事を見る



【WBC日本代表関連速報記事】
日本、ライバル韓国と決勝 WBC、準決勝で米国下す(共同通信)
 野球の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表は22日(日本時間23日)、ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われた準決勝で米国を9−4で下し、決勝進出を決めた。

 大会連覇にあと1勝とした「侍ジャパン」は、23日午後6時半すぎ(日本時間24日午前10時半すぎ)から昨夏の北京五輪金メダルのライバル韓国と優勝を懸けて今大会5度目の対戦。ここまでは2勝2敗で、日本は安定感抜群の岩隈久志投手(楽天)を先発に立てて必勝を期す。

 準決勝で日本は松坂大輔投手(レッドソックス)が1回に先頭打者本塁打を浴びたが、1−2で迎えた4回、昨季大リーグで17勝のオズワルト投手(アストロズ)に5長短打を浴びせて5点を奪い、鮮やかに逆転。2点差とされた8回には、イチロー外野手(マリナーズ)の適時打などで3点を加えて振り切った。

日本、米国を破る!韓国と決勝で対決/WBC(サンスポ)
 日本の先発、松坂大輔(レッドソックス)は一回に先頭打者本塁打、三回にも二死から得点を許したが、要所を抑え4回2/3を98球、4安打3三振2失点。

 米国の先発は昨年17勝を挙げたロイ・オズワルト(アストロズ)。日本は1点をリードされた四回に稲葉篤紀(日本ハム)、小笠原道大(巨人)の連打後に、福留孝介(カブス)の痛烈な打球が二塁手ロバーツのエラーを誘い同点に追いつくと、城島健司(マリナーズ)のこの試合2本目の犠飛で逆転。さらに岩村明憲(レイズ)、川崎宗則(ソフトバンク)、中島裕之(西武)の適時打で、この回一気に5点を挙げ、好投手オズワルトをノックアウトした。

 八回には二死三塁から川崎の打球を米国遊撃手ジーターが悪送球し、三塁ランナー片岡(西武)が生還、さらにイチロー(マリナーズ)、中島にこの試合2本目の適時打が生まれ3点を加えた。

 松坂をリリーフした杉内俊哉(ソフトバンク)、田中将大(楽天)、馬原孝浩(ソフトバンク)、ダルビッシュ有(日本ハム)が強打の米国の反撃をしのいで逃げ切った。

【日本代表選手、原監督のコメント】
 ◇イチロー外野手(8回適時打)
「(先頭アーチは)縁起が悪い。勝ったと思った。(8回2死二塁から右前へ適時打)ハーフスイングを(見逃し)ストライクと判定されて、ちょっと混乱していた。ここまで意識の高い選手がそろっているわけだから、驚くことではない。(米国に勝って)特別な感情がわいてこないことが特別。力を抜けるポイントがなかった。最後まで力入れっ放しで行こうと思う。(韓国について)そういうのは、もうないですよ。韓国さんに対してはもういいでしょう、今さら」

 ◇岩村明憲内野手(4回適時三塁打)
「(前回大会の米国戦で)イチローさんが打って(日本が)負けたんでね。きょうは勝つんじゃないかというのがあった。強がりじゃないけど、チームが引き締まった感じで、逆に1点ビハインドがいいんじゃないかと思いながらやっていた。(適時三塁打について)前の打席はカーブで打ち取られていた。飛んだところが良かった。勝負の女神というのは必ずいる。女神を敵に回さないようにしたい」

 ◇小笠原道大内野手(4打数2安打)
「1人で決めようというのではなく、何とか後ろにつなげようという気持ち。集中して、甘い球が来たら、ということだけ考えた。(米国相手に快勝)大きいと思う。次(決勝)に弾みがついた。最後なので、思い切りやりたい」

 ◇川崎宗則内野手(初スタメンで4打数2安打1打点)
「東京ラウンドからベンチの中ですべて試合に出ていましたから」

 ◇松坂大輔投手(先発して5回途中を5安打2失点)
「悪いなりに投げられた。米国の地で米国に投げて勝ててよかった」

 ◇ダルビッシュ有投手(9回抑えで登板して無失点で締める)
「最後締めるつもりで、全力でいった。いろんなことがあるだろうと考えていた。あしたもいけと言われれば、準備する」

 ◇岩隈久志投手(決勝の韓国戦に先発予定)
「やることはいつもと同じ。自分の投球をしっかり出せればいい。最後の1試合なので楽しみたい」

 ◇城島健司捕手(ヒットのほか2本の犠飛と一つの犠打)
「(松坂について)スライダーが良くなかったので真っすぐ主体。決して良くなかったが、彼の良さは一つの球が駄目でも崩れないところ。特に最後の三振はエースと呼ばれるゆえん。今日のゲームは日本が勝ちました。けれども、今日のゲームだけ見て日本がアメリカより強かったという事はない。たとえ今日、日本が負けてとしてもアメリカより日本が弱かった。そういう考えは僕の中では全然ないです。ジャパンのユニフォームを着て、3年前には出られなかったWBCという国を代表する野球で(アメリカと)戦えたということが、凄く思い出に残るというか、感慨深いものがありました。(2本の貴重な犠飛に関して)犠牲フライを打ちにいって犠牲フライを打てるならヒットを打つ方が簡単だと思います。犠牲フライの確率が高い打ち方は意識はしました。最初の場面はダブルプレーが一番いけない場面だったので、風がレフトからホームに吹いていたので、あっち(ライト)の方向にフライが上がれば十分ランナーが帰ってこれる距離の確率があがるんではないかという、そういう感じでは打席には2回ともはいりました。ヒットを狙いに行きました」

 ◇山田久志投手コーチ
「九回はダルビッシュと決めていた」

 ◇原辰徳監督
「(合宿集合日から)1カ月ちょっとたって、チームというものがどんどん進化した。チームで戦う戦術という部分で、バリエーションが増えた。それが今日の試合に出た。世界の舞台の頂点で、最後の5回目を戦える。そして雌雄を決する。韓国に対して尊敬の念がある。世紀の一戦という形で、堂々と胸を突き合わせた勝負をしたい」

−−米国戦を振り返って
「ロサンゼルスに来て、4チームが勝ち残ってきました。力の差というのは本当にないと思います。ただ、今日は集中打が出て、そして粘り強く、気力もやや上回った状態だったのがこういう結果になったのかなという感じがします」

−−今日の戦略について
「1カ月ちょっと経って、チームというものはどんどん進化していったと思います。そんな中オーダーにおいても、チームで戦う戦術という部分におていも、本当にバリエーションが増えました。そういうものが今日の試合にも出たという結果が、あの集中打、ビッグイニングを作れた原因だと思います」

−−米国から勝利を挙げた感想
「私の中でもベースボールの発祥国であり、それと同時にアメリカ野球というものは私は尊敬しております。今日は我が軍のほうに軍配が上がった、と。これは非常に日本野球界においても大きな歴史を刻んだという風に思います。イチロー、城島、岩村、福留、そして今日先発した松坂と、そういう人たちがメジャーリーグで活躍しているというのもですね、そういうことがこういう結果につながったと思います」

■試合スコア
 ◇野球 第2回ワールド・ベースボール・クラシック(ドジャースタジアム、17:00 日本時間:23日 9:00) 

 ▽準決勝 日本−アメリカ     

アメリカ 101 000 020−4
日  本 010 500 03X−9

【投手】
(ア)オズワルト、グラボウ、ハウエル、ソーントン、ハンラハン、シールズ−マキャン
(日)松坂、杉内、田中、馬原、ダルビッシュ−城島

【責任投手】
(勝)松坂1勝
(敗)オズワルト1敗

【本塁打】
(ア)ロバーツ1号ソロ(1回、松坂)
(日)

■日本代表先発メンバー
 1番・イチロー(右)
 2番・中島裕之(遊)
 3番・青木宣親(左)
 4番・稲葉篤紀(指)
 5番・小笠原道大(一)
 6番・福留孝介(中)
 7番・城島健司(捕)
 8番・岩村明憲(ニ)
 9番・川崎宗則(三)
 投手・松坂大輔

【吉田えり関連速報記事】
吉田えりが登板回避 紀州とのオープン戦(共同通信)
 野球の関西独立リーグ、神戸の女性選手、吉田えり投手(17)は予定されていた24日の紀州とのオープン戦(和歌山・紀三井寺)に登板しないことが23日、分かった。球団関係者が明らかにした。

 右肩を痛めている吉田はチームには同行せず、別メニューで調整する。関西独立リーグは27日の大阪−神戸(京セラドーム大阪)で開幕。神戸の中田良弘監督は開幕戦での吉田の登板を明言している。

【プロ野球関連速報記事】
プロ野球の公示(23日)(共同通信)
 コミッショナー
 【自由契約選手】
 ▽阪神 岩田徹

一場と宮出がトレード 先発投手と外野手の補強で(共同通信)
 楽天の一場靖弘投手(26)とヤクルトの宮出隆自外野手(31)の交換トレードが成立し、23日に両球団から発表された。先発投手が不足しているヤクルトと、右打ちの外野手を補強したい楽天の思惑が合致した。

 一場は2005年に、明大から創設初年度の楽天に入団。2年目に7勝をマークしたが伸び悩み、昨季は0勝に終わっていた。宮出は1996年に投手としてヤクルトに入団。その後外野手に転向し06、07年には100試合以上に出場したが、昨年は29試合で打率1割2分8厘だった。

プロ野球24日の予定(共同通信)
 ◇オープン戦
 楽天−西武(13時・Kスタ宮城)
 ロッテ−日本ハム(13時・千葉)
 ヤクルト−巨人(13時・神宮)
 横浜−中日(13時・横浜)
 ソフトバンク−阪神(18時・ヤフードーム)


 今日の試合はTBS系CBCでテレビ中継を観戦した。1回表に松坂が先頭打者にホームランを打たれたときは嫌な感じがした。2回裏に城島の犠牲フライで同点に追いついたが、すぐに逆転されて重苦しい雰囲気を感じた。

 4回裏に日本は稲葉、小笠原が連打、福留の当たりを二塁手を強襲してエラーを誘い同点。城島の犠牲フライで勝ち越した。さらに岩村の三塁打、川崎、中島のタイムリーでこの回一挙5点を挙げて試合の主導権を握り、正直これで勝ったなと思った。

 8回に馬原が打たれレフトの青木がクッションボールの処理を誤ったときは、北京五輪の悪夢、GG佐藤がレフトにいるのかと嫌な予感がしたが、馬原が2失点でしのいだ。そしてすぐ裏に日本が3点を奪ってリードを5点に広げて勝負があった。

 日本はWBC連覇まであと1勝となった。決勝戦では韓国をねじ伏せて勝ち優勝を決めて欲しいものだ。ガンバレニッポン!頑張れ侍ジャパン!!


 勝っても負けてもドラゴンズが好きなら応援クリックしてね!byドアラ
ぽちっとおしてね!


 チアドラ、ドアラに関する最新情報 ⇒ FC2 Blog Ranking
この記事へのコメント
こんばんわ。良かったね勝って♪
ムネリンの運みたいな感じで言われてたけどさ〜
そんな事ないよね〜ぇムネリンは実力発揮だよね。
運があったのはコースケだよ。ホント良かった・・・(^^;)

明日から東京&千葉で観戦してきますね。
Posted by xyz at 2009年03月23日 21:30
>xyzさん
こんばんは
9番に入った川崎がチャンスを広げる活躍をしたのが勝因でしょうね。
福留はラッキーがあって救われました。
明日決勝で韓国に絶対に勝って世界一になってもらいたいです。
関東遠征で観戦楽しんで来て下さいね。
Posted by 奥ヒダツヨシ at 2009年03月23日 21:49
こんばんは。
本当に勝ってよかったですね。みんなの活躍もすごいけど、杉内投手も良い投手ですよね〜。北京五輪の時から思っていましたが。孝介は強運の持ち主ですよね。もう少し楽に応援したいのですが^^。明日は全員が活躍して、勝ってほしいですね。緊迫した投手戦になりそう。。
Posted by you at 2009年03月23日 23:44
>youさん
こんばんは
勝って良かったです。先に韓国が決勝進出を決めていたので負けるわけにはいきませんでしたね。
決勝は5度目の対戦となりますが、日韓対決に勝って決着をつけてもらいたいです。
1点を争うゲームになるような気がします。
マウンドに韓国の国旗の太極旗を立てられた屈辱を晴らすためにも絶対日本に勝ってもらいましょう!
Posted by 奥ヒダツヨシ at 2009年03月24日 00:14
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック