●ヤクルト5―6中日○(延長11回)1回裏、中田は畠山の適時打で1点を先制された。2回表に同点とした。3回表、2死二塁からブランコの右前適時打、藤井の適時打で2点を勝ち越した。3回裏、相川の適時二塁打で1点差。6回裏、1死二塁から中田の暴投と谷繁の捕逸で同点にされた。3対3で延長戦に突入。延長11回表、2死満塁から荒木がレフトオーバーの走者一掃となる3点適時二塁打で勝ち越した。延長11回裏、岩瀬が2点を失ったが逃げ切った。試合は5対6で中日がヤクルトに勝ち連敗を止めた。
※画像=11回表、2死満塁から荒木が左越えに走者一掃の勝ち越し二塁打を放つ=神宮
●森野の死球を巡って両軍があわや乱闘となった原因とは ⇒Ranking
●野球ブログ 中日ドラゴンズ
【中日ドラゴンズ試合結果・関連速報記事】
■プロ野球の公示(2日)(共同通信)
セ・リーグ
【出場選手登録】
▽阪神 水田圭介内野手
▽中日 野本圭外野手
▽広島 大竹寛投手、木村昇吾内野手
▽ヤクルト 由規投手
▽横浜 ウォーランド投手
【同抹消】
▽阪神 石川俊介投手
▽中日 中村一生外野手
▽広島 牧野塁投手、今井啓介投手
▽ヤクルト 吉本亮内野手
▽横浜 小山田保裕投手
パ・リーグ
【出場選手登録】
▽日本ハム 武田勝投手
▽ロッテ 唐川侑己投手
【同抹消】
▽ロッテ 松本幸大投手
■中日が野本を登録、中村一を抹消(DRAGONS VICTORY)
中日は2日、野本圭外野手を出場選手登録。中村一生外野手の出場選手登録を抹消した。再登録は8月12日以降。
■【評】中日が延長戦制す ヤ5−中6(共同通信)
中日が4時間を超える熱戦を制し連敗を2で止めた。3−3の延長十一回に2死満塁の好機をつくり、荒木が走者一掃の左越え二塁打を放った。4番手の浅尾が7勝目。ヤクルトは延長十一回に3二塁打で1点差としたが届かなかった。
■荒木が決勝二塁打=プロ野球・ヤクルト−中日(時事通信)
中日が延長の末、競り勝った。三回にブランコと藤井の適時打で2点をリード。六回に追い付かれたが、十一回2死満塁で荒木が走者一掃の二塁打を放って勝ち越した。ヤクルトもその裏、岩瀬から3二塁打で2点を奪ったが、逃げ切られた。
■<中日>2位に踏ん張る ヤクルト十一回裏1点差に迫ったが(毎日新聞)
中日が連敗を止め、3位転落を回避。同点の十一回2死満塁、荒木が左越え二塁打を放ち3点勝ち越した。ヤクルトは一回、「いいところに抜けた」という畠山の適時打で先制し由規が6回3失点と粘ったが、延長戦で救援陣が底を突き、十一回裏に1点差まで追い上げたが届かず。
■【中日】ブランコが勝ち越しタイムリー(日刊スポーツ)
中日トニ・ブランコ内野手(28)が勝ち越しのタイムリーを放った。1−1で迎えた3回2死二塁から、ヤクルト先発由規のスライダーを右前へ運んだ。「バットの先っぽだったけど、何とかヒットになってくれてよかったよ」。2日前に受けた左ひじへの死球の影響を感じさせないバッティングだった。
■3位転落免れた中日 ヤクルト戦(共同通信)
中日は荒木の一打で4時間を超える試合を何とかものにして、3位転落を免れた。
六回に3−3となってからは両軍とも好機を逃し続ける展開。しかし延長十一回に藤井の中前打を足掛かりに2死満塁とし、荒木が走者一掃の左越え二塁打を放った。
ただ、試合内容は締まらないものだった。六回に同点に追い付かれた場面は、1死二塁から中田−谷繁のバッテリーが暴投、捕逸を続けざまに犯し、走者に本塁を踏ませてしまった。延長十一回に勝ち越した後には、死球の森野が投手に対して怒りをあらわにしたことから両軍の選手がもみ合いとなるなど、すっきりとはいかない白星だった。
【ドラゴンズ選手、落合監督のコメント】
◇トニ・ブランコ内野手(3回適時打)
「バットの先っぽだったけど、何とかヒットになってくれてよかったよ」
◇荒木雅博内野手(11回決勝3点適時二塁打)
「思い切って振れたのがよかった」
◇森野将彦内野手(11回李恵践から死球を受け、両軍のもみ合いに発展)
「競った場面でもないのに」
◇落合博満監督
「選手に聞いて。」
■試合スコア
◇セ・リーグ
ヤクルト−中日15回戦(ヤクルト11勝4敗、18時、神宮、18310人)
中 日 012 000 000 03―6
ヤクルト 101 001 000 02―5
(延長十一回)
【投手】
(中)中田、河原、パヤノ、浅尾、岩瀬−谷繁
(ヤ)由規、松岡、五十嵐、林昌勇、押本、萩原、李恵践−相川
【責任投手】
(勝)浅尾41試合7勝7敗
(S)岩瀬41試合1勝2敗31S
(敗)萩原28試合1勝1敗
【本塁打】
(中)
(ヤ)
■中日先発メンバー
1番・井端(遊)
2番・荒木(二)
3番・森野(三)
4番・ブランコ(一)
5番・和田(左)
6番・藤井(中)
7番・野本(右)
8番・谷繁(捕)
9番・中田(投)
■ヤクルト先発メンバー
1番・青木(左)
2番・田中(二)
3番・福地(中)
4番・デントナ(一)
5番・ガイエル(右)
6番・畠山(三)
7番・相川(捕)
8番・川島慶(遊)
9番・由規(投)
中田は1点リードの6回にミスで1点を与えて同点にされたのは痛かった。同点となって両チーム決め手がないまま延長戦になった。11回表、ヤクルトは6番手の萩原が登板。藤井がヒット。英智が送りバントを決めた。谷繁は三振。代打小池が四球を選んだ(これが大きかった)。井端が三塁内野安打で2アウト満塁。そして荒木がレフトオーバーの走者一掃3点タイムリー二塁打で3点を勝ち越した。これで勝ったと思った。
萩原はノックアウトでヤクルトは李恵践(イ・ヘチョン)が登板。森野の初球が腰の付近に当たるデッドボール。森野は「こらーっ!」と一塁へ歩きながら怒りをあらわにして、ジェスチャーと言葉で「こらーっ!帽子を取ってあやまれ!」と言ったが、イ・ヘチョンは謝るどころか、韓国語で「なんだテメエェ文句あるのか」みたいなことを言うと、両軍ベンチから選手がマウンド付近に飛び出して、もみ合いになりあわや大乱闘となった。
退場者は誰も出なかったが、李恵践の行為は許せない。森野が怒る気持ちがよく分かる。もし私がベンチに居たら、真っ先にベンチを飛び出してイ・ヘチョンに蹴りを入れていたかも知れない。中継を見ながらエキサイトするシーンだった。
11回裏は守護神岩瀬が登板。しかし岩瀬はボールが高く浮き、スライダーが甘くなり青木、田中に連続二塁打で1点を失った。福地はセンターフライ。デントナに三塁線を破られる二塁打で2点目を失った。ガイエルは三振で2アウト。畠山をセカンドゴロで試合終了。4時間44分の死闘を制したドラゴンズが連敗を止めた。勝って良かった。この3連戦でヤクルト投手陣からブランコが1死球、井端は2死球。これが森野が死球を受けて怒ったことが伏線にあったと思うが、イ・ヘチョンは韓国へ強制送還処分にしてもらいたい。
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こんなに緊迫続きの試合も珍しいです。
テレビで見ているだけで疲れました。
でも、とにかく勝って良かったです。
これで一敗しただけと同じになりました。
表面上は緊迫したゲームでしたけど、全体を通して見ますと、中田のあいかわらずのコントロールのなさと、選手が暗示にかかったようになるヤクルト戦の難しさとが、苦戦の原因だと感じました。
韓国某投手の態度は、日本では通じないので、よく教えてほしいですね。ドラゴンズに来た韓国選手は、日本の習慣に従っていたと思います。
ホント、キャッチャー後逸あり、乱闘騒ぎあり、どんでん返しあり…対ヤクルト戦では試合が荒れます。
なにはともあれ、中田に負けがつかなくて良かったです♪
ヤクルトに連敗していただけに負けられない試合に勝てて良かったです。
もし岩瀬が同点にでもされていたら大変なことになっていたかもしれません。
6回の中田は悪い癖が出たようで惜しかったです。
ヤクルトへの苦手意識を克服しないと優勝争いやCSで厳しい戦いになるでしょう。
荒木投手コーチがイ・へチョンに厳しく指導して今後このようなことがないように徹底してもらいたいです。
>ブラック00さん
まるでCSの前哨戦のような息詰まった凄い試合でしたね。
中田がもう少し踏ん張っていれば勝ち投手になれたと思います。
次の登板では完投するつもりで投げてもらいたいです。