○中日7x―0阪神●(CSマジック39点灯)5回裏、2死一、二塁から和田が安藤から左中間に22号3ランを放ち3点を先制した。8回裏、阪神2番手のジャンから和田が2打席連発23号ソロなどで4点を追加した。試合は7対0で中日が勝利した。チェンは2安打無四球完封12奪三振で5勝目を挙げた。そして中日にクライマックスシリーズ(CS)進出へのマジックナンバー「39」が点灯した。
※画像=無四球完封勝利でガッツポーズのチェン・ウェイン=ナゴヤドーム
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【中日ドラゴンズ試合結果・関連速報記事】
■プロ野球の公示(4日)(共同通信)
セ・リーグ
【出場選手登録】
▽巨人 田中大二郎外野手
▽阪神 藤本敦士内野手、浅井良外野手
パ・リーグ
【出場選手登録】
▽西武 野上亮磨投手
▽オリックス ローズ外野手
▽楽天 枡田慎太郎内野手
▽ソフトバンク 巽真悟投手
【同抹消】
▽ソフトバンク 水田章雄投手
■【評】チェンが今季3度目の完封 中7−神0(共同通信)
中日のチェンが今季3度目の完封で5勝目を挙げた。直球主体の攻めで2安打、12三振を奪い無四球。唯一のピンチの七回無死二塁は、後続の3〜5番を抑えた。打線は和田が2打席連続本塁打を放ち、計4打点。阪神は投打に力負け。
■中日のチェンが無四球完封=プロ野球・中日−阪神(時事通信)
投打がかみ合った中日が連勝。五回に2死から連続四死球で好機を作り、和田が先制3ラン。八回にも和田のソロなどで突き放した。チェンは力強い直球で押し、今季3度目の完封を無四球で飾った。阪神は打線が2安打と沈黙した。
■<中日>快勝…和田が連発、チェンも好投 阪神は2安打のみ(毎日新聞)
和田の2打席連続本塁打とチェンの好投で中日が快勝。五回に和田の22号3ランで先制し、八回には和田の23号ソロ、井端の適時打などで4点を奪い突き放した。井端は「打てて良かった」。チェンは球に力があり今季3度目の完封。阪神は2安打と好機を作ることができなかった。
■和田、2本塁打で4打点 阪神戦(共同通信)
中日の和田が先制3ランにダメ押しソロと、価値ある2打席連続本塁打を放って4打点を挙げた。
1本目は0−0の五回2死一、二塁。安藤の外角フォークボールをライナーで中越えに突き刺す先制の22号とすると、八回には代わったばかりの3番手ジェンから左翼席に23号を放り込んだ。ここ5試合、打点がなかった和田は「考え過ぎていたので、来た球を思い切って打とうと思っていた。今後につながる本塁打になった」と汗をぬぐった。
■【中日】和田が先制の22号3ラン(日刊スポーツ)
中日和田一浩外野手(37)が先制の22号3ランを放った。5回2死一、二塁で、阪神安藤の外角フォークを左中間スタンドに運んだ。「ずっと得点圏で点が入らなかったので、必ず返すという強い気持ちで打席に入りました」と話した。
■中日・チェン、力でねじ伏せ2安打完封!(サンスポ)
付け入るすきは、全くなかった。わずか2安打の完封劇。九回を3者連続三振で締めた中日のチェンが、マウンド上で力強く左手を握り締めた。
圧巻だったのは4番金本との対戦だ。昨季は13打数4安打と、やや苦手にしていた相手。しかし3度対戦したこの日は、すべて空振り三振を奪ってみせた。
決め球は、いずれも150キロ前後の直球だった。二回の第1打席は内角高め、四回の第2打席は高めのボール球。七回の第3打席ではひざ元へ投じた。「内角に、(体に)当たっても仕方ないぐらいの気持ちで投げた」。今季は走り込みやスクワットなどに継続して取り組んでおり、太もも周りが昨季の56センチから4センチほどアップしたという。威力を増した快速球で、阪神打線を沈黙させた。
先制本塁打の和田が「1点でも取れば、そのままいきそうな雰囲気だった」と振り返ったほど危なげない内容。「最後まで力で勝負した」と胸を張った左腕の快投で、中日にクライマックスシリーズ(CS)進出へのマジックナンバー「39」が点灯した。
■中日にCSマジック39 プロ野球セ・リーグ(共同通信)
プロ野球セ・リーグで2位の中日が4日、上位3チームによるクライマックスシリーズ(CS)進出へのマジックナンバー「39」を点灯させた。
中日が阪神を7−0で下したため、4位阪神、5位広島、6位横浜が残り試合で全勝しても、中日が残り51試合で39勝した場合の勝率を上回ることができず、中日の3位以内が確定する。
■5日の予告先発(共同通信)
◇パ・リーグ
西武・石井一−日本ハム・須永(西武ドーム)
オリックス・近藤−楽天・藤原(京セラドーム大阪)
ソフトバンク・藤岡−ロッテ・清水(ヤフードーム)
■プロ野球5日の予定(共同通信)
◇セ・リーグ
巨人−広島(18時・札幌ドーム)
横浜−ヤクルト(18時・横浜)
中日−阪神(18時・ナゴヤドーム)
◇パ・リーグ
西武−日本ハム(18時・西武ドーム)
オリックス−楽天(18時・京セラドーム大阪)
ソフトバンク−ロッテ(18時・ヤフードーム)
【ドラゴンズ選手、落合監督のコメント】
◇チェン・ウェイン投手(2安打無四球完封)
「(金本に対して)内角に、(体に)当たっても仕方ないぐらいの気持ちで投げた。最後まで力で勝負した」
◇和田一浩外野手(2打席連続ホームラン)
「(5回先制22号3ラン)ずっと得点圏で点が入らなかったので、必ず返すという強い気持ちで打席に入りました。考え過ぎていたので、来た球を思い切って打とうと思っていた。今後につながる本塁打になった(チェンについて)1点でも取れば、そのままいきそうな雰囲気だった」
◇井端弘和内野手(8回適時打)
「打てて良かった」
◇落合博満監督
「(何度も先制機を逃し)こんな野球をやっていてはダメだ。もっと1点を大事にしないと。」
■試合スコア
◇セ・リーグ
中日−阪神12回戦(中日8勝4敗、18時、ナゴヤドーム、33412人)
阪 神 000 000 000―0
中 日 000 030 04×―7
【投手】
(神)安藤、筒井、ジェン−矢野
(中)チェン−谷繁
【責任投手】
(勝)チェン14試合5勝2敗
(敗)安藤18試合6勝7敗
【本塁打】
(神)
(中)和田22号3ラン(5回、安藤)、23号ソロ(8回、ジェン)
■阪神先発メンバー
1番・平野(中)
2番・大和(二)
3番・鳥谷(遊)
4番・金本(左)
5番・新井(三)
6番・ブラゼル(一)
7番・桜井(右)
8番・矢野(捕)
9番・安藤(投)
■中日先発メンバー
1番・井端(遊)
2番・荒木(二)
3番・森野(三)
4番・ブランコ(一)
5番・和田(左)
6番・藤井(中)
7番・野本(右)
8番・谷繁(捕)
9番・チェン(投)
チェンは全く危なげない投球。ヒットは大和の2本のみ。金本を3打席連続三振に抑えたのは見事。中日打線は安藤の前にチャンスを作るが4回まで無失点。しかし、5回に森野がストレートのフォアボール、ブランコが左腕にデッドボール、和田が見事に3ランで先制。今日のチェンならこの3点で十分勝てると思った。
8回裏は阪神3番手のジェンから和田が2打席連続のソロホームランで追加点、さらに藤井ヒット、小池死球、谷繁が送りバント、チェンのセカンドゴロで大和がホームへ投げるが藤井の好走塁でこの回2点目、井端のタイムリーで3点目、荒木の犠牲フライで4点目を追加して、明日のゲームにつながる攻撃だと思った。
7点リードとなってチェンは9回表、153キロが出て余力を感じさせた。代打狩野を三振、代打浅井を三振、大和を三振と見事に締めて113球2安打12奪三振無四球完封で見事なチェンの完封ショーだった。そしてついにドラゴンズにクライマックスシリーズ進出マジック39が点灯した。明日も阪神に勝ってマジックを減らしてもらいたいものだ。
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チェン良かったね♪
楽勝だったんだけど・・・
もっと楽に勝てたかな?って感じです。
今日は森野とブランコに打ってほしい。
監督が不満だったらしいけど、荒木ってもともと二番タイプじゃありませんよね。むしろ意外性のタイプ。
私は、一番藤井、二番井端の方が良いと思います。
お元気でしたか?
チェンは今までで一番の投球でした。
和田が3ランを打つ前にチャンスをモノにしていれば楽な試合展開になっていたでしょうね。
>64年さん
今夜は森野とブランコが打って連勝となってもらいたいです。
藤井は将来1番打者に抜擢されると思います。盗塁が決まるようになってきたのと、ランナーいないときのほうがヒットが出るので(笑)