
●阪神2―9中日○(CSマジック29)1回裏、川井が1死三塁から鳥谷に10号2ランを打たれ2点を先制された。7回表、ブランコの32号ソロ、2死満塁から井端の2点左前打で逆転、さらに荒木、森野の連続適時打で6点を挙げた。9回表、1死一、二塁から森野の17号3ランで3点を追加した。試合は2対9で中日が勝ち60勝一番乗りで貯金を再び20とした。2番手の河原が2勝目を挙げた。
※画像=7回表、2死満塁から井端が左前に逆転2点適時打を放つ=京セラドーム
●落合監督が試合中ずっと眼鏡をかけていた理由とは ⇒Ranking
【中日ドラゴンズ試合結果・関連速報記事】
■プロ野球の公示(13日(共同通信)
セ・リーグ
【出場選手登録】
▽巨人 木佐貫洋投手
▽阪神 赤星憲広外野手
▽広島 牧野塁投手
▽ヤクルト 高市俊投手、梶本勇介内野手
▽横浜 阿斗里投手
【同抹消】
▽巨人 田中大二郎外野手
▽阪神 藤本敦士内野手
▽広島 今井啓介投手
▽ヤクルト デントナ内野手、中尾敏浩外野手
▽横浜 グリン投手
パ・リーグ
【出場選手登録】
▽日本ハム スウィーニー投手
【同抹消】
▽日本ハム 須永英輝投手
■【評】中日、七回に逆転 神2−中9(共同通信)
中日が0−2の七回に6長短打で6点を奪い、逆転勝ちした。ブランコが32号ソロ。さらに井端の2点左前打で逆転。その後も荒木、森野の連続適時打で突き放した。阪神は一回、鳥谷の2ランで先制したが、久保が七回に崩れた。
■中日、60勝一番乗り=プロ野球・阪神−中日(時事通信)
中日が逆転勝ちし、60勝一番乗り。2点を追う七回、先頭のブランコの32号で1点差とし、2死満塁から井端の左前打で逆転。荒木、森野の連続適時打で6点。九回は森野の3ランで加点。阪神は久保が好投したが、七回につかまった。
■<中日>七回に6点挙げ逆転勝ち 阪神は久保2カ月ぶり黒星(毎日新聞)
中日は七回に打者一巡の猛攻で逆転勝ちした。ブランコが「バットの先だったけど入った」と左越えに32号ソロ。2死満塁から井端の左前2点打や森野の2点二塁打などで、この回計6点を入れた。阪神は5連勝中だった久保が打ち込まれ、約2カ月ぶりの敗戦投手。
■【中日】ブランコ逆転の口火切る32号ソロ(日刊スポーツ)
中日トニ・ブランコ内野手(28)が逆転の口火を切る32号ソロを放った。2点を追う7回先頭の打席で、阪神先発久保の外角球を左翼スタンドに運んだ。この回6点の猛攻を呼び込み「フォークかなあ。バットの先っぽだったけど入ってくれてうれしいです」と話した。
■中日・河原、2球で白星 阪神戦(共同通信)
中日の2番手・河原がわずか2球で2勝目を手にした。0−2の六回2死満塁で登板。狩野に高めのスライダーを打たせて捕邪飛で切り抜け、直後に味方が逆転した。
前日は2点三塁打を浴びたが「引きずらないようにした。絶対に抑えようとか、自分を追い込まないようにした」。ベテランらしい切り替えで白星を呼び込んだ。
■中日、集中打で逆転!両リーグ最速の60勝(サンスポ)
六回までわずか3安打。中日打線は阪神・久保に抑えられていたが、2点を追う七回に突如、火を噴いた。
号砲は不振に悩む4番・ブランコの一発だった。先頭で打席に入ると、真ん中のフォークボールを左翼席へ放り込んだ。8月はここまでの10試合で打率1割1分6厘。この日の試合前には落合監督から指導を受けたが「先っぽだったけど、入ってくれて良かった」。復活を予感させる32号ソロから、一気の猛攻が始まった。
連打、送りバント、四球で1死満塁。代打立浪は一ゴロに倒れたが、続く井端が低めのフォークボールをはじき返して逆転の2点左前打。さらに荒木、森野にも適時打が出て、この回に一挙6点を奪った。
5月5日の広島戦以来、零封負けが一度もない強力打線。井端は「0−2のまま終わるわけがないと思っていた。本塁打の後に投手の雰囲気が変わった」と、してやったりの表情だ。阪神の継投が遅れた感もあったが、すきを逃さない集中打で両リーグ最速の60勝。下位チームを着実にたたき、巨人の背中を追っている。
■14日の予告先発(共同通信)
◇パ・リーグ
日本ハム・ダルビッシュ−西武・帆足(札幌ドーム)
楽天・田中−ロッテ・渡辺俊(Kスタ宮城)
オリックス・山本−ソフトバンク・ジャマーノ(スカイマーク)
■プロ野球14日の予定(共同通信)
◇セ・リーグ
巨人−阪神(18時・東京ドーム)
横浜−広島(18時・横浜)
中日−ヤクルト(18時・ナゴヤドーム)
◇パ・リーグ
日本ハム−西武(18時・札幌ドーム)
楽天−ロッテ(18時・Kスタ宮城)
オリックス−ソフトバンク(18時・スカイマーク)
【ドラゴンズ選手、落合監督のコメント】
◇トニ・ブランコ内野手(7回32号ソロ)
「フォークかなあ。バットの先っぽだったけど入ってくれてうれしいです」
◇河原純一投手(2番手で登板2球で2勝目)
「引きずらないようにした。絶対に抑えようとか、自分を追い込まないようにした」
◇井端弘和内野手(7回勝ち越し2点適時打)
「0−2のまま終わるわけがないと思っていた。本塁打の後に投手の雰囲気が変わった」
◇森野将彦内野手(9回17号3ラン)
「バットを振ったら当たったという感じ」
◇落合博満監督
「選手に聞いて」
■試合スコア
◇セ・リーグ
阪神−中日17回戦(中日11勝6敗、18時、京セラドーム大阪、32452人)
中 日 000 000 603―9
阪 神 200 000 000―2
【投手】
(中)川井、河原、高橋、浅尾、ネルソン−谷繁、小田
(神)久保、江草、ジェン−狩野
【責任投手】
(勝)河原26試合2勝
(敗)久保17試合6勝5敗
【本塁打】
(中)ブランコ32号ソロ(7回、久保)、森野17号3ラン(9回、ジェン)
(神)鳥谷10号2ラン(1回、川井)
■中日先発メンバー
1番・井端(遊)
2番・荒木(二)
3番・森野(三)
4番・ブランコ(一)
5番・和田(左)
6番・李炳圭(右)
7番・藤井(中)
8番・谷繁(捕)
9番・川井(投)
■阪神先発メンバー
1番・平野(中)
2番・大和(二)
3番・鳥谷(遊)
4番・金本(左)
5番・新井(三)
6番・ブラゼル(一)
7番・桜井(右)
8番・狩野(捕)
9番・久保(投)
6回までは久保を攻略出来ず中日劣勢だったが、7回のブランコの一発をきっかけに一気に6点を奪って逆転した。9回は森野の3ランが飛び出して試合を決めた。阪神戦にカード勝ち越せたことで明日からのヤクルト戦に良い形で臨めそうだ。


…ただ、7回表、立浪の1塁ゴロで、和田さんが、あの当たりでホームフォースアウトはいただけませんでしたな。スタートがよければ、ホームセーフでしたでしょう。
ブランコの一発が流れを呼んだんでしょうね。
井端がそのミスを救ってくれました。
久保に前回の借りを返して勝利できたのことは良かったです。
今日から苦手ヤクルト満員のナゴヤドームで3タテしてもらいたいです。