
○中日12x―1ヤクルト●(CSマジック28)1回裏、森野の適時二塁打、藤井の2点適時打、吉見の2点適時打など打者一巡で5長短打を集めて5点を先制した。2回表、吉見が畠山のソロで1点を返された。2回裏、藤井の適時打。3回裏、森野の適時打。5回裏、森野の適時打で2点を追加。6回裏、和田の24号ソロ、谷繁の適時打で2点を追加した。7回裏、李炳圭の適時打。試合は12対1でヤクルトに圧勝した。先発吉見はハーラートップタイの12勝目を挙げ、貯金は今季最多の21となった。巨人は阪神に敗れたため1.5ゲーム差となった。
※画像=1回裏、森野が先制の適時二塁打を放つ=ナゴヤドーム
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【中日ドラゴンズ試合結果・関連速報記事】
■プロ野球の公示(14日)(共同通信)
セ・リーグ
【出場選手登録】
▽巨人 豊田清投手、円谷英俊内野手
▽阪神 阿部健太投手
▽ヤクルト 松井光介投手、バレット投手
【同抹消】
▽巨人 M・中村投手、木佐貫洋投手
▽阪神 ジェン投手
▽ヤクルト 高市俊投手、鎌田祐哉投手
パ・リーグ
【出場選手登録】
▽西武 ベイリス投手
▽オリックス 岡田貴弘内野手
【同抹消】
▽西武 ワズディン投手
▽オリックス レスター投手
▽日本ハム スウィーニー投手
■中日 ナゴヤD天井に「長身ポール」登場…落合監督意向で(毎日新聞)
ナゴヤドームの天井を突くような「長身ポール」が14日、お目見えした。13.2メートルしかない既設のアルミ製ポールに天井から同じ材質のものをつるして接続。グラウンドから41.2メートルのファウルポールが誕生した。
中日関係者によると、ポールの上を通る打球などで審判にまぎらわしい判定をさせないための落合監督の意向。落合監督はセ・リーグで今月から試行の本塁打ビデオ判定に否定的。今年6月に和田の中越え本塁打を二塁打と判定され、バックスクリーン最前列の手すりを撤去させた。
中日の西脇代表は「審判が判定しやすく、選手やファンにもわかりやすいと思う」。ヤクルト戦前に「これでファウルと判定されたら、あきらめがつきます」と、ポールを見上げた和田。六回にその左翼ポールを巻く24号ソロアーチを放った。
■【評】中日快勝、最多の貯金21 中12−ヤ1(共同通信)
中日が快勝し、貯金を今季最多の21とした。一回に5長短打を集めて5点を先制。その後も着実に加点して一方的な展開にした。無四球で8回1失点の吉見がリーグトップに並ぶ12勝目。ヤクルトは村中が早々と崩れ、連夜の大敗。
■中日が大勝=プロ野球・中日−ヤクルト(時事通信)
中日が16安打12点で大勝した。一回に森野、藤井の適時打など打者11人で5点を先制。二回以降も藤井の適時打、和田の24号などで着実に加点した。吉見は8回1失点でリーグトップに並ぶ12勝目。ヤクルトは投打に元気なく3連敗。
■<中日>12点奪い圧勝、吉見は12勝目 ヤクルトは3連敗(毎日新聞)
中日が2けた得点で圧勝した。一回に森野の先制二塁打や「余計なことを考えないよう、一生懸命打ちました」という藤井の2点打などで5点を先取。その後も打線の勢いは止まらなかった。吉見は八回まで本塁打による1失点のみで12勝目。ヤクルトは村中の制球難が誤算で3連敗。
■谷繁が1500三振=プロ野球・中日(時事通信)
中日の谷繁元信捕手は14日、ヤクルト16回戦(ナゴヤドーム)の二回に村中から三振を喫し、通算1500三振となった。プロ7人目。初三振は大洋(現横浜)時代の1989年5月10日、巨人4回戦(横浜)の九回に斎藤から。
■<中日>巨人に肉薄1.5差、森野「負けていられない」(毎日新聞)
上昇機運に乗る中日。相手のアクシデントで苦手意識が消えた。
ヤクルトの先発はローテーション通りなら、中日が昨年から7連敗中の館山。だが「天敵」は指のマメをつぶして登録抹消。代わりの先発は村中。中日は7月の対戦で2本塁打などで5点を奪った。
「きょうは行ける」。そんな気持ちを森野がバットで示した。一回1死一塁。カウント2−0と追い込まれてから右中間フェンス直撃の先制二塁打。森野は「やられているヤクルトから、とにかく先制したかった」。この後藤井と、投手吉見がそれぞれ2点打した。
三回は2死から、荒木が盗塁を成功させた直後、左前打で荒木を迎え入れた。五回も2死から2点打。前日の5打点に続く4打点で85打点。83打点のブランコを抜いてリーグトップになった。
森野は「打点の多さは1、2番のおかげ」と言う。首位打者を争う井端と、盗塁王を狙う荒木がかき回す。「(打率2割前半の)春先よりは甘い球の見極めができている」と好調の感覚を明かす森野。この日2割9分で打率10位に顔を見せた。
巨人が敗れて1.5ゲーム差。森野は言う。「ジャイアンツを追いかけるのはうちだ、という気持ちがある。ここで負けていられない」
■【中日】森野が先制タイムリー(日刊スポーツ)
中日森野将彦内野手(31)が先制の適時二塁打を放った。1回、1死一塁。カウント2−0からヤクルト先発村中のカットボールをはじき返した。打球は右翼フェンスに直撃。一塁走者の荒木が一気に生還した。森野は「追い込まれていたが、甘めに入ってきて逃さずに打てた」と話した。
■【中日】吉見ハーラートップタイ12勝目(日刊スポーツ)
中日吉見一起投手(24)がハーラートップタイの12勝目を挙げ、チームの貯金を今季最多の21とした。初回に5点リードをもらった吉見は2回に畠山のソロを浴びただけで8回を5安打1失点と好投した。最多勝を争うヤクルト館山に並んだことには「まだまだ試合も残っているので1戦、1戦頑張っていきたい」と話した。
■中日、苦手ヤクルトに大勝!森野が4打点(サンスポ)
好調の中日打線が、これまで4勝11敗と苦手にしていたヤクルトをあっさり片付けてしまった。3安打4打点の森野は「巨人を追いかけるのはうち。ここで負けられないという気持ちだった」と胸を張った。
一回、制球の甘い村中に打者一巡の猛攻を浴びせた。1死一塁から、森野が先制の右中間二塁打を放つ。その後2四球などで2死満塁とすると、藤井が2点中前打、さらに吉見にも2点右前打が出て一挙5点。早々と試合の大勢を決めてしまった。
大量援護を得た吉見は二回に畠山のソロを許したものの、その後は二塁を1度も踏ませず八回まで投げきった。エース格ながら、今季3度目の対戦でようやくヤクルトから白星を挙げた右腕は「点差が開いても、気持ちを切らさなかった。(3連戦の)頭を取るつもりだった」と気迫をにじませて振り返った。
ただ、ナインには大勝の余韻に浸る様子はない。森野は「大事な戦いが続く。上を目指して、一戦一戦勝っていきたい」と表情を引き締めて言った。
■落合監督ニヤリ、地上41mのポールが活躍(サンスポ)
ナゴヤドームの両翼に、地上41メートルに達する異例の長さのポールがお目見えした。
「ビデオ判定を導入する前に、審判が見やすいように球場を改修する方が先」との持論を持つ落合監督の発案。もともとあったポールに、天井からぶら下げた約23メートルのポールをつなげる形で工事を行った。
この日は六回、中日の和田が左翼への際どい本塁打を放ち、このポールがいきなり“大活躍”。落合監督は「何であれを建てたのか、きょうはその意味を分かってくれればそれでいい」と得意げだった。
■15日の予告先発(共同通信)
◇パ・リーグ
日本ハム・藤井−西武・岸(札幌ドーム)
楽天・木谷−ロッテ・小野(Kスタ宮城)
オリックス・金子−ソフトバンク・ホールトン(京セラドーム大阪)
■プロ野球15日の予定(共同通信)
◇セ・リーグ
巨人−阪神(14時・東京ドーム)
横浜−広島(18時・横浜)
中日−ヤクルト(18時・ナゴヤドーム)
◇パ・リーグ
日本ハム−西武(14時・札幌ドーム)
楽天−ロッテ(18時・Kスタ宮城)
オリックス−ソフトバンク(18時・京セラドーム大阪)
【ドラゴンズ選手、落合監督のコメント】
◇森野将彦内野手(3安打4打点の活躍)
「(1回先制適時二塁打)追い込まれていたが、甘めに入ってきて逃さずに打てた。きょうは行ける。やられているヤクルトから、とにかく先制したかった。打点の多さは1、2番のおかげ。(打率2割前半の)春先よりは甘い球の見極めができている。ジャイアンツを追いかけるのはうちだ、という気持ちがある。ここで負けていられない。大事な戦いが続く。上を目指して、一戦一戦勝っていきたい」
◇藤井淳志外野手(1回2点適時打)
「余計なことを考えないよう、一生懸命打ちました」
◇吉見一起投手(8回5安打1失点でハーラートップタイ12勝目)
「点差が開いても、気持ちを切らさなかった。(3連戦の)頭を取るつもりだった。まだまだ試合も残っているので1戦、1戦頑張っていきたい」
◇落合博満監督
「両サイドのポールの意味をわかってくれればいい。何であれを立てたか。」
■試合スコア
◇セ・リーグ
中日−ヤクルト16回戦(ヤクルト11勝5敗、18時、ナゴヤドーム、37389人)
ヤクルト 010 000 000― 1
中 日 511 022 10×―12
【投手】
(ヤ)村中、松井、バレット、押本−相川、川本
(中)吉見、長峰−谷繁、小田
【責任投手】
(勝)吉見19試合12勝4敗
(敗)村中5試合4敗
【本塁打】
(ヤ)畠山2号ソロ(2回、吉見)
(中)和田24号ソロ(6回、バレット)
■ヤクルト先発メンバー
1番・福地(左)
2番・田中(二)
3番・青木(中)
4番・畠山(一)
5番・ガイエル(右)
6番・宮本(三)
7番・相川(捕)
8番・川島慶(遊)
9番・村中(投)
■中日先発メンバー
1番・井端(遊)
2番・荒木(二)
3番・森野(三)
4番・ブランコ(一)
5番・和田(左)
6番・李炳圭(右)
7番・藤井(中)
8番・谷繁(捕)
9番・吉見(投)
今季ここまで相性の悪いヤクルトは苦手の館山がいない、打たれていたデントナもいない、ヤクルトは連敗中で調子が悪い。中日には追い風が吹いていることを実証する試合展開だった。この調子でヤクルトを3タテしてもらいたいものだ。


夏場になってドラの投手はみなコントロールが甘くなっているように感じます。
今日明日の投手はそこが問題だと思います。
あと、打線は、よく打った翌日は打てないというジンクスを破ってほしいです。
吉見で勝てたのは良かったですが、今日と明日も勝たないことには意味がないですね。
打線は当たっていますが、投手陣が疲れてバテないように頑張ってもらいたいです。
今日のゲームに注目しましょう。