2009年8月29日(土)の中日ドラゴンズニュースとして、神宮球場で東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズ、プロ野球公式戦20回戦が行われました。中日の先発は小笠原孝、ヤクルトの先発は由規(佐藤由規)で18時00分試合開始。
●ヤクルト3―5中日○(延長10回)(CSマジック16)2回裏、小笠原がガイエルの21号ソロで1点を先制された。4回表、無死二、三塁から和田の二ゴロの間、藤井と小笠原の適時打で3点を奪い逆転した。5回裏、畠山のソロで1点差にされた。9回裏、岩瀬が福地の右三塁打、青木の中犠飛で同点に追いつかれ延長戦に入った。延長10回表、イム・チャンヨンからブランコの左越え35号ソロで勝ち越し、さらに二死一、三塁からイムの暴投で1点を追加した。延長10回裏、山井がヤクルト打線を無失点で抑えた。試合は3対5で中日が勝ちヤクルトに連勝した。
※画像=10回表、ブランコが林昌勇から左越えに決勝35号ソロを放つ=神宮
●2試合連続で救援失敗の岩瀬不調の原因とは ⇒Ranking
●野球ブログ 中日ドラゴンズ
【中日ドラゴンズ試合結果・関連速報記事】
■プロ野球の公示(29日)(共同通信)
セ・リーグ
【出場選手登録】
▽ヤクルト デントナ内野手
【同抹消】
▽ヤクルト 木田優夫投手
▽横浜 内川聖一内野手
パ・リーグ
【出場選手登録】
▽日本ハム 菊地和正投手
【同抹消】
▽日本ハム 陽仲寿内野手
▽ソフトバンク 神内靖投手
■【評】中日、延長戦制す ヤ3−中5(共同通信)
中日は1点リードの九回に岩瀬投入で追い付かれたが、延長十回1死からブランコが35号ソロを左へ運び、さらに2死一、三塁から暴投で1点を加えた。山井が4季ぶりのセーブを記録。ヤクルトは林昌勇が痛い一発を浴び、4連敗。
■中日のブランコが決勝弾=プロ野球・ヤクルト−中日(時事通信)
中日が延長戦を制した。1点リードの九回に岩瀬が同点とされたが、延長十回、ブランコの35号ソロで勝ち越し。さらに和田の二塁打を足場に暴投でこの回の2点目を奪った。ヤクルトは打線が粘りを見せたが、抑えの林昌勇が誤算で4連敗。
■<中日>十回に2点挙げ延長戦制す ヤクルトは林が制球難(毎日新聞)
中日が延長戦を制した。九回に岩瀬がリードを守れなかったものの、十回にブランコの35号ソロなどで2点を挙げ決着。「もっと長く投げないといけない」という先発の小笠原が、七回途中2失点と試合を作った。ヤクルトは4番手・林昌勇の制球難が響き、8カード連続の負け越し。
■【中日】藤井が勝ち越しタイムリー(日刊スポーツ)
中日藤井淳志外野手(28)が勝ち越しタイムリーを放った。4回に1−1に追いつきなお2死三塁の場面で、ヤクルト先発由規のスライダーを中前にはじき返し、三塁走者を迎え入れた。「2アウトだったのでよけいなことを考えずにいきました」と話した。
■中日、接戦制すも…気掛かりな岩瀬の乱調(サンスポ)
中日は接戦を制したが、今後の戦いへの不安要素が色濃く表れた。3−2の九回、抑えの岩瀬がマウンドへ。しかし、先頭の福地に痛烈な右越え三塁打を浴びると、青木に同点犠飛を許してリードをふいにした。
岩瀬は登板3試合連続で失点。前夜は2安打2四球の乱調で、リードしている状況で降板する屈辱を味わった。今季、5年連続の30セーブを記録している鉄腕も疲労は否めない。「正直、苦しんでいるが、その中で結果を出さないと」と自分を責めた。
延長十回、4番ブランコの勝ち越しソロが飛び出し、苦しい試合をものにした。落合監督は「これが野球だって。いろいろあるんだよ」と冷静な態度を貫いた。だが、ペナントレース佳境での絶対的守護神の不調は、逆転優勝を狙うチームに暗い影を落とした。
■プロ野球30日の予定(共同通信)
◇セ・リーグ
ヤクルト−中日(18時・神宮)
横浜−広島(18時・横浜)
阪神−巨人(18時・甲子園)
◇パ・リーグ
日本ハム−ソフトバンク(13時・札幌ドーム)
ロッテ−楽天(17時・千葉)
オリックス−西武(13時・京セラドーム大阪)
【ドラゴンズ選手、落合監督のコメント】
◇小笠原孝投手(7回途中2失点)
「もっと長く投げないといけない」
◇藤井淳志外野手(4回適時打)
「2アウトだったのでよけいなことを考えずにいきました」
◇岩瀬仁紀投手(登板3試合連続失点)
「正直、苦しんでいるが、その中で結果を出さないと」
◇落合博満監督
「これが野球だって。いろいろあるんだよ」
■試合スコア
◇セ・リーグ
ヤクルト−中日20回戦(ヤクルト12勝8敗、18時、神宮、23532人)
中 日 000 300 000 2―5
ヤクルト 010 010 001 0―3
(延長十回)
【投手】
(中)小笠原、河原、浅尾、岩瀬、山井−谷繁
(ヤ)由規、五十嵐、押本、林昌勇−相川、米野
【責任投手】
(勝)岩瀬49試合2勝3敗36S
(S)山井8試合2敗1S
(敗)林昌勇50試合5勝3敗25S
【本塁打】
(中)ブランコ35号ソロ(10回、林昌勇)
(ヤ)ガイエル21号ソロ(2回、小笠原)、畠山3号ソロ(5回、小笠原)
■中日先発メンバー
1番・井端(遊)
2番・荒木(二)
3番・森野(三)
4番・ブランコ(一)
5番・和田(左)
6番・李炳圭(右)
7番・藤井(中)
8番・谷繁(捕)
9番・小笠原(投)
■ヤクルト先発メンバー
1番・川島慶(遊)
2番・福地(左)
3番・青木(中)
4番・ガイエル(右)
5番・宮本(三)
6番・畠山(一)
7番・田中(二)
8番・相川(捕)
9番・由規(投)
今までの岩瀬であれば打たれた次の日は必ず抑えていたので、今日はビシッと無失点で抑えて1点差を逃げ切って勝ってくれると思ったが、今日もボールは高めに浮きスライダーもキレがなく、福地に三塁打を打たれ、青木にあわやの大飛球の犠牲フライで同点にされてしまった。デントナはボール球に手を出して三振、宮本を遊ゴロでなんとかしのいだが、明らかに岩瀬はおかしい。長年の疲労の蓄積で左肩が悲鳴を上げているのだろうか心配だ。
延長戦に入って不振のブランコが林昌勇からレフトスタンドにホームランを放ってこれで勝てると思った。さらに暴投で1点を追加してヤクルト・イムもおかしい。10回裏は山井がヒット1本打たれたが無失点に抑えて勝った。明日は先発が予想される中田が好投して勝ちヤクルトを3タテしてもらいたいものだ。
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DRAGONS VICTORY
> ドラゴンズニュース2009 > 岩瀬連夜の誤算もブランコのソロで延長戦を制し中日がヤクルトに連勝
2009年08月29日
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・・・それ以上に気になるのが、背番号7。ランナー3塁にいて、犠牲フライすら打てず。打率も1割台。起用にこだわりすぎずに代えてあげるのは、中日のためでしょう。良い感じしかしません。
岩瀬はかわいそうな気がします。
山井が出てきたのはうれしかったです。
私は山井は中継ぎに向く投手だと勝手に思っているので・・・。
何度も言ってるのでウンザリでしょうけど、今日だって六番ライトに平田を出していれば、延長にならずに勝っていたと思います。
打率が投手なみの選手をどうして出し続けるのか、七不思議ですね。
ブランコ「カミサマのお陰です」
落合監督「カミサンのお陰です」
岩瀬の体調が良くなるまでは、最後に投げることにこだわらず、代えてあげることが大事でしょうね。
ビョンは一向に打てるようになる気配すら全く感じませんね。
スタメンで起用してもらえない平田が可哀そうです。
せっかく伸びようとする若手選手の芽を摘むビョンの起用に憤りを感じます。
あのまま点が取れずズルズルと延長戦が長引けば先攻としては不利でしたが、不振のブランコが調子を落としているイムから打ったのは大きかったです。
山井がその裏を無難に抑えてくれたのも収穫ですね。
>落合監督「カミサンのお陰です」
座布団を1枚です(笑)
同感!