○横浜2x―0中日●(CSマジック14)1回裏、小笠原が森笠の右越え2ランで2点を先制された。小笠原は2回以降は立ち直り7回まで無安打無失点にしのいだ。中日打線はランドフルの前に2安打毎回の15三振で得点を奪えなかった。試合は2対0で中日が敗れ4ヶ月ぶりの4連敗を喫した。巨人と7.5ゲーム差に広がった。
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【中日ドラゴンズ試合結果・関連速報記事】
■プロ野球の公示(5日)(共同通信)
セ・リーグ
【出場選手登録】
▽阪神 水田圭介内野手
▽中日 前田章宏捕手
【同抹消】
▽阪神 大和内野手
パ・リーグ
【出場選手登録】
▽オリックス 一輝内野手
▽ロッテ バーナム・ジュニア内野手
【同抹消】
▽ロッテ 竹原直隆外野手
■中日が前田を登録(DRAGONS VICTORY)
中日は5日、前田章宏捕手を出場選手登録した。
■【評】横浜、ランドルフが力投 横2−中0(共同通信)
一回1死から登板した横浜のランドルフが15奪三振の力投、一回に森笠の右越え2ランで挙げた2点を守り切り2勝目。中日は先発の小笠原が二〜七回は無安打、八回も高橋がしのいだが、打線が得点機を生かせず4カ月ぶりの4連敗。
■横浜・ランドルフが15奪三振=プロ野球・横浜−中日(時事通信)
横浜が連敗を3で止めた。一回に森笠が先制2ラン。この2点を一回1死後に登板したランドルフが守りきった。力のある直球を中心に2安打に抑え、15奪三振の力投で2勝目。中日は打線が振るわず4連敗。五回以降は二塁も踏めなかった。
■横浜が大失態!先発記入ミスも完封勝利(サンスポ)
横浜は本来先発のランドルフが一回一死から登板。15奪三振の好投で、横浜が中日を完封した。
横浜が大失態を演じた。一回。先発のグリンが先頭の井端を三ゴロに仕留めると、田代監督代行が通訳をともないマウンドへ。投手交代を告げるアナウンスが、球場に響いた。
場内はアクシデントかとざわめいたが、真相はメンバー表の記入ミス。田代代行は「最後まであきらめず、一つでも借金を返していくことが大事」というが、これでは気が抜けていると指摘されても仕方がない。
2番荒木の打席から、当初の先発予定だったランドルフがマウンドへ。7番に偵察メンバーで吉見を使っていたため、2人目の打者を迎えた時点で3人もの投手をつぎ込んだが、ランドルフが好投。中日打線を完封した。
首位巨人に何とか追いすがろうとする2位中日も拍子抜けしたのか、ランドルフ相手に打線が沈黙。まさかの完封負けで4カ月ぶりの4連敗を喫した。
■【中日】小笠原2敗「先制点を反省」(日刊スポーツ)
中日小笠原孝投手(32)が1回に2点を失い、今季2敗目を喫した。2回以降は立ち直り、7回まで無安打無得点に抑えたが、5月14日の巨人戦以来、15試合ぶりとなる黒星。「先制点を与えてしまったのが反省点ですね…」。チームは横浜ランドルフの前に毎回の15三振と、打線の援護がなく、粘投も報われなかった。
■【中日】覇気なく15三振喫し4連敗(日刊スポーツ)
あまりに覇気のない戦いぶりだった。ランドルフに毎回の15三振を喫し、中日は4月末から5月に記録して以来の4連敗。落合博満監督(55)は敗因など語る価値もないという風情で、報道陣の問い掛けを無視して球場を去った。
相手ベンチが先発投手を書き間違えたため、ランドルフは1回1死から登板した。「書き間違えは知っていた」と中日ナインに動揺はなかったが、いきなり荒木、森野が連続三振。2回無死二、三塁の好機では小池、英智、小山が連続三振した。「打てる球が来るまで我慢しないと、という意識はあった」と石嶺打撃コーチは選手をかばったが、序盤からボール球に手を出し、制球難の癖がある左腕を楽にしてしまった。
送りバント失敗など、つまらないミスもあった。順位表に目をやれば、優勝する可能性も3位転落の可能性も低い状況。戦いの目標を見失ったと受けとられても仕方のない内容だった。
■6日の予告先発(共同通信)
◇パ・リーグ
楽天・長谷部−日本ハム・八木(Kスタ宮城)
オリックス・小松−ロッテ・小野(スカイマーク)
ソフトバンク・杉内−西武・野上(ヤフードーム)
■プロ野球6日の予定(共同通信)
◇セ・リーグ
巨人−ヤクルト(14時・東京ドーム)
横浜−中日(15時・ハードオフ新潟)
広島−阪神(15時・マツダスタジアム)
◇パ・リーグ
楽天−日本ハム(13時・Kスタ宮城)
オリックス−ロッテ(13時・スカイマーク)
ソフトバンク−西武(13時・ヤフードーム)
【ドラゴンズ選手、落合監督のコメント】
◇小笠原孝投手(7回3安打2失点で2敗目)
「先制点を与えてしまったのが反省点ですね…」
◇石嶺和彦打撃コーチ
「打てる球が来るまで我慢しないと、という意識はあった」
◇落合博満監督
「・・・」
■試合スコア
◇セ・リーグ
横浜−中日19回戦(中日15勝4敗、18時1分、ハードオフ新潟、21827人)
中 日 000 000 000―0
横 浜 200 000 00×―2
【投手】
(中)小笠原、高橋−小山
(横)グリン、ランドルフ−武山
【責任投手】
(勝)ランドルフ4試合2勝1敗
(敗)小笠原17試合5勝2敗
【本塁打】
(中)
(横)森笠2号2ラン(1回、小笠原)
■中日先発メンバー
1番・井端(遊)
2番・荒木(二)
3番・森野(三)
4番・ブランコ(一)
5番・和田(左)
6番・小池(右)
7番・英智(中)
8番・小山(捕)
9番・小笠原(投)
■横浜先発メンバー
1番・石川(遊)
2番・藤田(二)
3番・森笠(左)
4番・ジョンソン(三)
5番・佐伯(一)
6番・吉村(右)
7番・吉見(偵察要員)→金城(中)
8番・武山(捕)
9番・グリン(投)1回表1死後→ランドルフ(投)
小笠原は初回の3安打2失点だけで2回からは立ち直り7回までノーヒットの無失点に抑えた。打線の援護がなく負け投手になり結果的に初回の投球が悔やまれる。ドラ打線はランドフルに散発2安打で毎回の15三振では勝てない。荒木が強行出場したにも関わらず、もう優勝を諦めてしまったのか戦意喪失状態で元気が無さすぎる。明日は勝って連敗を止めないとこのままズルズルといき大失速となってしまうかもしれない。早く立て直さないと、こんなことではCSに進出しても勝てないだろう。

