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2009年09月08日

ブランコ先制弾!チェン2安打完封8勝目!中日が阪神に快勝

4回表、ブランコが右中間に先制の2ランを放つ=甲子園球場  2009年9月8日(火)の中日ドラゴンズニュースとして、阪神甲子園球場で阪神タイガース対中日ドラゴンズ、プロ野球公式戦18回戦が行われました。中日の先発はチェン・ウェイン、阪神の先発は安藤優也で18時00分試合開始。

 ●阪神0―7中日○(CSマジック11)4回表、1死一塁からブランコの36号2ランで先制、さらに1死満塁から谷繁の中犠飛で1点を追加して3点を挙げた。7回表、ブランコの適時打で1点、8回表、小池の7号ソロで1点、9回表、森野、ブランコの連続適時二塁打で2点を追加して7点差とした。試合は0対7で中日が勝利した。先発チェンは3回以降完全投球、2安打10奪三振の完封で今季8勝目を挙げた。

 ※画像=4回表、ブランコが右中間に先制の2ランを放つ=甲子園球場

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【中日ドラゴンズ試合結果・関連速報記事】
プロ野球の公示(8日)(共同通信)
 セ・リーグ
 【出場選手登録】
 ▽阪神 林威助外野手
 ▽中日 中川裕貴外野手
 ▽広島 木村昇吾内野手
 ▽ヤクルト 森岡良介内野手
 ▽横浜 山口俊投手、藤江均投手
 【同抹消】
 ▽横浜 木塚敦志投手
 パ・リーグ
 【出場選手登録】
 ▽オリックス 川越英隆投手

中日の中川が出場選手登録(日刊スポーツ)
 中日の中川裕貴外野手(24)が8日、出場選手登録された。

【中日】打撃好調中川1軍で「チャンス」(日刊スポーツ)
 6年目の外野手中川が出場選手登録された。藤井が肋骨(ろっこつ)骨折で抹消されたために2軍で打撃好調の中川が緊急招集となった。2軍では新型インフルエンザ感染者が続出していたが、中川は「僕は不思議とかからなかったんです。チャンスだと思うので頑張ります」と意欲を見せていた。

【評】チェンが2安打完封 神0−中7(共同通信)
 中日のチェンが今季4度目の完封で8勝目。力のある直球にスライダーを織り交ぜて2安打に抑え、10三振を奪った。打線は四回、ブランコの2ランと谷繁の犠飛で3点を先行。終盤にも加点した。阪神は三回以降走者が出なかった。

中日が快勝=プロ野球・阪神−中日(時事通信)
 中日が快勝した。四回、1死一塁でブランコが右中間に36号2ランし先制し、なお1点を追加。終盤にも着実に加点し突き放した。チェンは緩急を巧みに使い2安打10奪三振、今季4度目の完封で8勝目。阪神は投打に元気がなく完敗した。

<中日>終盤、小刻みに加点 阪神の安藤は中日戦3敗目(毎日新聞)
 中日は四回、ブランコの右中間2ランと「最低限の仕事ができた」という谷繁の中犠飛で3点を先制。七回にブランコが右前適時打を放つなど終盤に小刻みに加点。先発のチェンは2ケタ三振を奪い完封。対阪神戦3戦3勝。一方の阪神・安藤は中日戦4試合で3敗目。

【中日】ブランコ6戦ぶり36号先制2ラン(日刊スポーツ)
 中日トニ・ブランコ内野手(28)が6試合ぶりのアーチとなる36号先制2ランを放った。4回1死一塁で、阪神先発安藤のカウント2−2からの6球目を右中間スタンドにたたき込んだ。敬虔(けいけん)なクリスチャンらしく「神様のおかげです」と話した。

中日、四回に3点!好投チェンを援護(サンスポ)
 両チームの先発投手が締まった立ち上がりを見せたが、四回に中日が均衡を破った。

 先頭の荒木が中前打で出ると、1死後にブランコが安藤の低めの変化球を右中間席へ。その後二塁打、四球、中前打で満塁とすると、谷繁がきっちり中犠飛を放った。

 ブランコは6試合ぶりの36号2ランに「神様のおかげ」とコメント。谷繁は「最低限の仕事はできた」と納得の表情だった。

ブランコ、3安打4打点 中日(共同通信)
 中日のブランコが3安打4打点と大暴れした。四回に先制2ランを放つと、七、九回に適時打を放った。

 最近は内角攻めに苦しんで打率が下降していたが、これで2試合連続の3安打。「われわれはまだ2位にいるんだ」と優勝への意欲を見せる主砲。森野は「トニ(ブランコ)が打つから、いい流れになった」と感謝した。

【中日】チェンが10K完封、得意の虎料理(日刊スポーツ)
 中日チェン投手(24)が阪神打線を完全に封じ込めた。1、2回に1安打ずつを許したが3回以降はパーフェクト。10奪三振の力投で今季8勝目を挙げた。これで今季の阪神戦は無傷の3連勝(2完封)。対戦防御率0・36のキラーぶりだ。

 お立ち台では「残り全部抑えるつもりでいきたい」と、流ちょうな日本語で全勝宣言した。

“虎キラー”中日・チェン、2安打で圧倒!(サンスポ)
 クライマックスシリーズ(CS)進出に向けて燃える阪神を、2安打完封で圧倒した。今季の阪神戦は3戦3勝。すっかり“虎キラー”となった中日のチェンは「最初から、いけるところまでいくつもりだった」と充実の汗をぬぐった。

 立ち上がりは球が浮き気味で、二回まで2安打1四球。しかし三回に最速153キロを計測して三者凡退に抑えると、その後は手がつけられなくなった。

 切れのある直球はバットに当たってもファウルになり、変化球も厳しいコースに決まった。「スタミナはあまりない方だけど、球数は気にしなかった」。三回以降は1人の走者も許さず、134球で投げ抜いた。

 中日の先発陣はここ10試合で白星を挙げたのが8月28日の朝倉だけ。チェンもここ2試合は白星から遠ざかり「流れを変えられるような投球をしたい」と話していた。

 言葉通りの快投に、打線も大量7点を援護。チームに弾みがつきそうな勝利をもたらした左腕は「チーム状態は良くないが頑張りたい」と意気込んだ。

9日の予告先発(共同通信)
 ◇パ・リーグ
 西武・石井一−日本ハム・多田野(西武ドーム)
 ロッテ・大嶺−ソフトバンク・和田(千葉)
 オリックス・近藤−楽天・永井(京セラドーム大阪)

プロ野球9日の予定(共同通信)
 ◇セ・リーグ
 ヤクルト−広島(18時・神宮)
 横浜−巨人(18時・横浜)
 阪神−中日(18時・甲子園)
 ◇パ・リーグ
 西武−日本ハム(18時・西武ドーム)
 ロッテ−ソフトバンク(18時15分・千葉)
 オリックス−楽天(18時・京セラドーム大阪)

【ドラゴンズ選手、落合監督のコメント】
 ◇中川裕貴外野手(1軍登録)
「僕は不思議とかからなかったんです。チャンスだと思うので頑張ります」

 ◇トニ・ブランコ内野手(3安打4打点)
「(4回36号先制2ラン)神様のおかげです。われわれはまだ2位にいるんだ」

 ◇谷繁元信捕手(4回犠牲フライ)
「最低限の仕事はできた」

 ◇森野将彦内野手(3安打1打点)
「トニ(ブランコ)が打つから、いい流れになった」

 ◇チェン・ウェイン投手(2安打完封勝利で8勝目)
「最初から、いけるところまでいくつもりだった。スタミナはあまりない方だけど、球数は気にしなかった。チーム状態は良くないが頑張りたい。残り全部抑えるつもりでいきたい」

 ◇落合博満監督
「」

■試合スコア
 ◇セ・リーグ

 阪神−中日18回戦(中日12勝6敗、18時、甲子園、39437人)

中 日 000 300 112―7
阪 神 000 000 000―0

【投手】
(中)チェン−谷繁
(神)安藤、桟原、西村−矢野

【責任投手】
(勝)チェン19試合8勝3敗
(敗)安藤23試合8勝9敗

【本塁打】
(中)ブランコ36号2ラン(4回、安藤)、小池7号ソロ(8回、西村)
(神)

■中日先発メンバー
 1番・井端(遊)
 2番・荒木(二)
 3番・森野(三)
 4番・ブランコ(一)
 5番・和田(左)
 6番・井上(右)
 7番・英智(中)
 8番・谷繁(捕)
 9番・チェン(投)

■阪神先発メンバー
 1番・赤星(中)
 2番・平野(二)
 3番・鳥谷(遊)
 4番・金本(左)
 5番・新井(三)
 6番・関本(一)
 7番・浅井(右)
 8番・矢野(捕)
 9番・安藤(投)


 最近はすっきりしないモヤモヤした戦いが続いていたが、今日のチェンは安心して見ていられた。久しぶりの快勝だ。ブランコに当たりが戻ってきたのも大きい。この調子で甲子園で阪神を3タテしてもらいたいものだ。


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