
●阪神2―4中日○(CSマジック9)1回表、1死一、三塁からブランコの適時打で1点を先制した。2回裏、吉見は無死一、三塁から葛城の併殺打の間に1点を失い同点。4回表、谷繁の8号ソロで1点を勝ち越した。5回裏、金本の右犠飛で同点。7回表、2死二塁から井端の中前適時打で勝ち越した。9回表、2死一、三塁から荒木の適時打で1点を追加した。9回裏、岩瀬が1死二塁から鳥谷を投ゴロ、金本を二ゴロに仕留めた。試合は2対4で中日が勝ち阪神戦の勝ち越しを決めた。吉見は14勝目、岩瀬は11年連続の50試合登板を達成して37セーブ目を挙げた。
※画像=7回表、2死二塁から井端が中前に勝ち越しタイムリーを放つ=甲子園
●今季無安打、井上一樹に結果が出ない原因とは ⇒Ranking
●野球ブログ 中日ドラゴンズ
【中日ドラゴンズ試合結果・関連速報記事】
■プロ野球の公示(10日)(共同通信)
セ・リーグ
【出場選手登録】
▽ヤクルト 木田優夫投手、岡本秀寛投手
▽横浜 吉川輝昭投手
【同抹消】
▽ヤクルト 赤川克紀投手、松元ユウイチ外野手
▽横浜 吉見祐治投手
パ・リーグ
【出場選手登録】
▽西武 中村剛也内野手
▽オリックス 高木康成投手
▽日本ハム 吉川光夫投手、谷元圭介投手
▽ロッテ 根本朋久投手、南竜介外野手
【同抹消】
▽西武 ボカチカ外野手
▽オリックス 前田大輔捕手
▽日本ハム 多田野数人投手、江尻慎太郎投手
▽ロッテ バーナム・ジュニア内野手
■【中日】白井オーナーが甲子園を訪問(日刊スポーツ)
中日の白井オーナーが10日、阪神戦が行われる甲子園を訪れた。試合前、落合監督や阪神関係者と会話を交わした後に「改装後の甲子園は初めて来たが、きれいになった。坂井さん(阪神オーナー)にCSいけそうですねと言ったら『いやいや』と言っていた」と笑顔で話した。落合監督との会話の内容については「あいさつ程度。きょうは勝つと思ってきたよ、と言っておいた」と説明した。
■【評】中日が阪神戦勝ち越し 神2−中4(共同通信)
中日が3年ぶりの阪神戦勝ち越しを決めた。粘り強く投げた吉見が7回2失点でリーグトップに並ぶ14勝目。打線は2−2の七回に井端の適時打で勝ち越し、九回に荒木の左前打で加点した。競り負けた阪神は8カードぶりに負け越し。
■井端が勝ち越し打=プロ野球・阪神−中日(時事通信)
中日にあと一本が出た。2−2の七回2死二塁で井端が勝ち越し打。九回も2死一、三塁から荒木の適時打で突き放した。吉見は粘り強い投球でリーグトップに並ぶ14勝目。阪神は要所で安打が続かず、7カード連続勝ち越しでストップ。
■<中日>シーソーゲーム制す 阪神はアッチソン投入が裏目(毎日新聞)
中日がシーソーゲームを制した。一回は3連打で先制し、同点の四回には「完ぺきでした」という谷繁の中越えソロ。再び同点とされた七回に井端の中前適時打で3度目の勝ち越し。吉見はトップタイの14勝目。阪神は2度追いついたが、アッチソンを投入して許した3点目が痛かった。
■【中日】谷繁勝ち越しバックスクリーン弾(日刊スポーツ)
中日谷繁元信捕手(38)が勝ち越しの8号ソロを放った。1−1の4回2死走者なしの場面で、阪神先発久保のストレートをバックスクリーンにたたき込んだ。「完ぺきでした」と話した。
■岩瀬が11年連続50試合登板 自身のプロ野球記録更新(共同通信)
中日の岩瀬仁紀投手(34)が10日の阪神20回戦(甲子園)で九回に登板し、11年連続の50試合登板を達成、自身のプロ野球記録を更新した。2点リードで登場し、1回1安打無失点で今季37セーブ目を挙げた。
シーズン50試合登板は入団1年目からの記録で、初登板は1999年4月2日の広島戦。今季は5月にプロ野球史上4人目の通算200セーブを記録、5年連続で30セーブに到達している。通算成績は632試合で49勝31敗230セーブ。
■プライド漂わせた岩瀬 前人未到の11年連続50試合登板(共同通信)
岩瀬が九回を1安打無得点に抑え、前人未到の11年連続50試合登板を達成した。
過去3試合の登板では疲れが見えていずれも失点したが、12日ぶりの登板で球に切れが戻っていた。1死から代打関本に二塁打を浴びたものの、鳥谷、金本を打ち取り今季37セーブ目を挙げた。
左腕は「50試合と30セーブは毎年クリアしなければいけない数字。これからも勝ちにつながるような投球をしたい」と口調にプライドを漂わせた。
■11日の予告先発(共同通信)
◇パ・リーグ
日本ハム・藤井−ロッテ・清水(札幌ドーム)
西武・帆足−オリックス・岸田(西武ドーム)
ソフトバンク・ジャマーノ−楽天・田中(ヤフードーム)
■プロ野球11日の予定(共同通信)
◇セ・リーグ
中日−ヤクルト(18時・ナゴヤドーム)
阪神−横浜(18時・甲子園)
広島−巨人(18時・マツダスタジアム)
◇パ・リーグ
日本ハム−ロッテ(18時・札幌ドーム)
西武−オリックス(18時・西武ドーム)
ソフトバンク−楽天(18時・ヤフードーム)
【ドラゴンズ選手、落合監督のコメント】
◇谷繁元信捕手(4回バックスクリーンへ8号ソロ)
「完ぺきでした」
◇岩瀬仁紀投手(11年連続50試合登板)
「50試合と30セーブは毎年クリアしなければいけない数字。これからも勝ちにつながるような投球をしたい」
◇落合博満監督
「」
■試合スコア
◇セ・リーグ
阪神−中日20回戦(中日13勝7敗、18時、甲子園、38377人)
中 日 100 100 101―4
阪 神 010 010 000―2
【投手】
(中)吉見、浅尾、岩瀬−谷繁
(神)久保、金村暁、アッチソン、筒井、桟原−狩野
【責任投手】
(勝)吉見23試合14勝6敗
(S)岩瀬50試合2勝3敗37S
(敗)アッチソン60試合5勝3敗
【本塁打】
(中)谷繁8号ソロ(4回、久保)
(神)
■中日先発メンバー
1番・井端(遊)
2番・荒木(二)
3番・森野(三)
4番・ブランコ(一)
5番・和田(左)
6番・井上(右)
7番・英智(中)
8番・谷繁(捕)
9番・吉見(投)
■阪神先発メンバー
1番・赤星(中)
2番・平野(二)
3番・鳥谷(遊)
4番・金本(左)
5番・新井(三)
6番・葛城(一)
7番・林威助(右)
8番・狩野(捕)
9番・久保(投)
9回表の荒木のタイムリーで1点を追加して2点差にしたのは大きかった。1点差では岩瀬に相当なプレッシャーがかかっただろうが、2点差のおかげで関本に二塁打を打たれても動じることなく鳥谷と金本を抑えて逃げ切った。岩瀬は3試合連続で失点中で中11日も登板間隔が開いていたので、心配したが先頭の浅井を三振で1アウトを取って落ち着いたのだろう。11年連続50試合登板は頭が下がる凄い記録だ。明日からは名古屋へ戻って調子を落としているヤクルトなので、ここは一気に3タテしてもらいたいものだ。

