朝刊記事から中日・西川順之助社長が3日、チェン・ウェイン投手を今季終了後、ポスティングシステム(入札制度)で米大リーグに移籍させる可能性について語りました。
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●中日がチェンのメジャー移籍を認める可能性とは ⇒Ranking
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【中日ドラゴンズ・プロ野球関連速報記事】
■社会人野球 中日指名の諏訪部「ワンランク上へ」アマ残留(毎日新聞)
社会人球界からは昨年のドラフト会議で18人が指名されたが、中日が6位で指名した右腕・諏訪部貴大(ホンダ)はチームに残留する道を選んだ。さらなるレベルアップで、まずは都市対抗連覇を目指す。
昨年10月末のドラフト会議。6位で指名された時、諏訪部はホンダ残留をほぼ決めたという。「すぐに活躍できる土台ができていなくては、プロに行っても仕方ない。6位の評価は、自分にはまだ、やるべきことがたくさんあるということだと考えた」と言う。
新潟・中越高から07年入社。昨年は、都市対抗南関東第1代表決定戦の日本通運戦に先発したことが「大きな経験になった」。五回途中の降板まで4失点。試合は勝ったが「打たれたし、制球もばらばらで、切り替えができなかった」。9歳上の捕手、佐伯亮に「お前が投げることはない」としかられ、「余裕も自信もなくマウンドに上がっているようではだめだと痛感した」と振り返る。
雪辱を期した都市対抗本大会は、準々決勝の東芝戦で東京ドーム初登板初勝利。最速148キロの速球と制球のいい変化球が注目を集めた。「“6位”の悔しさをぶつけた」という11月の日本選手権は、3試合に登板し、1完封を含む2勝を挙げた。
雪の多い新潟県小千谷市で育ち、中学時代は中越地区でスキーのクラシカル、フリー、リレーの3冠を獲得。本格的に野球に取り組んだのは高校からだ。プロ野球中継に見入った記憶もなく「プロへのあこがれはない」。だから、「自分が、しっかり仕事をできる舞台だと確信できなくては……。単にプロの世界に足を踏み入れるだけでは、仕方ない」と考えている。
エース級の活躍が期待される今年は「まずは都市対抗連続出場。そして連覇。一つずつ目標を達成したい」。この冬は「ワンランク上の投球を目指して」切れとスピードを増すために体を絞り、フォームの改善にも取り組む。その先に「納得して、うれしい気持ちで行けるならば」と、プロへの挑戦も視野に入れている。
【1月4日付朝刊記事ピックアップ】
■西川球団社長 チェン引き抜き許さん!…中日(スポーツ報知)
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■中日・チェンの来オフ“メジャー移籍”球団側容認(スポニチ大阪)
中日・西川順之助球団社長(77)が3日、今季終了後にも予想されるチェン・ウェイン投手のメジャー争奪戦に、断固とした態度を取る方針を明かした。一方でポスティングシステム(入札制度)によるメジャー移籍を容認する考えを示した。名古屋市内の自宅で取材に応じ、快速左腕について言及した。
◇西川順之助球団社長
「チェンはウチの支配下選手。メジャーの球団がチェンと接触して、移籍させようとしても、許されることではない。その場合は、任意引退選手扱いとする方法もある。あれだけの投手だから、あくまで来年も残ってもらうのが前提。シーズンが終わった時点でチェンがどういう考えでいるか。どうしても行きたいとなればポスティングしかない。球団にもいくばくかのメリット(入札金)があるから。国内の他球団が横やりを入れてくるようなら提訴も辞さない。ただ、ポスティングは別。本人の夢もあるだろうしね」
中日はチェンのメジャー移籍はポスティングシステムで認める方向のようだ。しかし国内球団(巨人など)が横槍を入れてきた場合は認めない方針のようだ。チェンのドラゴンズのユニフォーム姿は今季が最後になりそうだ。日本球界最後に相応しい活躍をしてメジャー挑戦を目指して欲しいものだ。
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本当は生涯中日で終わってくれればいいのですが・・・
しかし国内球団には絶対に移籍しないでほしいですね、引き抜きの場合は断固たる処置をとるという球団の方針は僕も賛成です。
チェンは球威のある若いうちにメジャーへ行って実力を試したいのでしょう。
また外国人枠なので日本人プレーヤーとは状況が違うのかもしれません。
メジャーへ行くのは歓迎ですが、国内他球団だけは行って欲しくないですね。