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2010年01月28日

中日私設応援団 鳴り物応援禁止取り消し認めず

 2010年1月28日(木)の中日ドラゴンズニュースとして、球場での「鳴り物応援」を禁止されたプロ野球中日ドラゴンズの私設応援団「名古屋白龍会」と「全国竜心連合」の2団体メンバー約100人が、社団法人「日本野球機構(NPB)」と12球団を相手に禁止措置の取り消しや計約1400万円の慰謝料支払いを求めた訴訟の判決が28日、名古屋地裁でありました。

 朝刊記事より中日のキャンプ地、北谷球場のブルペンと投手控室の間に、防犯目的の柵がつくられました。

 ※画像=なし

 ●中日私設応援団の鳴り物応援が許可される可能性とは ⇒Ranking
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【中日ドラゴンズ・プロ野球関連速報記事】
球場入場拒否は無効=「鳴り物応援」認めず−ドラゴンズ応援団一部勝訴・名古屋地裁(時事通信)
 球場への入場拒否やラッパなどを使った「鳴り物応援」の禁止で、プロ野球を応援する権利を侵害されたとして、中日ドラゴンズの私設応援団のメンバーらが、プロ12球団とプロ野球の運営を統括する社団法人「日本野球機構」(東京都)などを相手に、入場禁止の解除や鳴り物応援の許可などを求めた訴訟の判決が28日、名古屋地裁であった。増田稔裁判長は「入場券の販売を拒否したのは裁量権の逸脱」として、入場禁止措置を無効とした。

 一方、鳴り物応援については「観客席の雰囲気をどうするかは球団側の裁量だ」と述べ、訴えを棄却した。

 増田裁判長は「応援団のメンバーが試合観戦の際に問題行動をした事実はなく、入場券の販売拒否対象者に指定したのは権利の乱用」などと指摘した。

 鳴り物応援に関しては、「ほかの観客に迷惑を掛け、球場の秩序を乱すことがある。応援のやり方は本来、主催者が自由に決定できる」と判断した。

 判決によると、球団側は2008年3月、同応援団に対し、鳴り物応援の禁止とメンバーの球場への入場拒否を通知した。

 日本野球機構の話 詳しいコメントは控えるが、控訴する方向で検討する。

<中日応援禁止>球場締め出しは無効 名古屋地裁判決(毎日新聞)
 プロ野球12球団と警察庁などで作る「暴力団等排除対策協議会」が、中日の私設応援団2団体の球場での応援禁止や一部メンバーを球場から締め出したのは、権利の乱用で違法だとして、2団体のメンバー約100人が12球団と日本野球機構などを相手取り、処分の無効と慰謝料の支払いを求めた訴訟の判決が28日、名古屋地裁であった。増田稔裁判長は「裁量権を逸脱するもの」として、球場締め出しの処分を無効と認め、対象となった約20人に対し、1人当たり1万1000円の支払いを認める判決を言い渡した。一方、応援禁止処分については「裁量権の範囲」として認め、原告側の訴えを却下した。原告側は応援禁止を認めた判決を不服として控訴する方針。

 訴えたのは「名古屋白竜会」と「全国竜心連合」の2団体。同対策協議会は08年3月、2団体に対し、プロ野球の試合での鳴り物応援(応援団方式による応援)を不許可。同白竜会のメンバー22人に対して球場チケットの販売を拒否し球場から締め出す処分を出した。

 鳴り物応援の禁止処分について判決は「応援方法によっては球場の秩序を乱すことがありえる」とし自由裁量を認めた。一方、球場締め出しについては「裁量権を有することを考慮しても範囲を逸脱するものとして許されない」とした。【式守克史】

 ◇NPBがコメント

 日本野球機構(NPB)は判決について「詳しいコメントは差し控えますが、控訴する方向で検討することになると思います」とのコメントを出した。

鳴り物禁止取り消し認めず、訴え却下(日刊スポーツ)
 球場での「鳴り物応援」を禁止されたプロ野球中日ドラゴンズの私設応援団メンバー約100人が、社団法人「日本野球機構(NPB)」と12球団を相手に禁止措置の取り消しや計約1400万円の慰謝料支払いを求めた訴訟の判決が28日、名古屋地裁であった。増田稔裁判長は応援禁止措置取り消しの訴えは却下したが、原告22人に慰謝料計約24万円を支払うよう被告側に命じた。

 原告は「名古屋白龍会」と、「全国竜心連合」に加盟する7団体の計8団体の私設応援団員。

 判決理由で増田裁判長は「意思決定が多数決ではないなど、応援団は民事訴訟法上で団体と認められず、原告としての当事者能力がない」とした。

 一方、NPBが白龍会メンバー22人の球場入場禁止を決定したことについて「主催者側に契約の自由はあるが、22人は観戦中に問題を起こしたことはなく、裁量権の範囲を逸脱しており違法」と判断、慰謝料の支払いを命じた。

 訴状によると、8団体は2008年シーズン中のトランペットなどでの組織的な応援の許可をNPBと球団に申請。しかし12球団と警察庁などで組織し、審査するプロ野球暴力団等排除対策協議会が08年3月にいずれも不許可と判断、NPBが応援禁止決定を出した。また、白龍会代表が暴力団と関係があるとの理由で同会メンバー全員を球場立ち入り禁止とした。

野球規則一部改正を発表 2月15日に発効(共同通信)
 プロ、アマ合同の日本野球規則委員会は28日、公認野球規則の一部改正を発表した。2月15日に発効する。

 左右両投げの投手についての項目を追加し、一人の打者との対戦を終えるまで、投球する手の変更は不可。投げる手を対戦途中に負傷して変更した場合、以降は再変更できないとした。

 プロは今季から一、三塁のベースコーチにヘルメットの着用を義務化。アマは今年、捕手の足が区域からはみ出ないように徹底する活動を行う。

【1月28日付朝刊記事ピックアップ】

中日キャンプ地に即席バリケード!盗難再発防止(スポニチ大阪)
 中日のキャンプ地、北谷球場のブルペンと投手控室の間に、防犯目的の柵がつくられたことが27日、判明した。昨春のキャンプ中に控室から岩瀬、吉見らのグラブが盗まれる騒ぎが発生。再発防止へ“即席バリケード”が誕生した。

 岩瀬らのグラブが盗まれたのは昨年2月20日。投手陣が控室を出た午後4時ごろから施錠までの間と見られ、人目につかない裏口から侵入された可能性が高い。それを受け、今年は控室を東に数メートル移動。球場から見て奥側からは裏口へ回れなくし、手前側にはサクがつくられた。


 今日の東海テレビの夕方のニュースでは沖縄合同自主トレの様子ではなく中日私設応援団の名古屋地裁での判決が報道された。今シーズンも昨年のように鳴り物応援が認められないとなるとナゴヤドーム以外のビジター球場では声とメガホンだけでの応援となるのだろうか。


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この記事へのコメント
こんばんは。応援団が早く戻ってこれるといいけど・・・
特にビジターは淋しいもん(;;)
でも暴力団とは関係はなかったって判決が出たわけだしねぇwww
鳴り物禁止なら全球団を禁止しなきゃいけなくなちゃうよね。


Posted by xyz at 2010年01月29日 19:35
>xyzさん
こんばんは
ドラの応援は鳴り物がないと淋しいですよね。
鳴り物応援が禁止のままであれば、これを機会にロッテの応援のような声だけの応援スタイルを確立してもらいたいです。
Posted by 奥ヒダツヨシ at 2010年01月29日 21:43
ビジターでのドラゴンズの私設応援団の鳴り物応援の復活にして欲しいね。今の、ビジターでの応援に迫力・活気がない。トランペット等を使った応援に期待する。
Posted by けん at 2010年04月01日 19:49
ヤツらを締め出すのは当然だ!
しかしNPBもやることが適当過ぎる。毎試合球場周辺にはダフ屋が我が物顔でタムロしてるが見て見ぬ振り、金券ショップで売ってる高額チケットはナゼ認められるのか分かりません。
Posted by あ at 2011年06月10日 03:17
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