
○西武10x―0中日● 4回裏、チェンは高山の3ランなどで4点を先制された。6回裏、チェンはG.G.佐藤に2ラン、代わった清水昭信が浅村に3ラン。8回裏、4番手の浅尾が上本のソロ。試合は10対0で中日が敗れ2試合連続完封負けで5連敗。
※画像=6回裏、西武打線につかまり汗をぬぐうチェン=西武ドーム
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【中日ドラゴンズ試合結果・プロ野球関連速報記事】
■【評】涌井は盤石、チェン乱調 西10−中0(共同通信)
西武の涌井は7回を3安打無失点。緩急がさえ、無四球で7三振を奪う盤石の内容だった。中日はチェンが六回途中交代で11安打8失点。球威を欠き、細かい制球も好調時から遠かった。打線も2試合続けて無得点と元気がなかった。
■本調子に程遠いチェン 西武(共同通信)
中日のチェンは得意の直球に伸びがなく、変化球も谷繁の構えとは逆に行くことが多かった。G・G・佐藤の2ランなど4連打を許した六回途中までで、三者凡退は五回のみ。四死球こそなかったが、本来の調子には程遠い内容だった。
それでも左のエースは「基本的に調子は普通。直球の球質も変化球も悪くない。切れはちょっと足りないが、だいぶ戻ってきた」と淡々とした口ぶり。開幕までにもう一度登板がありそうだが、そこで周囲を安心させられるか。
■中日・チェン、2被弾も「調子は普通」(サンスポ)
中日の先発チェンが六回途中までを投げ、2本塁打を含む11安打8失点と炎上した。6日のオリックス戦の5回3失点に続いて精彩を欠いたが、「悪くはない。前よりもよくなってきた」と淡々と振り返った。しかし、コメントを伝え聞いた谷繁は「その感覚の違いがねぇ。球の質に問題がある」と不満顔。女房役の心配をよそに、フル回転を期待される左腕は「まっすぐにもう少しキレが出てくればいい。次の登板ではそこを確認したい」と焦りはないようだった。
■【西武】高山、G佐藤、浅村3発だ(日刊スポーツ)
西武が1発攻勢だ。4回に1点を先制した後、高山久外野手(28)が中日チェンの131キロ変化球を左中間に3ラン。6回にはGG佐藤外野手(31)が中越え3号2ランを放つと、浅村栄斗内野手(19)が代わった清水昭から左越え2号3ランで続いて9点をリードした。
■ネット中継有料へ プロ野球パ・リーグ(共同通信)
プロ野球パ・リーグが主催する交流戦を含む公式戦やクライマックスシリーズの無料インターネット生中継が、4月以降は有料になることが13日までに分かった。料金は月額千数百円程度となる見込みで、15日にも正式に発表される。
一昨年からソフトバンク子会社が動画配信権をパの6球団から購入し、ネット上で無料配信していた。
■プロ野球14日の予定(共同通信)
◇オープン戦
西武−中日(13時・西武ドーム)
ロッテ−楽天(13時・千葉)
ヤクルト−日本ハム(13時・神宮)
横浜−オリックス(13時・横浜)
阪神−巨人(13時・甲子園)
広島−ソフトバンク(13時・マツダスタジアム)
【ドラゴンズ選手、落合監督のコメント】
◇チェン・ウェイン投手(先発して6回途中11安打8失点)
「悪くはない。前よりもよくなってきた。基本的に調子は普通。直球の球質も変化球も悪くない。切れはちょっと足りないが、だいぶ戻ってきた。まっすぐにもう少しキレが出てくればいい。次の登板ではそこを確認したい」
◇谷繁元信捕手(乱調のチェンについて)
「その感覚の違いがねぇ。あそこまで仕留められるのは、球質の問題かな」
◇落合博満監督
「」
■試合スコア
◇オープン戦
西武−中日(13時、西武ドーム、15261人)
中 日 000 000 000― 0
西 武 000 405 01×―10
【投手】
(中)チェン、清水昭、バルデス、浅尾−谷繁、松井雅
(西)涌井、藤田、土肥、シコースキー−細川
【責任投手】
(勝)涌井3試合1勝1敗
(S)
(敗)チェン3試合2敗
【本塁打】
(中)
(西)高山1号3ラン(4回、チェン)、G.G.佐藤3号2ラン(6回、チェン)、浅村2号3ラン(6回、清水昭)、上本1号ソロ(8回、浅尾)
■中日先発メンバー
1番・荒木(遊)
2番・セサル(中)
3番・森野(三)
4番・ブランコ(一)
5番・和田(左)
6番・井端(二)
7番・大島(右)
8番・谷繁(捕)
9番・野本(指)
投手・チェン
■西武先発メンバー
1番・片岡(二)
2番・浅村(三)
3番・中島(遊)
4番・栗山(中)
5番・ブラウン(右)
6番・G.G.佐藤(左)
7番・後藤(一)
8番・細川(捕)
9番・高山(指)
投手・涌井
今日は7安打を放ったが打線がつながらずまたしても点が取れず完封負け。オープン戦ながら5連敗は心配だ。チェンも調子が悪いし、浅尾もまた打たれてしまった。
14日の試合は吉見が先発で岩瀬が登板するようだが、打線がしっかり援護して連敗を止めてもらいたいものだ。

