
2006年6月9日(金)ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対北海道日本ハムファイターズ、プロ野球交流戦4回戦が行われた。中日の先発は不惑のエース山本昌、日本ハムの先発は地元名古屋市出身でプロ初先発のルーキー武田勝で18時01分試合開始。
両チーム無得点で0対0で迎えた8回表、7回まで日本ハム打線を6安打無失点と好投していた山本昌は、田中賢にヒット。続く小笠原に福留の頭上を越えるライトスタンドへ2ランホームランを打たれて2点を失う。ここで落合監督がマウンドへ行き山本昌は降板して岡本に代わった。2点を追う中日は8回裏、1アウト満塁として福留が1塁線を破る走者一掃の3点タイムリースリーベースヒットで3対2と逆転。アレックスの内野安打でさらに1点を追加して4対2とした。9回表、守護神岩瀬が三者凡退で退けてゲームセット。中日が4対2で逆転勝利を挙げた。今季最多となる貯金10。阪神が西武に敗れたため、4月7日以来のセ・リーグ首位に立った。
※画像=8回裏、中日1死満塁、福留が右翼線に走者一掃の決勝三塁打を放つ=ナゴヤドーム
■【中日】快投から一夜明け、佐藤充は…(日刊スポーツ)
前日8日のロッテ戦完封で4連勝を飾り、交流戦防御率トップに立った中日佐藤充が9日の試合前、福留にたしなめられてしまった。報道陣に「そういえば4月はファームの月間MVPもいただきましたし、僕に風が吹いているんですよ」などとリップサービス。そこへ日本生命の先輩でもある福留が通りかかり「しゃべりすぎじゃないのか」。佐藤充は先輩の厳しい忠告に、苦笑いでロッカー室へ消えた。
■中日−日本ハム/試合経過(日刊スポーツ)
中日先発山本昌は3回、2死一、三塁のピンチを乗り切り3回まで無失点。日本ハム先発武田勝も3回を2安打無失点に抑えた。
日本ハムは6回2死二、三塁も鶴岡が二ゴロに倒れた。中日も武田勝も攻めきれず、0−0のまま終盤に入った。
日本ハムは8回、小笠原の2ランで均衡を破ったが中日はその裏、福留の満塁の走者一掃の三塁打などで4点を奪い逆転。連勝で首位に浮上した。
■中日:日ハムに逆転勝ち 阪神抜いて4月7日以来の首位(毎日新聞)
中日が逆転勝ちし、阪神を抜いて4月7日以来の首位に立った。2点を追う八回、井上、高橋光の代打が連打で出塁し、1死満塁から福留が一塁線を破る走者一掃の三塁打を放ち、勝ち越した。日本ハムは継投策が裏目に出た。
中日は土壇場で福留が勝負強さを見せ、日本ハムに逆転勝ち。2点を追う八回1死満塁で、日本ハム・5番手のトーマスから一塁線を破る三塁打を放ち、3走者を本塁に迎え入れた。一塁走者の井端の好走塁もあり、一気に逆転した。福留は「みんながつないでくれた。集中して打席に入った。好投したマサさん(山本昌)に申し訳なかったので何とか点を取りたかった」と笑顔で話した。
中日・井端が4試合連続の複数安打をマークした。四回の第2打席は三遊間へ痛烈な当たりとなり、三塁手の小笠原が好捕したが、内野安打に。すかさず次打者の福留の初球に二盗を決めた。六回にも一塁手のセギノールのミットから打球がこぼれる内野安打で出塁。チームがともに今季最多の安打、得点を記録した前日も5安打の固め打ち。中日のキーマンが波に乗ってきた。
▽中日・落合監督 山本昌に勝たせたかった。いいピッチングすると点を取らないし、打つと点を取られる。(首位浮上に)先が長いよ。借金を抱えるよりはいい。
■試合終了後のコメント(CBC Exciting Stadium)
◇落合監督
「いいピッチングをすると援護がないし、援護があるときは打たれるし。山本昌は一体どうなってるのかな。
(しかし今日は好投したので)次もまた、先発のチャンスはある。
それにしても、武田勝のようなあの程度のピッチャーを打てないようならいかん。」
■Dragons Score Board(中日ドラゴンズ公式サイト)
「(逆転タイムリースリーベースについて)みんなが一生懸命つないでくれたのであの場面で打席に立つことができました。何とかランナーを還そうと思って集中しました。マサさんが投げるときは点を取れなくて申し訳ない気持ちでいっぱいですが取られた点を取り返してやろうと思っていました。順位のことは考えずに自分たちにできることを確実にやるだけです。(1000本安打まであと4本)地元の名古屋でたくさんのお客さんの前で達成できればと思っています。今日は良い流れで勝てたので明日も良い試合ができるようにがんばります。」(談:福留選手)
■選手談話
【先発山本昌投手について森コーチ】「球数が多いな。ストライク先攻で自分のペースで先取点を取られないように、粘り強く投げて欲しい。」(3回終了時)
■中4−2日 中日、2カ月ぶり首位(共同通信)
中日が逆転で4月7日以来の首位に立った。0−2の8回1死満塁で代わったばかりのトーマスから福留が右翼線へ走者一掃の三塁打を放った。岩瀬が16セーブ目。日本ハムは小笠原の2ランを生かせず、勝率5割に逆戻り。
◇交流戦
中日−日本ハム4回戦(2勝2敗、18時1分、ナゴヤドーム、34365人)
日ハム 000 000 020−2
中 日 000 000 04×−4
▽勝 岡本19試合2勝
▽S 岩瀬20試合2敗16S
▽敗 武田久32試合3勝1敗3S
【投手】
(日)武田勝、鎌倉、岡島、武田久、トーマス−鶴岡
(中)山本昌、岡本、岩瀬−谷繁、小田
【本塁打】
(日)小笠原10号2ラン(8回、山本昌)
(中)
今夜の試合は試合開始から東海ラジオで聞いた。解説は福田功。2回の攻防を聞いて風呂に入ることにした。風呂から上がり18時55分からCBCテレビで中継があるのでテレビをつける。解説は木俣達彦と岩本勉。5回裏、中日の攻撃中で0対0で両チーム無得点だった。おぉ昌は頑張って投げている。
7回を投げ終えて少し疲れの見えた山本昌は8回表、小笠原に甘いボールをライトスタンドに運ばれて2点の先制を許してしまった。ここで昌は降板。オーマイガッド。せっかく好投を続けていた昌に打線の援護がなくまた勝ち星をつけてあげることが出来なかった。CBCテレビの野球中継が20時52分45秒に終了。再び東海ラジオを聞いて応援した。ここで歯を磨くことにした。部屋に戻ると1アウト満塁で打席には福留孝介。福留は1塁線を破る走者一掃のタイムリー三塁打で1塁ランナーの井端も好走塁で3点を入れて一挙に逆転!!これで今日は勝ったと思った。アレックスの内野安打で貴重な4点目の追加点を入れた。9回は岩瀬がきっちり締めて中日が逆転勝利!岐阜放送テレビを見ると巨人がロッテにリードされていた。そして阪神は西武にリードされている。そしてそのまま阪神が敗れて中日が2ヶ月ぶりに首位に立った。昨年の交流戦で首位から陥落してそのままリーグ優勝を逃したが、今年は交流戦で首位になった。ってことは今年は優勝間違いなしだぜ。明日もあさっても日本ハムに勝って首位固めと行こう!頑張れドラゴンズ!!
せっかくならテレビ中継の時間内で8回裏のドラゴンズの攻撃が見たかった。福留の逆転打はスポーツニュースでじっくり見たいと思う。

