
2006年6月18日(日)ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対ソフトバンクホークス、プロ野球セ・パ交流戦6回戦が行われた。中日の先発は小笠原孝、ソフトバンクの先発は神内靖で14時00分試合開始。
1回表、カブレラにソロホームランを浴びて1点の先制を許す。3回表、ズレータに2点タイムリー二塁打で2点を許し0対3。4回裏、英智のタイムリーで1点を返して1対3と2点差にした。5回表、松中のタイムリー二塁打で1点を失い1対4となった。試合は1対4で中日が敗れた。中日はソフトバンクの繰り出す6投手全員から計19三振を喫し連勝は4でストップした。
※画像=5回裏、ストライクの判定に怒りバットを投げつける福留孝介=ナゴヤドーム
■【中日】小笠原KO「申し訳ありません」(日刊スポーツ)
中日先発小笠原が3回5安打3失点でKOされた。1回、カブレラの3号ソロで1点を先制されると、3回には2死二、三塁からズレータに2点二塁打を浴びた。小笠原は、交流戦はここまで5試合に登板し、2勝1敗、防御率2・25と好調だったが、最後の登板で打ち込まれた。それだけに「申し訳ありません…」と話すのが精一杯だった。
■【中日】英智が追撃タイムリー(日刊スポーツ)
中日英智(4回、2死一、二塁で中前適時打)「打ったのはチェンジアップ。何でも食らいついていこうと思って打席に入った」
■ソフトバンク快勝、神内11奪三振=プロ野球・中日−ソフトバンク(時事通信)
ソフトバンクが快勝した。1回、カブレラの3号ソロで先制。3回にズレータの2点二塁打、5回には松中の適時二塁打で突き放した。神内は切れのある直球を生かし、6回途中で11三振を奪う力投で2勝目。中日は4連勝でストップ。
■試合終了後のコメント(CBC Exciting Stadium)
◇落合監督
「いくつ三振とられた?19か。記録じゃないか?あと一つか。もう一ついっとけばよかったんだ。
(5回ツーアウト1塁でバッター福留の場面でノースリーからの判定について)審判がストライクと言えばストライクだから言ってもしょうがないが、あれで全部流れが変わった。
(交流戦の成績について)20勝15敗1引き分け、上出来じゃないか。来年はもっと勝つよ。パ・リーグにも慣れたからな。」
■ソフトバンク:継投策で中日打線から毎回の19三振奪う(毎日新聞)
ソフトバンクが継投策で中日打線を1点に抑え、雪辱した。一回カブレラのソロで先制し、三回はズレータの2点適時二塁打、五回にも松中の適時二塁打で加点。先発の神内は2勝目。中日は6投手から毎回の19三振を喫した。
★ゲーム最多三振19=セ・リーグタイ記録、ゲーム両チーム最多三振29=プロ野球タイ記録 中日は18日のソフトバンク戦(ナゴヤドーム)で、6投手から毎回の19三振を奪われ、中日が昨年4月6日のヤクルト戦で作ったセ・リーグ記録に並んだ。ソフトバンクも10三振を喫し、中日と合わせた計29三振は、セ・パ各1回ずつあるプロ野球記録に並んだ。交流戦では新記録。
▽中日・落合監督 (三振が)19だろう。記録までいったか? (相手投手が)一人じゃなくてよかった。審判がストライクと言ったら、どうしようもない。ソフトバンクに三つ勝つのは大変なことだ。
■中1−4ソ(18日) 神内が11奪三振で2勝目(共同通信)
ソフトバンクは1回にカブレラのソロで先制。3回はズレータが2点二塁打、3−1の5回は松中の二塁打で4点目を奪った。神内は5回1/3を11奪三振1失点で1カ月ぶりの2勝目。中日は打線が19三振を喫し、連勝は4でストップ。
◇交流戦
中日−ソフトバンク最終戦(中日4勝2敗、14時、ナゴヤドーム、37836人)
ソフト 102 010 000−4
中 日 000 100 000−1
▽勝 神内13試合2勝
▽S 馬原25試合3敗15S
▽敗 小笠原6試合2勝2敗
【投手】
(ソ)神内、三瀬、吉武、篠原、藤岡、馬原−山崎
(中)小笠原、鈴木、平井、岡本、デニー友利−谷繁
【本塁打】
(ソ)カブレラ3号ソロ(1回、小笠原)
(中)
今日の試合は14時からCBCテレビで中継があったが、ちょうどその時間は買い物に出掛けていたので、家に帰ってからテレビを見た。試合は3回表で先発の小笠原が投げていたがスコアは0対3で中日が3点リードされていた。オーマイガッド。結局小笠原はこの回でマウンドを降り4回からは鈴木が登板した。小笠原は3イニングを投げて5安打4奪三振2四球1四球3失点の内容でピリッとしなかった。
中日は4回裏、英智のタイムリーで1点を返して、同点のチャンスだったが谷繁が三振に倒れてチャンスをつぶした。5回裏、2アウト1塁でバッターは福留。2ストライク3ボールからの投球は外角への球だったが、福留はボールだと思い見逃して1塁へ歩きかけたが主審はストライクの判定。福留は今のがなんでストライクなんだと納得のいかない表情で、バットをグランドに思いっきり叩き付けた。主審に文句を言いながら引き上げたが、あまり暴言は吐くと退場処分になるぞと冷や冷やした。ベンチに帰ってもベンチを足で蹴ったり怒りが収まらない。守備についても不機嫌な顔つきのまま。6回表、先頭の山崎の打球はその福留へのフライ。福留は捕球するとすぐに思いっきり返球する。まだ怒っている。こんな福留を見るのは初めてだ。しかしナゴヤドームには少年ファンや多くのファンがテレビ中継で見ているのにこの悪態は少し残念だった。福留孝介が少し嫌いになった。こんな態度を取っているようでは首位打者なんて無理だぞ!福留!!反省しろ。
試合は1対4で中日が敗れてソフトバンクに3タテならず5連勝もならず交流戦最後を勝利で飾れず。おまけに19三振を喫するなんて最悪だ。今日の試合は負けたが今年の交流戦の成績は20勝15敗1分けと交流戦前に貯金5はして欲しいと思っていたらそのとおりになったので上出来だろう。交流戦中に首位に立ちそのまま首位でレギュラーシーズンに入るので、その勢いでセ・リーグ優勝目指して欲しいものだ。頑張れドラゴンズ!頑張れ福留孝介!!
約1ヵ月半に及ぶセ・パ交流戦も今日で終わり、6月23日(金)からナゴヤドームで巨人を迎えての3連戦からレギュラーシーズンが再び始まる。セ・リーグ優勝へ向けて好スタートを切って欲しいものだ。

