
2006年7月20日(木)東京ドームで2006年フレッシュオールスターゲーム、セ・リーグ選抜対パ・リーグ選抜が行われた。
セが3回までに、新井の中越え2点適時二塁打、中村の2ラン、左前打と中日勢の活躍で5点を挙げた。パはロッテ根元の適時二塁打などで3点を返した。
セは4回、巨人脇谷が右前適時打、さらに6回にも、無死満塁から2点適時二塁打を放ち、リードを5点に広げた。7回にパのサーパス岡田にソロ本塁打を許しが、8−4で逃げ切り勝利を収めた。
※画像=1回表、中村一(右)が2ランを放ち、三塁を回る=東京ドーム
■ヤクルト飯原がMVP プロ野球フレッシュ球宴(共同通信)
プロ野球の若手選手による2006年フレッシュオールスターゲームは20日、東京ドームで行われ、セ・リーグ選抜がパ・リーグ選抜を8−4で下した。最優秀選手には4安打3得点の活躍を見せた飯原(ヤクルト)が選ばれ、賞金100万円を獲得した。
全セは1回に新井(中日)の適時二塁打と中村一(中日)の左越え2ランで4点を先制。全パは3回に根元(ロッテ)の適時二塁打などで2点を返すが、全セは脇谷(巨人)が4回に右前打、6回には左中間に2点二塁打を放ち、全パを突き放した。
■中日吉見お祭りに戸惑い/フレッシュ球宴(日刊スポーツ)
【セ選抜】居場所がない? 中日吉見が初めてのお祭りに戸惑っていた。試合前、報道陣の多さに「すごい数ですね…」と緊張した様子。さらに他チームの選手もほとんど知らない顔ばかりだったため「どこを見ても知らない人ばかりで、なんか居場所がない感じなんですよ…」と、さすがの希望枠ルーキーもグラウンドをさまよっていた。
■中日新井賞金狙い封印?/フレッシュ球宴(日刊スポーツ)
【セ選抜】中日新井が賞金狙いを封印した。昨季本塁打王となった実兄の広島新井譲りの長打力を期待されているが、試合前には「僕の場合は三振か、ホームランだとは思うんです。でも、賞金を狙うとかそういう気持ちはまったくありません。僕なんか未熟者ですから…」と謙虚に話した。
■中村一が優秀選手賞/フレッシュ球宴(日刊スポーツ)
中日勢が20日のフレッシュオールスター(東京ドーム)で躍動した。セ選抜の6番DHで先発した中村一生外野手(24)は1回、2死二塁で左翼ポールを直撃する2ラン。3回にも左前にタイムリーと2安打3打点の大活躍で優秀選手賞を獲得。「ヒット狙いでいったらホームランになりました。切れるかどうか心配でした」とホームランを喜んだ2年目の右の大砲候補は「親や知り合いの前で打ててうれしい」と話した。さらにルーキー新井が1回、センターオーバーの先制2点二塁打。希望枠ルーキーの右腕吉見は6回から登板。サーパス岡田に一発を浴びたものの、2回で3三振を奪い、セ選抜の勝利に貢献した。
■プロ野球:セ選抜が打撃戦制す フレッシュオールスター(毎日新聞)
プロ野球の若手選手を中心とした球宴「フレッシュオールスターゲーム」が20日、東京ドームに2万1836人の観衆を集めて行われた。セ選抜が打撃戦を制し、通算成績を1勝1分けとした。
セ選抜は一回、新井(中日)の適時二塁打と中村(中日)の2ランで4点先取。六回には脇谷(巨人)の二塁打で2点加え、7人の投手リレーで逃げ切った。パ選抜は中盤以降、好機を築けなかった。
最優秀選手(MVP)には、4打席連続安打の飯原(ヤクルト)が選ばれ、賞金100万円を獲得。優秀選手には、中村(中日)、脇谷(巨人)、岡田(サーパス)、松崎(楽天)の計4人が選ばれた。
中日・中村が序盤で3打点とアピール。一回、同僚・新井の先制打が「刺激になった」。その新井を二塁に置く絶好の見せ場で、パ選抜の先発・古谷の変化球をはじき返した。打球はライナーで左翼ポールを直撃。「飛距離があったので行ったと思った」という手応え十分の1号2ランになった。
三回にも2死二塁で左前にぽとりと落ちる安打を放ち1点加えた。04年、国際武道大から入団。中軸を担う野手として期待されたが、昨季は1軍出場がなかった。長打力にさらに磨きをかけ、後半の1軍定着を目指す。
新井、中村、吉見の中日ドラゴンズ勢の選手がフレッシュオールスターゲームで良い活躍をした。これをきっかけに3人とも1軍に定着して試合に出場出来るように頑張って欲しいものだ。

