
2006年8月22日(火)ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ、プロ野球公式戦12回戦が行われた。中日の先発は中田賢一、ヤクルトの先発は石井一久で18時00分試合開始。
4回裏、先頭の4番ウッズが中前打で出塁し、1死後、アレックスが中前打で一、二塁。続く英智の三ゴロで2死一、三塁とすると8番谷繁が左前に運び先制した。
5回、先頭荒木の遊ゴロをヤクルト田中浩が悪送球し、荒木は二塁へ。井端が四球でチャンスを広げた。福留、ウッズは倒れたが、続く森野が右翼フェンス直撃のタイムリー。追加点を挙げた。
5回まで2安打無失点の好投を見せていた中田は6回、先頭の青木に左前打を許し、続くリグスに右翼席へ運ばれ追いつかれた。なおも1死後、ラミレスに左中間を破る二塁打を打たれピンチを迎えたが、後続を断った。
中田は8回、先頭のリグスに四球、続く岩村に送られ1死二塁のピンチ。ここで4番ラミレスに中前に落とされ勝ち越しを許した。
中田は8回を投げ7安打3失点で降板。
9回、1死から荒木の二塁へのゴロをヤクルト三木が悪送球。続く井端の打席で荒木が盗塁、捕手の米野が悪送球し三塁へ進むと、続く福留が左犠飛。 相手のミスに乗じて同点とし、延長戦に突入した。
延長12回、2アウト2,3塁でアレックスがサヨナラ安打で中日が4対3で勝利を挙げた。
2位阪神は広島に敗れたので中日の優勝マジックは2つ減って31となった。阪神とのゲーム差は再び9ゲームと開いた。
※画像=サヨナラ打のアレックスが指を立て1番ポーズ=ナゴヤドーム
■【中日】立浪がルーキーにバント指導(日刊スポーツ)
中日立浪が藤井にバント指導を行った。試合前の練習で苦手のバントを克服しようと汗を流す藤井に、ミスタードラゴンズは自ら「よく見てろよ。こうだ!」と実演して見せた。「あとは何回も自分でやってみろ」。前日の練習に遅刻して、この日は頭を短く刈り上げてきたルーキーに対して立浪流のフォローだった。
■グラビアアイドル川村ゆきえが始球式(日刊スポーツ)
グラビアアイドルの川村ゆきえ(20)が、始球式を行った。この日、愛知県東警察署の1日警察署長を務めた川村は、女性警官の制服姿で登場。ワンバウンドながら見事な投球を見せた。始球式後、川村は「何とか届いたんで、すごいうれしかった」と笑顔で話した。
■中日:今季4度目のサヨナラ勝ち ヤクルトは失策が響く(毎日新聞)
中日が今季4度目のサヨナラ勝ちで、貯金を29とした。阪神が敗れたため、優勝マジックは二つ減って31となった。延長十二回2死一、三塁から、アレックスが決勝打を放った。ヤクルトは八回ラミレスの適時打で勝ち越したが、5失策が響き3連敗。
■アレックス決めた!球団新ホーム13連勝(日刊スポーツ)
中日が引き分け寸前の延長12回、2死二、三塁からアレックスが三遊間を破りサヨナラ勝ち。ホームゲーム13連勝の球団新記録を更新した。日本一になった1954年の記録を塗り替え、優勝マジックを31に減らした。
■選手のコメント
◆谷繁(4回、先制適時打)「打ったのはカットボール。ランナーをかえせてよかったです」
◆森野(5回、2点目となる適時打)「とにかく点を取れてよかった。もう少しでホームラン? そんなぜいたくは言ってられないです」
◆アレックス(延長12回サヨナラ打)「ホームでいい試合ができたというのは、ファンのみなさんのおかげだと思う。このままマジックを減らして、セ・リーグのチャンピオンになって、そのあとに待っている大きい目標に向かって突き進みたい」
■試合終了後のコメント(CBC Exciting Stadium)
◇落合監督
「今日は重い試合だったな。エラーを5つやってくれたら勝たなきゃいけないよ。勝たしてもらったようなもんだ。負けを覚悟していた。こういう勝ち方をしていけば、だんだんゴールが見えてくるでしょう。ヤクルトさんに1勝をプレゼントしてもらったようなもんだな」
■中4−3ヤ(22日) アレックスがサヨナラ打(共同通信)
中日が今季4度目のサヨナラ勝ちでマジックを31とした。同点の延長12回に失策絡みで2死二、三塁とし、アレックスが左前打して勝負を決めた。9回に福留の犠飛で同点とした粘りが実った。ヤクルトは要所で守りにミスが出た。
◇セ・リーグ
中日−ヤクルト12回戦(中日8勝4敗、18時、ナゴヤドーム、34706人)
ヤクル000002010000 −3
中 日000110001001×−4(延長12回)
▽勝 平井41試合4勝3敗
▽敗 五十嵐26試合1勝2敗1S
【投手】
(ヤ)石井一、館山、高津、木田、五十嵐−米野
(中)中田、鈴木、久本、岩瀬、岡本、平井−谷繁
【本塁打】
(ヤ)リグス29号2ラン(6回、中田)
(中)
昨日の夜から暑かった夏がようやく少し涼しく感じるようになった。しかしプロ野球のセ・リーグは中日ドラゴンズが優勝を目指して熱い闘いが続いている。今夜の試合はまず温泉施設のテレビで見た。2対3と中日が1点リードされていた。温泉から家に帰るとテレビ中継は終わっていたので、東海ラジオで聞いた。9回裏、福留の浅いレフトフライで3塁ランナーの井端が生還して3対3の同点で延長戦に突入した。その後両チームとも得点を挙げることが出来ない。そして延長12回裏、2アウトランナー3塁とサヨナラのチャンス。森野が敬遠の四球で歩き代走は奈良原。盗塁を決めて2アウト2、3塁でバッターはアレックス。アレックスが三遊間を破るタイムリーヒットでドラゴンズが4対3でサヨナラ勝ち!
サヨナラ勝ちでチームにまた勢いがつきさらに加速するだろう。明日もきっちり勝ってくれ。頑張れドラゴンズ!!
今夜の試合は引き分けかなと思ったが9回裏もヤクルトのミスから同点に追いつき、延長12回もヤクルトのミスがきっかけでサヨナラのチャンスを作り中日が勝った。やはり優勝を目指しているチームと目標のないチームの差が出たのだろう。ナゴヤドームで負けないドラゴンズはヤクルト、横浜6連戦を6連勝で一気にマジックを減らして欲しいものだ。


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