
2006年9月7日(木)ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ、プロ野球公式戦17回戦が行われた。中日の先発はエース川上憲伸、東京ヤクルトの先発は石川で18時00分試合開始。
1回裏、先頭の荒木、井端が連打で一、二塁。3番福留が一ゴロで一、三塁となり、4番ウッズのタイムリーで1点を先制した。
3回表、先頭の青木にソロホームランを打たれて1対1の同点とされた。続くリグスに左中間を破る二塁打、岩村に四球。1アウト後、宮出の打席で重盗を決められ、宮出にも四球で満塁とされた。2アウト後、福川に満塁ホームランを浴びて、1対5と勝ち越しを許した。
5回表、1アウトから田中浩に左前打された。続く福川の左前打を左翼手アレックスが失策、一塁走者の田中浩が一気に生還した。結局、川上憲伸は5回8安打6失点で降板した。
6回裏、先頭の荒木、井端の連打で一、二塁。1アウト後、ウッズの二ゴロを二塁手田中浩が二塁へ悪送球、荒木が二塁から生還し1点をかえした。続くアレックスの遊ゴロの間に三塁走者の井端がかえり3対6と3点差とした。
試合は3対6で中日がヤクルトに連敗を喫した。
6連勝中の2位阪神は巨人に0対3で敗れて連勝が止まり、ドラゴンズの優勝マジックは1つ減って22となった。ゲーム差は5.5ゲーム差のまま。
※画像=3回表、川上は福川に満塁本塁打を浴びガックリ=ナゴヤドーム
■【中日】投手陣をテコ入れで立て直し(日刊スポーツ)
失速中の「オレ竜」が投手陣テコ入れに乗り出した。この日、前日6日に先発して4回途中KOされたマルティネスと、左足を打撲した石井が出場選手登録を抹消され、高橋聡、小林の両左腕が登録された。左肩痛で不調だった高橋聡は「肩の状態はまあまあです」。午後2時に1軍合流の指令を受けて、急いでナゴヤドームに駆けつけた小林は「チームに貢献できるように頑張ります」と話した。
■中日中里が2軍戦で先発テストへ(日刊スポーツ)
中日中里が8日、ウエスタン・リーグ広島戦(ナゴヤ球場)に先発登板する予定だ。4日に出場選手登録を抹消され、7日から2軍の練習に合流した中里は「抑えるだけです」と冷静。8月3日の1軍昇格後は、すべて中継ぎとして8試合に登板。首脳陣の評価を急上昇させた。2軍での先発テスト次第では、1軍戦先発の秘密兵器になる可能性もある。
■【中日】谷繁が捕手2000試合出場(日刊スポーツ)
中日谷繁が先発マスクをかぶって、捕手2000試合出場を達成した。捕手として2000試合出場は、野村(西武=2921試合)伊東(西武=2327試合)に次いで3人目。セ・リーグでは谷繁が初めてになる。なお、代打など捕手以外を含めた谷繁の出場試合数は2033。
■選手のコメント
◆中日ウッズ(1回、先制の左前適時打)「打ったのはストレート。何とかランナーをかえすためにジャストミートを心がけたよ」
◆中日川上(5回8安打6失点で降板)「何もありません…」
◇落合監督
「昨日以上に何もない試合。こういう時期もあるさ。川上だけじゃない。川上は3試合やられたか。
まあそのうち勝つよ。
なかなか15勝の壁が越えられないな。
何が良くて、何が悪いのかは、オレはピッチャーじゃないからわからない。
さあどうしたんだろうね。人間のやることだから、全てパーフェクトに抑えるピッチャーもいなければ打者もいない。ずっと勝っちゃたら、日本シリーズで負けるだろう。苦しんだほうがいい。もっと苦しめ。勝つというのはそれだけ大変だということだ。
まあこっちの予想通り。マジックも順調に減っているじゃないか。そんなに早くシーズンを終わらせたいのか。我々はいいときの選手を見るのも楽しいし、苦しんでいるときの選手を見るのも楽しい。そこから這い上がってこなければ、一流の選手にはなれない。それだけの力を持っている選手達だ。」
■中3−6ヤ(7日) 福川が満塁本塁打(共同通信)
ヤクルトは0−1の3回、青木のソロと福川の満塁本塁打で一挙5得点と逆転。6回3失点の石川が、新人から5年連続の2けた勝利となる10勝目を挙げた。中日は川上の5回6失点の不調が痛かったが、阪神の敗戦でマジックは22。
◇セ・リーグ
中日−ヤクルト17回戦(中日9勝8敗、18時、ナゴヤドーム、31000人)
ヤクル 005 010 000−6
中 日 100 002 000−3
▽勝 石川24試合10勝7敗
▽S 高津42試合1勝2敗8S
▽敗 川上23試合14勝5敗
【投手】
(ヤ)石川、木田、館山、高津−福川、米野
(中)川上、高橋聡、岡本、小林、鈴木、岩瀬−谷繁
【本塁打】
(ヤ)青木8号ソロ(3回、川上)、福川4号満塁(3回、川上)
(中)
今夜の試合は川上憲伸が先発できっちり勝ちたいところだったが、5回8安打6失点と打たれてしまった。ウッズのタイムリーで先制をしたが、試合の流れをつかめないまま3対6で敗れてしまった。雨で中止だろうと思っていた甲子園球場の阪神対巨人戦で阪神が敗れたためかろうじてゲーム差は変わらず中日の優勝マジックは1つ減ったが、もし阪神が勝っていたら4.5ゲーム差になるところだった。このまま調子を上げていかないと阪神とのゲーム差が縮まり優勝マジックが消滅するかも知れない。来週の阪神との直接対決までにしっかり調子を上げて一気にマジックを減らして欲しいものだ。頑張れドラゴンズ!!
今日は18時ちょうどから毎日通っている温泉施設「スパリゾート飛騨高山天然温泉ひだまりの湯」へ行った。温泉から上がり家に帰るときに車のラジオを聞くと1対5で負けていた。家に着いてから東海テレビでテレビ観戦した。しかし相手のエラーで2点を返しただけでタイムリーが出ない。チーム状態が悪すぎるようだ。何かきっかけばあればまた勢いが出ると思うので今は我慢して待つしかないのだろうか。阪神に追いつかれないうちに調子を出して欲しいものだ。.

