○中日７ｘ−０阪神●（復活！川上憲伸８回を３安打１０奪三振無失点の好投で１５勝目）２００６年９月１５日（金）ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対阪神タイガース、プロ野球公式戦１７回戦が行われた。中日の先発はエース川上憲伸、阪神の先発は下柳で１８時００分試合開始。
１回裏、先頭の荒木がセンターへヒット、赤星が打球の処理を誤る隙に二塁へ進むと、井端のセンター前タイムリーヒットで１点を先制した。続く福留も左前打。ウッズは遊ゴロ併殺に倒れたが、２アウト三塁でアレックスが三遊間を破るレフト前タイムリーヒットで、さらに１点を加え２対０とした。
６回裏、２アウトから森野がヒットで出塁。続く谷繁がライト右を破るタイムリー二塁打を放ち、貴重な３点目を挙げた。 ７回裏、阪神は２番手の久保田が登板。２アウト満塁のチャンスを作り井上一樹がセンターオーバー満塁走者一掃のタイムリー二塁打で３点を追加して６対０として試合を決めた。
８回裏、阪神は３番手桟原が登板。ノーアウト１塁で代打立浪が送られ川上は降板。１アウト１塁となり荒木が左中間を破るタイムリー二塁打で１点を追加して７対０とした。９回表は中里、小林、鈴木の継投で阪神を無失点に抑えゲームセット。７対０で中日が阪神を降した。川上は８イニングを投げて３安打１０奪三振無失点で１５勝目を挙げた。
ドラゴンズの優勝マジックは２つ減り１７となった。ゲーム差は５ゲーム差とした。
※画像＝７回表、金本を三振にして雄たけびをあげる川上＝ナゴヤドーム
■名古屋市長が中日落合監督を激励（日刊スポーツ）
名古屋市の松原武久市長が中日−阪神１７回戦の試合前に、ナゴヤドームを訪問し、落合監督を激励した。勝利への縁起を担いで、ドラゴンズにちなんでドラゴンフルーツを手土産に訪れた市長は、約１０分間、落合監督と会談した。会談を終えた松原市長は「今日勝てば、優勝できるんじゃないかな。ドラゴンズが勝てば名古屋は元気になる」と話して球場を後にした。
■中日が観客動員200万人突破（日刊スポーツ）
中日の今季主催試合での観客動員数がこの日で２００万人を突破した。観客数３万８１０７人を加え、２０１万１６２３人となった。６２試合目での大台到達は昨季より３試合早い。
■中日：７−０で阪神を完封 優勝マジック１７（毎日新聞）
中日が快勝。連勝を４に伸ばし、優勝マジックを１７に減らした。一回、井端とアレックスの適時打で２点を奪い、七回には井上が３点適時二塁打を放ちダメを押した。川上は両サイドを広く使った投球で１５勝目。阪神は打線が沈黙し、５連勝でストップした。
■大一番で川上復活！虎に圧勝（日刊スポーツ）
首位中日は４ゲーム差で迎えた２位阪神との３連戦初戦をエース川上の力投で圧勝、４連勝でマジックを１７とした。中日は今季、阪神に本拠地ナゴヤドームで負けなしの９連勝、ゲーム差を５と広げた。
自身３連敗中だった川上は立ち上がりこそ手探りだったが、２回無死一塁でフルカウントからボール気味の球を鳥谷が空振り。一塁走者がスタートを切り、三振ゲッツーに仕留めて波に乗った。７回まで毎回の１０奪三振。打線の効果的な援護も受け、８回を３安打無失点に抑えて８月１８日以来となる１５勝目を挙げた。負ければ３ゲーム差に接近される大一番で復活を遂げた川上は「自分でどう抑えたかを覚えてないほど気合を入れて投げた。必死で投げました。正直、精神的にまいっていて、打たれたらどうしようと、ドキドキしてたけど最高の気分です」と話した。
■ドラゴンズ選手のコメント
◆井端（１回先制タイムリー）「打ったのはシュート。セカンドにランナーがいたので、右狙いでいいかなと楽な気持ちで打席に入ったのがよかった」
◆アレックス（１回タイムリー）「打ったのはフォークかチェンジアップ。変化球が多い投手なのでジャストミートを心がけた。打ててよかったよ」
◆谷繁（６回タイムリー）「いいところに飛んでいってくれました。中盤で追加点が欲しかったからね」
◆井上（７回３点タイムリー二塁打）「打ったのはフォークボール。外野手が前に守っていたので、芯に当たれば何とかなると思っていた」
■試合終了後のコメント（CBC Exciting Stadium）
◇落合監督
「今日は憲伸だけじゃなく、みんなが今持ってる力を 出してくれた。これからは前みたいな、うわついた 野球はしないだろう。明日も持てる力を全て出して やるだけ。」
◇先発・川上投手
「ここ１０年間くらいで１番悩んだ。エースで、しか もこんな初戦に投げさせてもらっているのに、だら しないことはできないな、と思っていた。今日は全 く自信も余裕もなくて必死でした。」
■中７−０神（１５日） 中日４連勝でマジック１７（共同通信）
中日が４連勝でマジックを１７とした。１回に井端、アレックスの適時打で２点を先行。３−０の７回２死満塁では井上の走者一掃の二塁打で突き放した。川上が１５勝目。８回３安打無失点で１０奪三振だった。阪神の連勝は５で止まった。
◇セ・リーグ
中日−阪神１７回戦（中日１２勝４敗１分、１８時、ナゴヤドーム、３８１０７人）
阪 神 ０００ ０００ ０００−０
中 日 ２００ ００１ ３１×−７
▽勝 川上２４試合１５勝５敗
▽敗 下柳２３試合１０勝１１敗
【投手】
（神）下柳、久保田、桟原−矢野、浅井
（中）川上、中里、小林、鈴木−谷繁
【本塁打】
（神）
（中）
今日の試合は試合開始から東海ラジオで聞いた。解説は鈴木孝政。先発川上憲伸は２アウトを取ったがこの日、シーツに代わって３番スタメンに起用された林（りん）にヒットを打たれたが金本を打ち取ったので、これでのって行けるだろうなと思った。ここで毎日通っている温泉へ行くことにした。車の中で１回裏の攻撃を聞く。荒木がセンター前ヒット。赤星がはじく間に荒木は２塁へ行き。井端のタイムリーが出て速攻で１点を幸先良く先制した。ここで温泉に着いたので後は聞かなかったが、アレックスのタイムリーでさらに１点を追加して２対０とした。
温泉から上がり家に帰る時にラジオを聞くと６回表で２対０で中日が２点リードしていた。この回、阪神の下柳がそのまま打席に入っていた。この場面は岡田監督の采配が今日の試合の勝負を分けたと言ってもいいだろう。家に着いてＣＢＣでテレビ中継があるのでテレビをつけて観戦。６回裏、中日の攻撃がはじまった。続投の下柳に２アウトから森野がヒットで出塁。続く谷繁のライト右へのタイムリーツーベースヒットが出て貴重な３点目が入った。これで今日は勝ったなと思った。
川上は阪神打線を寄せ付けないピッチングで三振を取るたびにガッツポーズのオンパレードだ。そして７回裏、２アウト満塁で井上一樹の一打はセンターを越えるあたりで走者一掃の二塁打となり６対０になった。これで今夜の勝利は間違いないと安心する。８回裏にも荒木のタイムリー二塁打が出て７対０。打者福留のときにＣＭになり仕方なくＣＭ中は東海ラジオを聞いた。福留は三振に倒れた。ここでＣＭが終わり中継になったがすぐに２０時５２分４５秒で野球中継が終了。後は東海ラジオをきいた。９回裏は中里がマウンドへ行くが１アウト１、２塁のピンチとなると小林に交代。小林は４球で２アウトにすると次は鈴木に交代。鈴木が締めて中日の完封リレーで勝利。竜虎決戦の初戦を中日が見事に勝った。どこも止められなかった５連勝中の阪神の勢いを止めたのは中日だった。気持ち良い勝利だ。このまま明日もあさっても勝って一気にマジックを減らして優勝へ前進して欲しいものだ。頑張れドラゴンズ！！
阪神に９ゲーム差をつけて楽々優勝するかと思っていたが、中日が失速している間に阪神は１敗しかしないで気が付くと４ゲーム差まで迫ってきた。５連勝で乗り込んで来た阪神を打線が調子を取り戻してきた３連勝の中日だったが、ナゴヤドームでは中日は阪神に負ける気がしない。竜虎決戦初戦を勝ったことで中日の優勝がぐっと近づいたんじゃないだろうか。中日の選手達はこれで少しは楽な気持ちで明日とあさって戦えるだろう。ぜひとも３連勝を期待したい。
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