
2006年9月18日(月・祝)横浜スタジアムで横浜ベイスターズ対中日ドラゴンズ、プロ野球公式戦14回戦が行われた。中日の先発はルーキーでプロ初先発の吉見一起、横浜の先発は門倉健で14時00分試合開始。
4回表、ノーアウト一、二塁のチャンスでタイロン・ウッズがセンターのスコアボードを直撃する特大の3ランで3点を先制。なおもノーアウト満塁と門倉を攻めたが、谷繁はサードゴロ、吉見がピッチャーゴロ併殺に倒れた。
4回裏、吉見はノーアウト一、二塁から佐伯を併殺に打ち取ったが、小池にレフトスタンドに運ばれ、2対3と1点差とされた。
5回表、井端が左中間スタンドへ7号ソロで2対4と突き放す。吉見は5回裏、2アウトからヒットと盗塁でピンチを迎えたが、金城を左飛に抑え、勝利投手の権利を手にしてこの回限りで降板した。
7回表、2アウトからアレックスが左中間へソロ本塁打を放ち、2対4とリード2点差に広げた。
8回表、荒木のタイムリーで6点目。その裏、岡本が村田に2ランを浴びたが、最後は岩瀬が締めて逃げ切り。試合は4対6で中日が勝利。先発の吉見がプロ初先発初勝利を手にした。中日の優勝マジックはこの時点で1つ減り14となった。
2位阪神は甲子園でヤクルトにサヨナラ勝ちでゲーム差は5ゲーム差のまま。
※画像=プロ初先発初勝利を挙げた吉見一起=横浜
■ルーキー吉見が初先発初勝利(日刊スポーツ)
中日の希望枠ルーキー吉見がプロ初先発で初勝利を挙げた。ウッズに先制3ランが出た直後の4回、小池に2ランを浴びたが、勝利の投手の権利を得る5回を4安打2失点で乗り切った。打線の援護とリリーフ陣にも助けられ、2試合目の1軍登板でうれしい初勝利。19日に22歳の誕生日を迎える右腕は「(先発は)2日前に言われ、緊張した。しんどかったけど、勝ててよかった。みなさんに感謝したい」と喜びを口にした。
■中日・吉見が初先発で勝利−余裕?の起用に好投披露(サンスポ)
優勝に向け前進する中日の先発マウンドは吉見。デビュー戦となった10日の広島戦に6番手で1回1/3を投げただけのルーキーが抜てきされた。
プロ初先発に試合前から顔がこわばっていた右腕は、三回までは走者を出しながらも変化球を打たせ、必死でしのいだ。だが3点の援護をもらった直後の四回。無死一、二塁から佐伯を併殺に打ち取った後、続く小池に高めのスライダーを左翼席に運ばれた。
「2軍とは違い、(ストライクを)取りにいったボールを簡単に打たれた。いい勉強になった」。それでも5回2失点と役目を果たして救援陣に託し、プロ初勝利を手にした。落合監督は「良かったと思うよ」と及第点を与えた。
森バッテリーチーフコーチは「そりゃ、ここで投げさせたほうがいい。来年のこともあるし、その先もある」と話す。19日が22歳の誕生日で、トヨタ自動車から自由獲得枠で入団のホープに、緊張感のある時期に経験を積ませ、自力でマジックを減らした。中日がリーグ制覇へ、さらに先までもにらんで着実に歩みを続けている。
■中日:初先発の吉見、プロ初勝利 横浜は2ラン2発及ばず(毎日新聞)
中日は四回無死一、二塁にウッズの35号3ランで先制。五回は井端のソロ、七回にはアレックスのソロで加点した。プロ初先発の新人・吉見が5回2失点でプロ初勝利。横浜も小池と村田が2ランを放って反撃したが、及ばなかった。
プロ初先発した中日の新人右腕・吉見が先発ローテーションの穴を埋めた。「しんどかったです。勝ててよかった」。22歳の誕生日前日に、初勝利を手にした。
10日の広島戦で1回3分の1を完ぺきに抑えたプロ初登板。9勝の佐藤充が不調で2軍落ちし、この日の先発がめぐって来た。言い渡されたのが2日前だという。午前3時まで寝つけず「ブルペンから緊張した」と振り返ったマウンドだった。
最速145キロの直球と多彩な変化球を谷繁のミットめがけて投げ込んだ。三回は何でもない投ゴロを一塁へ悪送球。間を取った落合監督から「やってしまったことは仕方がない」と声を掛けられ、続く金城は一ゴロに打ち取った。
バックスクリーンのオーロラビジョンに直撃する特大のウッズの3ランで先制してもらった直後の四回は「零点に抑えようと意識しすぎた」。先頭打者にストレートの四球を与え、2死後に小池にスライダーを左翼席まで持っていかれた。「しっかり腕を振らないといけない」と1軍のレベルを思い知らされもした。
金光大阪高3年だった02年のセンバツに出場し、社会人のトヨタ自動車を経て希望枠で入団した期待の右腕。5回4安打2失点の内容に「よく投げてくれた」と落合監督。選手層の厚さを見せつけた3連戦の初戦だった。
▽中日・落合監督 吉見はよく投げてくれたと思うよ。ばてたのは仕方ない。上(1軍)と下(2軍)で投げる球数は違う。誰かが悪ければ、誰かが出てこないと困る。
◇通算1500試合出場=プロ野球147人目 中日の奈良原浩内野手(38)が18日の横浜戦(横浜)の八回に代打で出場し達成した。西武時代の91年4月6日のロッテ戦(西武)の八回に代走で初出場した。
■ドラゴンズ選手&監督のコメント
◇落合監督
「吉見は5回でいっぱいいっぱい。ファームの試合とは疲れが違うからね。日本シリーズ用でもなく来季用でもない。大事な三連戦の第一戦の先発がいないという台所事情からだ。次の先発があるかどうかは分からない。」
◇先発吉見投手
「初先発でブルペンから緊張しました。点を取ってもらった後に自分を意識しすぎた。2軍とは違いカウントをとりにいったボールを簡単に打たれてしまった。いい勉強になりました。」
◇タイロン・ウッズ選手
「打ったのは、ストレート。ランナーを還す事だけを考えた。完璧なあたりだった。」
◇井端選手
「追いつかれてきたので、追加点が入ってよかった。」
◇アレックス選手
「打ったのは、ストレート。強く振ることを心がけた。いい追加点になってよかった。」
■横4−6中(18日) 新人吉見が初先発初勝利(共同通信)
中日は4回にウッズの3ランで先制。1点差とされた5回に井端、7回はアレックスのソロで差を広げた。新人吉見が5回を2失点にまとめ、初先発で初勝利。中日のマジックは14。横浜は8回に村田の2ランで追い上げたが及ばず。
◇セ・リーグ
横浜−中日14回戦(中日8勝4敗2分、14時、横浜、14166人)
中 日 000 310 110−6
横 浜 000 200 020−4
▽勝 吉見2試合1勝
▽S 岩瀬48試合1勝2敗35S
▽敗 門倉24試合8勝9敗
【投手】
(中)吉見、鈴木、小林、岡本、岩瀬−谷繁
(横)門倉、牛田、吉川、山北−相川
【本塁打】
(中)ウッズ35号3ラン(4回、門倉)、井端7号ソロ(5回、門倉)、アレックス14号ソロ(7回、牛田)
(横)小池6号2ラン(4回、吉見)、村田30号2ラン(8回、岡本)
今日は朝から小雨が降っていたので、一日雨かと思ったが曇りで台風の影響でやや強い風が吹き少し蒸し暑い日だった。天気が良ければ露天風呂へ行くつもりだったがドラゴンズの試合をテレビ観戦することにした。
試合開始の14時からCBCでテレビ中継があるので見た。新人でプロ初先発の吉見の立ち上がりが心配だったが、無失点で終えてホッとした。4回表、ウッズのスコアボードの横浜の選手名が表示されている付近に打球が当たる豪快な3ランで先制。なおもノーアウト満塁のチャンスが続いていたが、谷繁が倒れて吉見がピッチャーゴロで1−2−3のダブルプレーでこの回ビッグイニングにして一気に試合を決めるチェンスをつぶした。しかしウッズの特大ホームランでの3点の先制は吉見にとって良かった。
4回裏、吉見は村田を四球で歩かせる。先制点をもらったばかりなのに何やってんだ。続く吉村にヒット。佐伯はセカンドゴロゲッツーでホッとしたのもつかの間。小池に2ランホームランを浴びて2対3と1点差にされた。吉見はアップアップの状態。この分じゃ5回まで持たないなぁと思った。5回表、井端のソロホームランが飛び出して2対4と2点差にした。この一発は効果的だった。結局、吉見は5回を投げて4安打、4奪三振、2四球、自責点2で勝ち投手の権利を得て降板。
テレビ中継が17時前に終わったので東海ラジオを聞いた。9回は岩瀬が無失点で抑えて4対6で中日が勝利した。吉見がプロ初先発初勝利となった。自力でマジックが1つ減り14となった。この調子でドンドンマジックを減らしてくれ!頑張れドラゴンズ!!
【奥ヒダツヨシの中日ドラゴンズ、セ・リーグ優勝Xデー予想日】
私の予想では10月3日〜6日のナゴヤドームでの広島4連戦中だろうと思っている。そこでズバリ10月4日水曜日じゃないかと思う。中日が広島に勝ち自力でマジックを0にして落合監督が胴上げとなるだろう。中日が連勝を続け阪神が負けが続くと9月の終わりの甲子園球場の可能性もあるが阪神は地元胴上げを阻止してナゴヤドームへ持ち越されるじゃないかと思う。私としてはナゴヤドームでの胴上げを望んでいる。果たしてどうなるのか気になる。
【奥ヒダツヨシ、今季公式戦初観戦、急遽決定!】
そこで無謀とも言えるかも知れないが、10月3日〜6日のナゴヤドーム広島4連戦のチケットを各日1枚ずつ今日コンビニのローソンへ行き購入してしまった。会社へは有給休暇を出してこの4日間は、毎日、飛騨高山と名古屋を往復する強行日程を決行することにした。ドラゴンズのリーグ優勝を決める試合を生で観戦したい、落合監督の胴上げをこの目で見たいと思ったからだ。さてはて上手くこの4日間の試合の中でドラゴンズのリーグ優勝となるのか。もしこれより早く決まってしまうと、たんなる消化試合を4試合連続観戦すると言う恐ろしい結果になるかも知れない。無謀な賭けに出た奥ヒダツヨシの判断の結果はいかに・・・(苦笑)
ちなみに4日間とも5階席のパノラマAでの観戦です。ホーム用レプリカユニホーム(立浪の背番号3番)を着て、ナゴヤドームでは場違いのピンクのタオル(露天風呂でのトレードマーク・ハンカチ王子に対抗して自称『タオル王子』だ!(爆))を頭に巻いた男がいたら私です。見かけたら『奥ヒダさんですか?』みたいな感じで声をかけて下さい。
ナゴヤドーム4試合連続観戦、4連投どうなることやら・・・ドキドキだなぁ。


思いが伝わるといいですね。R41か山越えの高速か、くれぐれも車の運転には気を付けて下さい。それにしても頭が下がります、オジンとしては(笑)
私の予想では6日です
充実した4連戦になることでしょう
コメント&心遣いありがとうございます。
優勝を決める試合を見たことがないので、この機会にぜひと思って、賭けに出てみました。
高山から名古屋は東海北陸道経由で行きます。
お金はかかりますが、時間的に早く名古屋へ行けるので、最近は高速利用が多いです。
以前はまだ高速もなくて名古屋へ行く時は国道41号線で4時間はかかりましたが、今は一宮まで行き車を駐車場に置いて、後は電車で行くパターンです。
車を利用する者としては、ガソリン代の値上げがかなり痛いですけどね。
>セパ琢磨さん
コメントありがとうございます。
6日ですか〜その日は代替試合なので料金が安いのでお得ですよ。パノラマAの通常料金2500円が1500円でした。阪神が意地でも負けないので予想が難しいですね。今のうちがチケット購入のチャンスです(笑)