
2006年9月26日(火)ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対横浜ベイスターズ、プロ野球公式戦17回戦が行われた。中日の先発は中田賢一、横浜の先発は三橋で18時00分試合開始。
1回裏、2アウトから福留が四球、4番ウッズがバックスクリーンへ特大の先制2ランホームランを放った。
3回表、中田は小池にソロホームラン打たれて1点を失った。
4回裏、先頭のウッズが2打席連続のホームランを放ち3対1。
6回裏、横浜2番手山北に対し、先頭の福留がフェンス直撃の二塁打で出塁、三塁への盗塁が成功した。続くウッズが歩き一、三塁のチャンスで、森野の代打立浪は倒れたが、代わった横浜3番手木塚に対しアレックスのショートゴロが併殺崩れとなり1点を加え4対1としたた。
7回表、中田は1アウトから吉村にソロホームランを打たれて1点を失い、2アウト後に降板した。
8回表、3番手平井が安打と四球で1アウト一、二塁とされると守護神岩瀬にスイッチしたが、金城に中前に落とされ1点差。なおも一、三塁から村田の犠牲フライで4対4の同点とされた。
岩瀬は9回表、2死満塁とされたが、代打鶴岡を遊ゴロに抑えピンチを切り抜けた。10回裏、横浜6番手クルーンに対し、先頭の荒木が二塁への内野安打で出塁。井端の送りバントがクルーンの野選を誘い、一、二塁とすると、福留が前進守備の中堅手頭上を越えるサヨナラ打で中日がサヨナラ勝ち。
2位阪神は甲子園で広島に勝ったため、ゲーム差は3ゲーム差のまま。中日の優勝マジックは1つ減り11となった。
※画像=延長10回裏、サヨナラ二塁打を放ちガッツポーズで一塁を回る福留孝介=ナゴヤドーム
■落合監督続投を明言せず−中日・白井オーナー(サンスポ)
中日の白井文吾オーナー(78)は26日、3年契約最終年となる落合博満監督(52)について「(去就に関して球団内で)まだ話し合っていない。監督と話すのはセ・リーグの優勝が決まってから。いまは戦いを見守るだけ」と語り、続投の明言はしなかった。
この日、名古屋市内で球団の役員会に出席した同オーナーは、就任から毎シーズン優勝争いに絡む落合監督の手腕を評価。巨人、広島など、すでに続投が決まっている球団もあることに関して「他球団は他球団」と話した。また中日のリーグ優勝は「次の名古屋(10月3日からの広島4連戦)では決まらないんじゃないか」との見方を示した。
■岩瀬が8年連続50試合登板−4人目(サンスポ)
中日の岩瀬仁紀投手(31)が26日の横浜17回戦(ナゴヤドーム)で八回一死から登板し、プロ野球4人目となる8年連続50試合以上登板を果たした。秋山登(大洋)の9年連続が最多で、金田正一(国鉄)と米田哲也(阪急)が8年連続で記録している。プロ8年目の岩瀬は新人からの連続記録で通算464試合に登板。
■【中日】福留のサヨナラ打でM11に(日刊スポーツ)
中日は延長10回、福留がクルーンからサヨナラ打を放ち、連敗を止めた。ヒットと野選で無死一、二塁とし、福留がフルカウントからのストレートをジャストミート。打球は前進守備のセンター頭上を越えた。8回、岩瀬が同点に追いつかれる苦しい試合展開となったが延長で競り勝ち。阪神との3ゲーム差を守り、マジックを1つ減らし11とした。スタンドの大声援の中でお立ち台に立った福留は「打った瞬間、越えてくれと思った。先は考えず、目の前の試合を必死で戦って、自分たちが勝って(マジックを)減らしていけばいい」と興奮気味に話した。
■中日:福留の決勝打でサヨナラ勝ち 横浜は十回守備乱れる(毎日新聞)
中日は福留の決勝打で今季5度目のサヨナラ勝ち。連敗を止め、優勝マジックを11とした。同点の延長十回無死一、二塁から、福留の中越え二塁打で決着を付けた。岡本が3勝目。横浜は八回に追いついたが、十回に守備が乱れた。
中日・落合監督が「今年の総決算」と位置づける残り試合。23日のヤクルト戦で失策して以降、当たりが止まっていた不動の4番・ウッズの打棒が復活した。
「早い回に点を取っておきたい」と打席に入った一回2死一塁。横浜の先発・三橋のど真ん中の138キロをフルスイングすると、打球はバックスクリーンに向かって一直線へ。横浜の中堅・吉村が追うのも止めた豪快な一発は、先制の38号2ランとなった。
1点差に詰め寄られた四回は、125キロの変化球をすくい上げる。中堅右のスタンドに飛び込む2打席連続となる39号ソロ。「会心の当たりではなかったけど、よく飛んでくれたね」と本人も驚いた。
計3打点をたたき出して118打点。初の打点王に向けて、2位の横浜・村田を引き離した。本塁打もトップの40本の李承ヨプ(巨人)に1差に迫った。横浜時代は2年連続本塁打王に輝いたウッズが、2年ぶりのタイトル奪還も射程圏内にとらえた。
■頼れる男、中日・福留−好機つくって最後は決めた(サンスポ)
ライナー性の打球が前進守備の外野を襲った。「越えてくれ」。願いを乗せた白球は歓声とともに中堅手の頭上を通過した。殊勲のサヨナラ二塁打。熱狂するファンを前にヒーローの福留が言った。「気持ちいい」
同点の十回。マウンドには150キロ台の剛速球で押すクルーンがいた。「絶対何とかしてやると思った。軽い興奮状態で打席に入った」。フルカウントからの6球目、狙い球はもちろん相手の武器、直球だった。
一回にはウッズの2ランを呼び込む四球を選び、六回には二塁打の後にすかさず三盗を決め、4点目のホームを踏んだ。これで自身の持つ球団記録に並ぶ今季107得点目もマーク。打って、走っての大活躍だった。
逃げ切りを狙って投入した岩瀬が打たれて終盤に追いつかれた。負ければ阪神と2ゲーム差。悪夢を振り払う価値ある1打でチームは3連敗を免れ、マジックを11に減らした。「目の前の試合を必死に戦って自分たちの力で減らせばいい。残り試合全部を阪神とやるわけでもないし」。頼れる男はただ前だけを見据えている。
■ドラゴンズ選手&落合監督のコメント
◆ウッズ(1回38号2ラン)「いつものように集中して強振した。早い回に点を取っておきたいと思って打席に入った」
◆ウッズ(4回39号ソロ)「追い込まれていたので、三振はしたくなかったけど、強く振ることだけは心がけた。会心の当たりではなかったけど、よく飛んでくれたね」
◇落合監督
「打つ手を間違えるとこうなるという典型の試合だ。かえってこういう試合をやった方がいいんじゃないか。この時期、形にはこだわってられないんだから。泣いても笑ってもあと16試合だ。」
■中5−4横(26日) 福留がサヨナラ打(共同通信)
中日がサヨナラ勝ちし、マジックを11とした。頼みの岩瀬が打たれて延長戦に持ち込まれたが10回無死一、二塁から福留が中越え二塁打を放ち決勝点を挙げた。粘った横浜は同点の9回の満塁機を逃し、最後はクルーンが打たれた。
◇セ・リーグ
中日−横浜17回戦(中日10勝5敗2分、18時、ナゴヤドーム、35797人)
横 浜 001 000 120 0− 4
中 日 200 101 000 1X−5
(延長10回)
▽勝 岡本49試合3勝1S
▽敗 クルーン41試合2勝5敗22S
【投手】
(横)三橋、山北、木塚、加藤、川村、クルーン−相川
(中)中田、鈴木、平井、岩瀬、岡本−谷繁
【本塁打】
(横)小池7号ソロ(3回、中田)、吉村24号ソロ(7回、中田)
(中)ウッズ38号2ラン(1回、三橋)、39号ソロ(4回、三橋)
今夜の試合は地上波でのテレビ中継は東海地方では三重テレビのみで岐阜放送では中継がなかったので、東海ラジオを聞いた。1回表の先発中田の立ち上がりを聞きながら温泉施設へ行く。温泉から上がり東海ラジオを聞くと3対1で中日が2点リードしていた。
6回裏に併殺崩れの間に1点を追加して4対1。この1点で今夜はこれで勝てるだろうなと思った。しかし、8回に平井が捕まりピンチの場面で岩瀬が登板したが同点に追いつかれてしまった。この辺で甲子園では阪神が勝ったと試合速報が入る。中日は益々負けられない。延長10回裏、福留のタイムリーでサヨナラ勝ち。良かった。このサヨナラ勝ちで乗っていけるだろう。明日もあさっても勝ってくれ!頑張れドラゴンズ!!
4対4の同点になったときは、また今日も負けるんじゃないかとネガティブになってしまった。それを福留が振り払ってくれる一打でサヨナラ勝ち。さあ今日からまた上昇気流に乗って優勝へ向かって行こう!明日も勝つぞ!!

