“朝倉健太自己最多１３勝！ヤクルトに快勝で完全優勝を決める！”’０６年１０月１４日試合結果

○中日８ｘ−１ヤクルト●（セ全球団から勝ち越しで完全優勝！）
　２００６年１０月１４日（土）ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ、プロ野球公式戦２２回戦（最終戦）が行われた。中日の先発は朝倉健太、ヤクルトの先発はプロ初登板初先発の高卒ルーキー村中で１８時００分試合開始。

　３回裏、福留孝介の先制３１号２ラン、井上、谷繁の連続タイムリーで４点を先制した。先発朝倉は３回までパーフェクトと好投。
　４回に１点を返された中日はその裏、ウッズのセンター犠牲フライで１点を追加。５回裏に井端、福留の連続タイムリーで２点、６回裏に１点を加えた。
　中日は６回以降、継投で逃げ切り、今季全カードの勝ち越しを決めた。
　先発の朝倉健太は５イニングを投げて２安打４奪三振１失点で自己最多の１３勝目を挙げた。

　※画像＝１３勝目を挙げた朝倉健太＝ナゴヤドーム

■中日の川相が現役引退（サンスポ）
　中日は１４日、川相昌弘内野手（４２）の今季限りでの現役引退を発表した。来季からは１軍の守備走塁コーチに就任する予定。１５日にナゴヤドームで記者会見を行う。

　川相は１９８３年に岡山・岡山南高からドラフト４位で投手として巨人に入団。内野手に転向後、堅実な守備と巧みなバントで遊撃手の定位置をつかんだ。２００３年８月には米大リーグ記録を抜く通算５１２犠打を達成した。

　０３年に一度引退を表明したが、そのオフに撤回して中日にテスト入団。２４シーズン目を迎えた今季は「メンタルアドバイザー」の肩書でコーチを兼任、７月２０日に出場選手登録を外れた後も、１軍に同行していた。通算成績は１９０７試合に出場し、打率２割６分６厘、４３本塁打、３２２打点、５３２犠打。

　川相昌弘（かわい・まさひろ）
　１９８３年岡山・岡山南高からドラフト４位で巨人に入団。遊撃手として堅守と正確なバント技術で定位置を獲得した。２００３年オフに現役引退を表明した後、撤回して０４年から中日でプレー。プロ野球記録の通算犠打は、米大リーグ記録を上回る５３２をマークし、「バントの名手」と呼ばれた。巨人時代にゴールデングラブ賞６度、ベストナイン１度。１７６センチ、７５キロ。右投げ右打ち。岡山県出身、４２歳。

■中日：「バントの名手」川相引退　１５日にセレモニー（毎日新聞）
　「バントの名手」としてプロ野球の最多犠打記録を持つ中日・川相昌弘内野手（４２）が今季限りで現役を引退することが１４日、明らかになった。西川順之助球団社長によると、来季は中日の１軍守備・走塁コーチに就任する。ナゴヤでの今季最終戦となる１５日の横浜戦前に記者会見し、試合終了後セレモニーを行う。

　この日、西川社長と川相が話し合い、決まったという。選手兼任でメンタルアドバイザーを務めていたが、７月６日の巨人戦を最後に出場機会がなく、現在は１軍選手登録を抹消されている。

■【ヤクルト】新人村中はほろ苦デビューに（日刊スポーツ）
　ヤクルトのルーキー村中のプロ初登板初先発は３回４失点ＫＯという苦いものになった。１回から福留、ウッズに連続四球を与えるなどピンチの連続。３回につかまり、４点を奪われると、この回限りで交代を命じられた。古田兼任監督が「頑張ってもらいますよ」と話していた期待の高校生１巡目ルーキーだったが、敵地でプロの洗礼を浴びてしまった。

■中日：集中打で快勝　ヤクルトはルーキー村中、踏ん張れず（毎日新聞）
　中日が集中打で快勝した。三回福留の３１号２ランなどで４点を先取し、１点を追加後の五回にも４連打で２点を追加。先発・朝倉から５投手をつなぐ万全の継投で逃げ切った。ヤクルトはルーキーの村中がプロ初登板初先発したが、踏ん張れなかった。

■【中日】朝倉が自己最多更新の13勝目（日刊スポーツ）
　中日の朝倉が自己最多を更新する１３勝目をマークした。ヤクルト戦に先発し、５回を２安打１失点。４回、併殺崩れの間に１点を失ったが、今季の成長株は最終登板で安定した投球を見せた。「調子はよくなかったが、ラスト登板だったので気持ちを込めて投げました」と朝倉。２１日からの日本シリーズでは先発の１人として計算されている右腕は頼もしいばかりだ。

■選手談話（中日ドラゴンズ公式サイト）

【３回福留選手ホームラン】「スライダー。打球が低かったので入るかなとは思ってましたが、入ってくれて良かったです。スタンドにこれだけのお客さんがいる前で、打てて嬉しいです。」

【３回井上選手タイムリー】「久しぶりの、左中間のヒットで良かったです。」

【４回ウッズ選手犠飛】「スライダー。一球目を打ち損じたけれども、ランナーが３塁にいたのでジャストミートを心がけた。１点を取られた後なので、いい追加点になって良かったよ。」

【先発朝倉投手】「調子は良くなかったけど、ラスト登板だったので気持ちを込めて投げました。」

■試合終了後のコメント（CBC Exciting Stadium）
◇落合監督
「優勝の後、選手を見てそこそこ動けてるなという印象。あと二試合、選手をうまく使いますよ。
（川相選手は引退しますが）このチームで本当に役割を果たしてくれた。あいつなしでは今のチーム状態はなかったかもしれない。本人も出しきったんじゃないかな。」

■中８−１ヤ（１４日）　中日、全チームに勝ち越し（共同通信）
　中日が４３年ぶりにリーグ全カード勝ち越しを決めた。３回に福留の３１号２ランと井上、谷繁の連続適時打で４点を先行。４回以降も着実に加点した。朝倉は５回１失点で１３勝目。ヤクルトは２年連続のシーズン負け越しが決まった。

　◇セ・リーグ
　中日−ヤクルト最終戦（中日１２勝１０敗、１８時、ナゴヤドーム、３０２６０人）
ヤクル　０００　１００　０００−１
中　日　００４　１２１　００×−８
▽勝　朝倉２５試合１３勝６敗
▽敗　村中１試合１敗
【投手】
（ヤ）村中、上原、佐藤−米野
（中）朝倉、小林、鈴木、平井、岡本、岩瀬−谷繁
【本塁打】
（ヤ）
（中）福留３１号２ラン（３回、村中）


　今日の試合は地上波でのテレビ中継もラジオでの中継もないのでネットで途中経過を見ながらだった。結果はヤクルトに勝ってこれでセ・リーグ全球団から勝ち越しを決めて完全優勝となった。ヤクルトにはオールスター以降３カード連続で負け越しなどがあり苦しめられたが残り２試合に連勝して勝ち越せて良かった。そして朝倉が自己最多の１３勝目。日本シリーズに向けて良い自信になるだろう。

　川相昌弘の引退発表は今季が潮時だろうなとは思っていた。バントの名手がバントを失敗する場面を見てそろそろ限界じゃないかと感じていた。来季からは中日の１軍の守備走塁コーチに就任するようだが、引退したらまた読売に戻り原監督の下でコーチをするのかと思っていたが、中日に残るようだ。世界記録の５３２犠打は素晴らしい勲章だろう。現役生活長い間お疲れ様でした。

　明日はナゴヤドームで１８時から横浜戦で今季ナゴヤドーム最終戦だ。試合前に表彰式があり、試合終了後にセントラルリーグ優勝セレモニーや花火打ち上げなどがある。優勝ペナントを持って落合監督やコーチ陣、ドラゴンズ選手達がファンの前でナゴヤドームのグランドを１周するんだろう。明日の試合の予想先発投手は山本昌だろう。ぜひナゴヤドーム最終戦も勝利で飾って欲しいものだ。

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Comments

ライブドアの方はドラ記事を
アップしてないんですね(^^ゞ

昨夜は、セ完全制覇！！
やっぱり嬉しいですね。
これでシリーズにも良い形で入れそうです。
今日は、イベントや川相ＭＡの引退試合があり
どうしても勝ってナゴド最終戦を飾りたいです。

Posted by dai at 2006年10月15日 11:50

＞daiさん
コメントありがとうございます。

やはり完全優勝だと価値が有り気持ち良いですね〜
引退する川相はスタメンで登場するんでしょうかね。
横浜にも苦しめられたので最後はきっちり勝ってイベントに花を添えて欲しいです。

ライブドア版でのドラゴンズ記事は日本シリーズまでお休みしますのでよろしくお願いします。

Posted by 奥ヒダツヨシ at 2006年10月15日 12:04