“川上憲伸自己最多１７勝目！ナゴヤドーム最終戦横浜に勝利！”’０６年１０月１５日試合結果

○中日２ｘ−１横浜●（中田−川上−山本昌の豪華リレーで勝利！）
　２００６年１０月１５日（日）ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対横浜ベイスターズ、プロ野球公式戦２２回戦（最終戦）が行われた。中日の先発は中田賢一、横浜の先発は岸本で１８時００分試合開始。

　１回表、中田は２アウト二塁から村田のタイムリーで横浜に１点を先制された。３回裏、１アウト三塁で福留のタイムリーで１対１の同点に追いつき、さらに森野のタイムリーで勝ち越した。
　中田賢一は３イニング３安打１失点で降板。４回から２番手としてエース川上憲伸が登板。３イニングを１安打無失点と好投した。横浜先発岸本は５回６安打２失点で降板した。
　７回から３番手として山本昌が登板。３イニングを１安打無失点と好投した。試合は２対１で中日が勝利して今季ナゴヤ最終戦を勝利で飾った。川上憲伸が１７勝目、山本昌は９年ぶりのセーブを挙げた。

　※画像＝１回裏、川相が安打を放ちファンに向かってガッツポーズ＝ナゴヤドーム

■川相が引退会見（日刊スポーツ）
　今季限りで現役を引退する川相昌弘内野手（４２）が１５日、ナゴヤドームで記者会見を行った。「今は本当にすっきりした気持ち。３年前は悩んだりしたけど、今度こそ本当に引退します。プロ生活で１番いい思い出をこれからの日本シリーズでつくりたい」。０３年オフに巨人で引退表明しながら中日に移籍したことに触れながら、２４年間のプロ野球人生を振り返った。

■川相が引退記者会見−「２４年間できたことが奇跡」（サンスポ）
　今季限りで現役を引退する中日の川相昌弘内野手が１５日、ナゴヤドームで記者会見し「２４年間できたことが奇跡。十分やったんじゃないか」と、晴れやかな表情で野球人生を振り返った。

　通算犠打で米大リーグ記録を上回ったバントの職人。「ここまでこれたのはバントがあったおかげ」と話した。２００３年に巨人で引退を表明しながら撤回、中日にテスト入団した経緯があり「今はすっきりした気持ち。今回は本当に引退します」と笑わせた。

　落合監督は川相を２１日からの日本シリーズで戦力として考えており、１５日に出場選手登録。本人は「１番いい思い出は、これから日本シリーズでつくりたい」と最後の舞台へ意欲をにじませた。

■中日：「バントがあったから…」　川相が２４年振り返る（毎日新聞）
　今季限りで現役引退する中日の川相昌弘内野手（４２）が１５日、ナゴヤドームで記者会見し、「ここまで来たのはバントがあったから。役割を与えてくれた（巨人時代の）藤田監督をはじめ、すべての方に感謝したい」と２４年間の選手生活を振り返った。

　巨人時代に一度引退表明している川相は「今回は本当に引退します」と報道陣を笑わせた。１２日の阪神戦（甲子園）の際に落合監督から話があり、自分で決断したという。「（最初に引退表明した）３年前と違って晴れやかな気持ち」と心境を語った。

　さらに「２、３年でやめるかもしれないへっぽこ選手が２４年間できたということは奇跡。悔しさをばねに頑張ってきた」と話した。２１日に開幕する日本シリーズについては「一番いい思い出を作りたい。ベンチに入っても入らなくても日本一になれるよう頑張りたい」と意欲を見せた。

■中日：本拠地最終戦で横浜破る（毎日新聞）
　中日が本拠地最終戦を白星で飾った。１点を追う三回、福留と森野の２本の適時打で逆転。投げては先発の中田から川上、山本昌の継投で三回以降は横浜に二塁すら踏ませなかった。今季最終戦の横浜は、村田の先制打を生かせなかった。

　現役引退を表明した中日・川相が本拠地最終戦に「２番・三塁」で先発出場した。約３カ月ぶりの試合で、先発は６月７日のロッテ戦以来。試合前に「バントをやりたい」と話した通り、三回無死二塁から三塁線へ送りバントを成功させた。プロ野球最多の通算犠打数を５３３に伸ばした。その後、２打席連続で空振り三振を喫して３打数１安打。七回からは遊撃に入り、八回の守りでベンチに退くまでスタンドを沸かせた。

■中日・山本昌が9年ぶりS＝プロ野球・中日−横浜（時事通信）
　中日が逆転勝ち。1点を追う3回、福留と森野の適時打で2点を奪い、そのまま逃げ切った。川上が2番手に投げ、自己最多に並ぶ17勝目。終盤の3回を無失点に抑えた山本昌は9年ぶりのセーブ。横浜は今季84敗目を喫し、全日程を終えた。

■試合終了後のコメント（CBC Exciting Stadium）
◇落合監督（試合後のセレモニーでの挨拶）
｢今日は泣きません。去る１０月１０日、ドラゴンズブルーに埋め尽くされた東京ドームで２００６年度のセ・リーグペナントレースを勝ち取ることができました。我々の目的である日本シリーズに勝って、日本一のペナントを持ち帰るその第１ハードルを越えたばかりです。あの東京ドームでの全国のドラゴンズファンの声援、また球場に足を運んで頂きました皆様方の熱い声援、これの力で背中を押して頂き、何とか日本一を勝ち取るための第１ステップは終わりました。来たる１０月２１日、このナゴヤドームで２００６年度の日本一を決める戦いが始まります。我々は全身全霊を傾けて、名古屋に５２年ぶりのペナントを持ち帰ることを皆様に約束して挨拶に代えたいと思います。一年間のご声援ありがとうございました。｣

■中２−１横（１５日）　川上が自己最多１７勝目（共同通信）
　中日は０−１の３回に福留、森野の適時打で逆転。先発中田を４回から川上が救援し、３回無失点、５奪三振で自己最多に並ぶ１７勝目。７回から登板の山本昌が９年ぶりのセーブを挙げた。横浜は今季最終戦を勝利で飾れなかった。

　◇セ・リーグ
　中日−横浜最終戦（中日１４勝６敗２分、１８時、ナゴヤドーム、２８１２７人）
　横　浜　１００　０００　０００−１
　中　日　００２　０００　００×−２
　▽勝　川上２９試合１７勝７敗
　▽Ｓ　山本昌２７試合１１勝７敗１Ｓ
　▽敗　岸本６試合１敗
【投手】
（横）岸本、牛田、木塚−相川
（中）中田、川上、山本昌−谷繁
【本塁打】
（横）
（中）


　今夜のナゴヤドームの試合も地上波でのテレビ中継、ラジオ中継がなかったのでネットで結果を見るだけだった。試合前に今季限りで引退する川相が会見を行った。川相は送りバントの印象が強いが巨人時代は守備も上手い選手という印象がある。中日ドラゴンズへ来て若手選手の見本として良い影響があっただろう。来季からはコーチとして頑張って欲しい。

　ナゴヤドーム最終戦でファンサービスと日本シリーズへ向けての調整登板もあって先発投手３人の豪華リレーだった。昨日の朝倉と４人で日本シリーズの先発を任せるだろう。

　明日（１６日）の広島市民球場での広島戦が今季最終戦となる。先発予想はあと１勝で１０勝となる佐藤充が新人王のタイトルに向けて登板すると思われる。カバちゃんに新人王のタイトルをぜひ獲得して欲しいものだ。

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Comments

ナゴドの最終戦を見事勝利でした。
川相ＭＡも頑張ってスタメンで出たり
先発３本がしっかり投げてくれました。
日本シリーズに向けて順調に
調整が出来ていますね。
あとはアレックス待ちと言った所です。

今日は、絶対カバちゃんに勝利投手を
勝ち取ってほしいです。
新人王を取ってほしいですね。

Posted by dai at 2006年10月16日 11:52

＞daiさん
コメントありがとうございます。

セレモニーに花を添える勝利となって良かったです。
川相は１打席で代わるのかと思ってたんですが、安打と送りバントが決めたのはさすがですね。

今日の今季最終戦の広島戦で勝って日本シリーズに臨んで欲しいです。
カバちゃん新人王頑張って欲しいです。

Posted by 奥ヒダツヨシ at 2006年10月16日 12:25

はじめまして！
TBありがとうございました！

日本シリーズでの川相選手の活躍期待しております！

Posted by ぽんた at 2006年10月16日 14:24

＞ぽんたさん
はじめまして、ＴＢＲ＆コメントありがとうございます。

川相は日本シリーズでも送りバントを決めてもらって
ドラゴンズの日本一に貢献して欲しいです。

Posted by 奥ヒダツヨシ at 2006年10月16日 15:54