希望枠入団は10球団が採用し、西武は即戦力右腕の岸孝之投手(東北学院大)、ソフトバンクは最速150キロを超える左腕の大隣憲司投手(近大)、巨人は本格派左腕の金刃憲人投手(立命大)と合意。ロッテは9月の高校生ドラフトで2巡目指名し、同枠を回避した。
高校生ドラフトの1巡目を回避した球団はなく、2巡目は実施されなかった。3巡目以降は全球団がウエーバー順で指名し、3巡目ではトップの横浜が左腕の木村雄太投手(東京ガス)、東京6大学リーグで歴代4位の通算121安打した大引啓次内野手(法大)はオリックスが交渉権を得た。日本一の日本ハムは3巡目でカーブが魅力の糸数敬作投手(亜大)、4巡目では走攻守そろった長野久義外野手(日大)を指名した。
2年目を終えた四国アイランドリーグからも初指名され、深沢和帆投手(香川)が巨人の5巡目、角中勝也外野手(高知)がロッテの7巡目で指名を受けた。全体では47選手(希望枠除く)が指名され、最多は日本ハムとロッテの6人、最少はオリックスの1人だった。
※画像=中日の3巡目指名を受けて笑顔を見せる日本福祉大・浅尾拓也投手
■希望入団枠で10人が決定/ドラフト(日刊スポーツ)
大学・社会人ドラフトが21日、都内のホテルで午後2時から始まり、希望入団枠10人が発表された。
横浜は日産自動車の高崎健太郎投手(21=鎮西)、広島はホンダ鈴鹿の宮崎充登投手(28=智弁和歌山)、オリックスはJR九州の小松聖投手(25=国士大)、巨人は立命大の金刃憲人投手(22=市尼崎)、ヤクルトは青学大の高市俊投手(22=帝京)、西武は東北学院大の岸孝之投手(21=名取北)、阪神は大阪ガスの小嶋達也投手(21=遊学館)、ソフトバンクは近大の大隣憲司投手(22=京都学園)、中日は東洋大の田中大輔捕手(21=如水館)、日本ハムは早大の宮本賢投手(22=関西)。楽天とロッテは希望枠を行使しなかった。
■東北楽天1巡目は東洋大・永井 57名が指名=大社ドラフト(スポーツナビ)
大学生や社会人、四国独立リーグなどを対象としたプロ野球の大学生・社会人ドラフト会議が21日、東京都内で行われ、希望入団枠で入団が内定している10名を含め57名の選手が指名を受けた。
希望入団枠での獲得を見送った東北楽天は1巡目に、東洋大の右腕・永井怜投手を指名した。希望入団枠ではなかったものの、リーグ歴代4位の121安打を放ち、高い評価を得ていた法大・大引啓次内野手はオリックスの3巡目だった。
東京ヤクルトの希望入団枠が決まっている高市俊投手が所属する青山学院大からは、巨人4巡目・円谷英俊内野手、東北楽天4巡目・横川史学外野手、西武6巡目・大崎雄太朗と合計4名が指名された。44年ぶり日本一となった北海道日本ハムは7名と12球団で最多の指名。また、昨年1人の指名もなかった四国独立リーグからは、巨人の5巡目・深沢和帆投手、千葉ロッテの7巡目・角中勝也外野手と2名が指名を受けた。
なお、57名の内訳は、投手は33名、捕手5名、内野手9名、外野手10名だった。
その後、行われた育成ドラフトでは、巨人が7名、東北楽天が2名、福岡ソフトバンク、東京ヤクルト、広島がそれぞれ1名ずつを指名した。
■中日希望枠田中、谷繁見習う/ドラフト(日刊スポーツ)
中日から希望枠指名された東洋大・田中大輔捕手(4年=如水館)は「守りがしっかりしていて、自分に合っていると思う」と、今季リーグを制したチームへの印象を話した。遠投110メートルの強肩は、谷繁の後継者として期待される。「谷繁さんを見習って、(捕手を)任せられるように頑張りたい」と意気込んだ。
■中日、田中と1億円仮契約/ドラフト(日刊スポーツ)
中日は希望枠指名した東洋大・田中大輔捕手(4年=如水館)と仮契約を結んだ。希望枠での指名直後、仁村スカウトが同大学を訪問。契約金1億円、年俸1500万円プラス出来高5000万円(金額は推定)。遠投110メートルの強肩は、谷繁の後継者として期待される。田中は「谷繁さんの若手に負けない動きや風格をまねして、(レギュラーを)脅かすような選手になりたい」と意気込んだ。
■中日3巡目は日本福祉大・浅尾/ドラフト(日刊スポーツ)
中日は3巡目で日本福祉大の浅尾拓也投手(22=常滑北)を指名した。最速152キロを誇る右腕で、フィールディングやけん制もうまい。
■中日3巡目浅尾ネットで確認/ドラフト(日刊スポーツ)
日本福祉大の152キロ右腕・浅尾拓也投手(22)が21日の大学生・社会人ドラフトで中日の3巡目指名を受けた。愛知県知多郡美浜町の同大学内に設置された会見場で、インターネット速報により指名を知った。「ここ最近はずっと眠れなくて中日に入れるかということだけを考えていました。うれしいです」と話した。
■中日5巡目岩崎、白星後に朗報/ドラフト(日刊スポーツ)
新日本石油の岩崎達郎内野手(21)が中日の5巡目指名を受けた。社会人日本選手権(京セラドーム大阪)1回戦でJR東日本東北を10−1で破った後、指名を知った。大阪市内のホテルで会見し「やるからには1年目からレギュラーを狙いたい」と話した。
■中日6巡目清水、信頼が第1/ドラフト(日刊スポーツ)
名城大の148キロ右腕・清水昭信投手(4年)が21日の大学・社会人ドラフトで中日から6巡目指名を受けた。名古屋市内の同大学野球部合宿所で、大坪監督の電話により指名を知らされた。大学での会見で「監督、仲間、いろんな人に感謝している。チームから信頼される投手になりたい」と話した。
▼清水昭信(しみず・あきのぶ) 1983(昭和58)年10月26日、三重県松阪市生まれの23歳。175センチ、85キロ、右投げ右打ち。松阪西中から三重高に進み、甲子園出場経験はなし。愛知大学リーグでは2年春に名城大を1部に昇格させたが、今秋、日本福祉大との入れ替え戦に敗れて2部に降格。速球は3年秋には最速150キロをマーク。1部リーグ通算成績は15勝15敗。名城大から中日入団は盛田(引退)、英智、鎌田に続き4人目になる。
■中日落合監督「予想以上」/ドラフト(日刊スポーツ)
中日落合監督は希望枠の東洋大・田中大輔捕手(21)を加えた6選手の指名に、満足げだった。「予想通りというか、それ以上のものがあったと思う。スカウトがこの選手という人間は指名できた。予想より(指名が)1人2人多かったが(球団に)無理を言って手を広げてもらった」と話した。
■<ドラフト会議>計57選手が指名 日ハムが最多の7人指名(毎日新聞)
大学生、社会人などを対象にしたプロ野球の06年度新人選手選択(ドラフト)会議が21日、東京都港区の新高輪プリンスホテルで開かれた。希望入団枠を行使して、既に入団が内定した10選手を含め、計57選手が指名された。最多の7人を指名したのは日本ハム、逆にオリックスはわずか2人で終了した。また、独立リーグの四国アイランドリーグから2人が初めて指名された。
ドラフト会議は昨年から高校生と大学生・社会人と分離して行われており、9月25日の高校生ドラフトで指名された33人と合わせ、今年度の指名選手(希望入団枠を含む)は90人となった。
また育成目的に支配下選手枠以外の選手を獲得する育成選手選択(2次ドラフト)も併せて行われ、6球団が12選手を指名した。
▽中日・落合監督 パーフェクトじゃないか。予想より1、2人多かった。球団に無理言って手を広げてもらった。まだ指名しただけ。これから。
○…東洋大バッテリーが高い評価を得た。中日希望枠の捕手・田中に加え、エース永井が楽天1巡目指名を受け、並んで会見に臨んだ。田中が「開幕1軍を目指し、谷繁さんの後を任されるような捕手になりたい」と語れば、「やるからには新人王を獲りたい。(高校ドラフトで指名された)田中(将大)君とは刺激し合いつつ頑張りたい」と永井。野球部員に胴上げされた2人は、ともに1年目からの飛躍を誓った。
田中はこの後、中日と仮契約。契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1500万円(金額は推定)。「最高の評価をしてもらえてうれしい」と改めて笑顔を見せていた。
■ドラフト・喜ぶ日本福祉大の浅尾拓也投手
※画像=地元中日に3巡目で指名され、チームメートに祝福される日本福祉大の浅尾拓也投手。「うれしい。中日に入れることだけを願って待っていた」と満面に笑み。同大から初のプロ野球選手(21日、愛知県美浜町)
▼浅尾拓也(あさお・たくや) 1984(昭和59)年10月22日、愛知県知多市生まれの22歳。182センチ、71キロ、右投げ右打ち。知多市内のつつじケ丘小1年から野球を始めた。八幡中から常滑北高2年夏まで捕手。2年秋の新チームから投手に転向し、エースとなった。最後の夏は愛知大会3回戦で岡崎城西に敗退。大学では1年秋からベンチ入りし、3年秋から先発投手に定着。今秋の愛知大学野球2部リーグの東海学園大戦で最速152キロをマークし、名古屋産大戦ではノーヒットノーランをマーク。愛知大学1、2部リーグ入れ替え戦では、中心投手として活躍し、今春の全日本大学選手権8強の名城大を倒して1部リーグ昇格を決めた。
■2006年度新人選択会議大学生・社会人ドラフト選択選手
●2006年度 中日ドラゴンズ
希望入団枠獲得選手
田中 大輔 (22) 捕 手 東洋大
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 浅尾 拓也 (22) 投 手 日本福祉大
4巡目 菊地 正法 (22) 投 手 東邦ガス
5巡目 岩崎 達郎 (21) 内野手 新日本石油ENEOS
6巡目 清水 昭信 (23) 投 手 名城大
7巡目 西川 明 (22) 内野手 法政大
●2006年度 阪神タイガース
希望入団枠獲得選手
小嶋 達也 (21) 投 手 大阪ガス
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 上園 啓史 (22) 投 手 武蔵大
4巡目 清水 誉 (22) 捕 手 関西学院大
5巡目 大城 祐二 (21) 内野手 TDK千曲川
●2006年度 東京ヤクルトスワローズ
希望入団枠獲得選手
高市 俊 (22) 投 手 青山学院大
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 西崎 聡 (24) 投 手 JR北海道
4巡目 衣川 篤史 (25) 捕 手 住友金属鹿島
●2006年度 読売ジャイアンツ
希望入団枠獲得選手
金刃 憲人 (22) 投 手 立命館大
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 上野 貴久 (23) 投 手 NTT東日本
4巡目 円谷 英俊 (22) 内野手 青山学院大
5巡目 深沢 和帆 (23) 投 手 四国リーグ・香川
6巡目 寺内 崇幸 (23) 内野手 JR東日本
7巡目 深町 亮介 (22) 投 手 中京大
●2006年度 広島東洋カープ
希望入団枠獲得選手
宮崎 充登 (28) 投 手 ホンダ鈴鹿
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 上野 弘文 (25) 投 手 トヨタ自動車
4巡目 青木 高広 (24) 投 手 日産自動車
5巡目 中東 直己 (24) 外野手 ホンダ鈴鹿
●2006年度 横浜ベイスターズ
希望入団枠獲得選手
高崎 健太郎 (21) 投 手 日産自動車
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 木村 雄太 (21) 投 手 東京ガス
4巡目 下園 辰哉 (21) 外野手 九州国際大
5巡目 下窪 陽介 (27) 外野手 日本通運
6巡目 吉原 道臣 (25) 投 手 ホンダ
●2006年度 北海道日本ハムファイターズ
希望入団枠獲得選手
宮本 賢 (22) 投 手 早稲田大
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 糸数 敬作 (22) 投 手 亜細亜大
4巡目 長野 久義 (21) 外野手 日本大
5巡目 山本 一徳 (23) 投 手 早稲田大
6巡目 金子 洋平 (24) 外野手 ホンダ
7巡目 今浪 隆博 (22) 内野手 明治大
8巡目 内山 雄介 (22) 投 手 旭川大
●2006年度 西武ライオンズ
希望入団枠獲得選手
岸 孝之 (21) 投 手 東北学院大
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 山本 淳 (24) 投 手 TDK千曲川
4巡目 原 拓也 (22) 内野手 関東学院大
5巡目 岩崎 哲也 (24) 投 手 三菱重工横浜硬式野球クラブ
6巡目 大崎 雄太朗 (22) 外野手 青山学院大
●2006年度 福岡ソフトバンクホークス
希望入団枠獲得選手
大隣 憲司 (22) 投 手 近畿大
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 高谷 裕亮 (25) 捕 手 白鴎大
4巡目 森福 允彦 (20) 投 手 シダックス
5巡目 長谷川 勇也 (21) 外野手 専修大
6巡目 川頭 秀人 (21) 投 手 福岡大
●2006年度 千葉ロッテマリーンズ
希望入団枠獲得選手
行使せず
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 神戸 拓光 (21) 外野手 流通経済大
4巡目 荻野 忠寛 (24) 投 手 日立製作所
5巡目 江口 亮輔 (22) 投 手 愛知学院大
6巡目 中郷 大樹 (22) 投 手 JR四国
7巡目 角中 勝也 (19) 外野手 四国リーグ・高知
8巡目 松本 幸大 (25) 投 手 デュプロ
●2006年度 オリックス・バファローズ
希望入団枠獲得選手
小松 聖 (25) 投 手 JR九州
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 (選択権なし)
2巡目 (選択権なし)
3巡目 大引 啓次 (22) 内野手 法政大
●2006年度 東北楽天ゴールデンイーグルス
希望入団枠獲得選手
合意せず
大学生・社会人ほか選択会議
1巡目 永井 怜 (22) 投 手 東洋大
2巡目 (選択権なし)
3巡目 嶋 基宏 (21) 捕 手 国学院大
4巡目 横川 史学 (21) 外野手 青山学院大
5巡目 渡辺 直人 (26) 内野手 三菱ふそう川崎
■高校生選択会議指名選手についてはこちらの関連記事をご覧下さい⇒【堂上直倫(愛工大名電)は中日が交渉権を獲得!抽選で競合の阪神と巨人に勝利!2006年度高校生ドラフト結果】
大学生・社会人ドラフト会議で中日ドラゴンズは3巡目で日本福祉大の浅尾拓也投手を指名した。先に選択権があった西武が強行指名するかと思われていたが、中日と浅尾は相思相愛で中日以外から指名された場合は社会人行きを表明していたので、本人の希望どおりに中日に指名されて良かった。そして4巡目で東邦ガスの菊地正法投手を指名出来たのも良かったと思う。大学生・社会人ドラフトで中日は希望枠の田中捕手も含めて投手3人、捕手1人、内野手2人の6人を指名した。この中から来シーズン即戦力として活躍する選手が出てきて欲しいものだ。
チアドラ、ドアラに関する最新情報 ⇒
ドラゴンズは満点ドラフトかしら?5巡6巡が私は知らないヒトでした(ごめんなさいっ)。みなさん1軍で1球でも投げて、1本でもヒット打ってくれることを夢見たいです。中でも田中には超期待よ!やっぱ捕手は大事ですよね・・・・。
奥ヒダさん、トマト、ダメなんだ。私は大好きだから、どうかなって思ったの。朝から牛乳とトマトジュースのヒトなのよね。これで風邪ひかないのかななんて最近思っちゃう。ただ○○は風邪ひかないってだけだったりして・・・・。
コメントありがとうございます。
予定していた選手が指名出来て良かったんじゃないかな。5巡目以降の選手を知ってたらかなりマニアックかも(笑)
田中に期待したいですね。谷繁から正捕手の座を奪える選手になって欲しいです。
トマトは好きだけどトマトジュースが嫌い。牛乳は大好きですよ。朝は野菜ジュース飲んでます。
油断すると風邪ひくから気をつけてね。