
前回交渉で入団が決定的となっていた門倉は、「個人的な目標は持たない。強い巨人をファンは待っているので、必ず日本一、アジア一に貢献したい」と抱負を語った。門倉にとっては中日、近鉄、横浜に続く4球団目の在籍チーム。この日契約を交わし、「こんなにうれしいことはない」と笑顔を見せた。
※画像=巨人のユニホームを着て原監督(左)と握手する門倉健投手
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■巨人・門倉が誕生=「日本一に貢献したい」と意欲−プロ野球(時事通信)
巨人は日本ハムから移籍した小笠原道大内野手に続く、今オフ2人目のFA選手を獲得。会見に同席した原監督は「監督として大変ありがたい。先発5、6人の枠を奪い取ってもらいたい」と193センチの大型右腕に期待を寄せた。
■巨人が門倉の入団発表 2年総額2億円で合意(共同通信)
東京都内のホテルで会見した門倉は「緊張もあるが、興奮もすごくある。人気球団でプレッシャーを感じると思うが、明るいキャラクターを前面に出して頑張る」。同席した原辰徳監督は先発の一角として期待し「強さを感じる投手。状況次第でリリーフ、抑えでもしっかり全うしてくれると信じている」と話した。
門倉は東北福祉大からドラフト2位で1996年に中日入り。近鉄、横浜と移籍し、今季は2年連続2けた勝利となる10勝(9敗)を挙げた。(金額は推定)
■<門倉健投手>巨人の入団決まる 「やりがいもある」と抱負(毎日新聞)
交渉後の入団発表で門倉は「人気球団なので大きな重圧を感じるが、その分、やりがいもある」と抱負を語った。原監督は「先発の一角を勝ち取ってもらいたい。ただ、状況によっては中継ぎや抑えでの起用も考えているが、しっかり全うしてくれるだろう」と期待を寄せた。
■巨人が門倉の入団を発表(スポーツ報知)
門倉健投手「子どものころから長嶋さんや原さんの下でやりたいというのがあったので、きょうは最高の日。投げるところは監督が決めること。結果を出し、監督を胴上げするためにしっかりと準備したい」
原辰徳監督「監督として大変ありがたい。ローテーションをしっかり守った中で、どういう役割でもしっかり戦ってくれる投手。投げないときにもチームを明るく前へ進めてほしい」
■<巨人>清武代表がFA補償金の撤廃訴える(毎日新聞)
巨人の清武英利球団代表は11日、フリーエージェント(FA)制に関する補償金の撤廃を訴えた。清武代表は「補償金がなければ、門倉投手を欲しいという球団はあった。(国内球団が獲得に名乗りを挙げず)メジャーに流出するのはもったいない。流出させないシステムを作らないといけない」と話した。
門倉健が横浜からFA移籍で巨人への入団が決まった。門倉がドラフト1位で中日へ入団したときは、まさか将来巨人に行くなんて予想もしなかった。中日から近鉄へトレード移籍したときはこのまま近鉄で終わるんだろうかと思っていたが、再びセ・リーグの横浜へトレードで来て2年連続二桁勝利を挙げて活躍していた。門倉が巨人へFA移籍の裏には星野仙一の影が噂されている。門倉は巨人へ移籍したことで今まで在籍していた球団とは違うプレッシャーにより力が発揮出来るのか心配だ。来シーズン中日打線は巨人門倉にやられないようにしっかり打って欲しいものだ。

