
※画像=打撃練習を行うタイロン・ウッズ
●落合監督が中村紀洋にノックを受けさせた理由とは ⇒Ranking
【19日速報記事】
■ノリに落合ノック 中日(共同通信)
落合監督がテスト中の中村紀を初視察。シート打撃で中村紀にとって昨年8月の試合以来という投手(川井)との対戦があり、2打席目に本塁打と見せ場があった。だが監督が到着したのは、その10分後。指揮官はフリー打撃に続きサブグラウンドで守備練習を見守り、最後は自らノックをした。
「最後は息が上がって気持ちだけで受けてた」とアピールに必死なテスト生に、落合監督は「まだそういう時期じゃない」と評価を避けた。
■【中日】主砲ウッズがやっとキャンプ合流(日刊スポーツ)
中日のタイロン・ウッズ内野手(37)が19日、沖縄北谷キャンプに合流した。ランニング、キャッチボール、守備のサインプレーの後、屋内練習場でマシン打撃を行った。「個人の成績を伸ばすことももちろんだけど、チームが日本一になれるように頑張りたい」とウッズ。母親の病気などで合流が2度に渡って延期されていたが、ようやく4番打者が動き出した。
■若手台頭乏しい中日(共同通信)
早朝から日没まで、6勤1休の厳しさで若手野手陣を徹底的に鍛えたが、主力を脅かす戦力の台頭は乏しい。2年目の新井と藤井、新人捕手の田中(東洋大)ら期待の選手が故障で出遅れた。ルーキーの堂上直(愛知・愛工大名電高)も攻守にプロのレベルと差がある。
数少ない好材料は3年目の鎌田。左打ちで打撃面の成長を印象づけ、荒木と井端の二遊間コンビを追う。落合監督は「2月中の7試合(練習試合、オープン戦)は若手で臨む。成長は練習では分からない」と、実戦で見極めていく考えだが1軍に残る枠はわずかだ。 新加入の李炳圭はキャンプ中盤から鋭い当たりを見せ、中堅手にほぼ確定。残る左翼手を井上、英智らが争っている。前オリックスの中村紀は育成枠で入団が濃厚。獲得後の位置づけが注目。
投手陣は全体的に順調な仕上がりだ。腰付近の張りで1週間ノースローだった川上は本格的な投球を再開した。バレンタインら新外国人3投手は未知数で、先発候補の吉見、佐藤亮といった若手とともに実戦で試される。
■落合vs星野やっぱり微妙…注目の顔合わせは10分間(夕刊フジ)
注目の顔合わせはたった10分。北京五輪日本代表の星野仙一監督は18日、中日北谷キャンプをコーチ陣と視察。不仲が伝えられる落合監督と久々に顔を合わせるとあって注目を集めたが−。
星野監督一行が到着すると落合監督が球場入り口までお出迎え。すると星野監督は「落合さ〜ん」とわざわざ“さん付け”で握手を交わし、その足で貴賓室へ。中日から選出される選手が多いとみられているだけに情報交換、会話も花が咲いているかと思われた。
が、落合監督と話していたのは山本コーチ。田淵コーチと大野コーチは中日・森バッテリーチーフコーチと談笑し星野監督がいない。
ナント星野監督は、あいさつにやってきた福留の両親と話し込んでいたのだ。
結局、貴賓室にいた30分で2人が会話したのは最初と最後の5分ずつ。正味10分。この状態はブルペンでも同じだった。コーチ陣は落合監督の周りにいたが星野監督は近寄らない。中日OBの鈴木孝政氏、川又米利氏と話し山本昌、岩瀬、岡本にあいさつされると25分で退場。わずか1時間半で北谷を後にした。
星野監督は「向こうから話しかけてきて、プレ五輪(8月北京)にウチの若いのをと、具体的に名前を挙げていた。この投手ならこの国がいいとか。自分が(打席に)立って嫌だと分析できる打者だから。参考にはなるかな」。
落合監督は「投手と打者では見方が違う。日本ですごいと思っても世界で通用しないやつもいれば“何これ”ってやつでも通用するのもいる。(プレ五輪は)悪いけど二軍では戦力にならない。みっともなくて出せないでしょ」と“10分間”の中身を明かした。
笑顔も出たし全面協力の約束も交わした。でも何とも微妙な会談。2人の関係はやっぱり!?
■キツネとタヌキの化かし合いか 星野五輪監督の落合監督ホメ殺し(日刊ゲンダイ)
注目の2人が久しぶりに顔を合わせた。
北京五輪に向け、戦力の視察のためキャンプ地を回っている星野代表監督が18日、古巣の中日を訪問。午前10時、北谷球場に到着すると、球場入り口で待ち受けていたのは落合監督だった。どちらからともなく歩み寄り、親しげに握手を交わした2人。田淵、山本、大野コーチらと監督室に入り20分ほど談笑すると、その後一行はブルペンへと向かった。
星野監督はそこで、川上や山本昌、朝倉の投球を熱心に見守ると、時折落合監督となにやらヒソヒソ。かつての教え子、山本や岡本らにも声をかけ、約1時間半の視察を終えた。
報道陣に囲まれた星野監督は「落合は自分で打席に立って(この投手は)『嫌だな』『打てるな』と分析できる男。(落合の意見は)参考になるな」と、キャンプ視察で初めて監督を持ち上げると、そのまま球場を後にした。
これには落合監督もまんざらでもなかったようで、「(オレは)分析するのが仕事だからな。ピッチャーと野手では見方が違うよ」と、得意げに語っていた。
「星野は中日の監督時代、『年俸が高すぎる。三冠王を取らないと割に合わない』と、落合を皮肉っていた。落合は落合で星野監督の鉄拳制裁に愛想を尽かしていた。あれ以来、2人の確執は根深い。今回のキャンプ視察も星野監督は中日にだけは足を運びたくはなかったはずです。が、中日は日本代表メンバーの最大の供給元。川上、岩瀬、井端、荒木、福留、谷繁とゾロゾロいる。落合監督にヘソを曲げられ、“選手を出さない”と言われたら金メダルどころか、五輪出場さえ厳しくなる。落合監督を持ち上げたのは、日本代表選びにノーと言わせないための布石を打ったのでしょう」(球界関係者)
【19日付朝刊記事】
■ノリ“一発合格”へ万全の17発(デイリースポーツ)
中日のテスト生・中村紀洋内野手(33)は18日もフリー打撃を行い、74スイングで17本のサク越えを放った。19日は落合監督が読谷を訪れる予定。初見参となる中村は「体調はバッチリ。フルスイングもやりましたしね。準備はOKです」と、一発合格に自信満々だった。
マシン打撃と鶴田打撃投手の3球目までは、1・1キロのマスコットバットを使用。4球目からテスト参加で初めて930グラムのバットを手にした。17本のサク越えの中には、3本の場外弾もあった。サク越えは、すべてフルスイングによるもので、左翼方向へのものばかり。中村本来の豪快なバッティングだった。
「ボクはやるしかないんです」テスト合格を目指す必死の決意。落合監督から“当確サイン”が出るのは間違いない。
ついに落合監督が中日入団テストを受けている中村紀洋を初視察した。フリー打撃で本塁打を放ちアピールを見せたいところだったが、落合監督が現れたのはその後だったようだ。結局最後は守備練習で落合監督自らが中村紀洋にノックをした。落合監督がノリのバッティングは見なくても実力はわかっているだろうし、また次の時に見てもらえるだろう。それにしてもなぜ中村紀洋の場合は入団テストの期間が長いのだろうか、入団テストって普通は1日で返事は即決だと思うのだが、そんなにじっくり見ないと判断出来ないのか。いずれにしても今週中にはテスト合格で中日入団と発表があるのだろう。ところで落合監督と全日本星野監督って実際のとろこは仲が悪いんだろうな。


タグ:中日ドラゴンズ
落合監督と星野さんの関係も微妙なようで・・・・。私もそんな感じよね。同じ時代を監督・選手としてきた割にはなんかしっくりこないもん。五輪にドラゴンズの選手が必要だから、星野さんが来たっぽい感じなら、少しがっかり。
若手の台頭が少ないってのも心配だけど、今は必死にがんばる時期だから。私は今からきっと出てくると思います。
戦力の底上げ。これが大切ですよね?
コメントありがとうございます。
先ほど「すぽると!」で落合監督がノリにノックをしているシーンを見ました。終わってからノリが息を切らしながら話してました。「練習すれば上手くなるから」育成選手からすぐに支配下登録される予感がします。
星野監督はひょっとしたら北谷には来ないのかと思ってましたが、やはり中日から全日本入りさせたい選手がたくさいいるので、山本コーチや田淵コーチだけに視察させておくって訳にはいかなかったんでしょうね。
練習試合、オープン戦でレギュラーを脅かす若手選手が出てきて欲しいです。
コメントありがとうございます。
ウッズが故障すればノリが1塁に入りスタメンは十分考えられますね。交流戦でDHもあると思います。