24日から始まるプロ野球セ・リーグ後半戦の優勝争いの展望などです。
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●堂上直倫1軍昇格の可能性とは ⇒Ranking
●福留孝介24日スタメン出場はあるのか ⇒blogmura dragons
【7月22日速報記事】
■堂上直、シート打撃で1安打(名古屋日刊スポーツ)
中日は22日、ナゴヤドームで後半戦スタートの24日阪神戦(ナゴヤドーム)に向けて、練習を行った。球宴に出場した選手は休養したが、投手陣や主力野手も参加。21日から1軍の練習に参加している高校生ドラフト1巡目堂上直倫内野手(18=愛工大名電)はシート打撃に登場。久本から右越えの三塁打を放つなど6打数1安打1打点。まずまずの結果にも「(他の)5つのアウトの内容が悪すぎました」と反省していた。
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【プロ野球の話題】
■投打かみ合う中日が優位か 巨人は先発の立て直しが鍵(共同通信)
プロ野球は24日から後半戦が始まる。セ・リーグは2連覇に挑む中日が首位で折り返し、2位は1ゲーム差で巨人。この2チームを中心に優勝争いが展開しそうだ。
中日は5月初めに勝率5割を切るなどやや苦しんだが、投手陣が安定した交流戦前から投打がかみ合ってきた。2勝目が5月18日と出遅れたエース川上が調子を取り戻し、朝倉は現在4連勝中と好調を維持する。2軍落ちしているベテランの山本昌が復帰すれば、先発陣の駒はそろってくる。
打線も4番に座るウッズがリーグ最多の25本塁打と健在で、故障で一時離脱していた荒木も復帰した。チーム打率はリーグ4位だが、精彩を欠く福留が復調すれば上向くだろう。セは過去10シーズン、前半戦トップのチームが優勝している。これも有利なデータだ。
巨人は7月1日には中日に5ゲーム差をつけて首位だったが、交流戦後に5勝12敗と負け越して後退した。失速の要因となった先発陣の立て直しがポイントといえる。
懸案だった抑えに上原がすわり、救援陣は安定した。先行して上原につないで逃げ切る「勝ちパターン」を取り戻せれば勢いが出そう。打線は高橋由、李承火華が故障を抱えるのが不安材料。前半戦の終盤は捕手の阿部が4番を打った。守備の要に負担を強いる現状を解消することも、再浮上への重要な要素となる。
日本シリーズ出場権を懸けたクライマックスシリーズに出場できる3位以内は、横浜、阪神、ヤクルトの争いか。貯金5で折り返した横浜は、エース三浦が31イニング連続無失点と好調なのが心強い。得点力不足に悩む阪神は今岡、シーツの復調が不可欠。ヤクルトは先発に石川、川島が戻れば巻き返しが期待できそう。広島は戦力不足で、後半も厳しい戦いを強いられそうだ。
中日期待の高校生ルーキー堂上直倫は、昨日からナゴヤドームで始まった1軍練習に参加している。昨日のフリー打撃では46スイング中13本のサク越えを放つなど首脳陣を前にしてパワーアップした姿を見せてアピールした。今日行なわれたシート打撃では、久本祐一投手からライトを越える三塁打を放つなど、6打数1安打1打点の結果だった。23日まで1軍練習に参加するが、結果次第では後半戦から1軍昇格の可能性もあるので、堂上直倫1軍プロデビューとなるのか楽しみだ。

