
2007年8月16日(木)京セラドーム大阪で阪神タイガース対中日ドラゴンズ、プロ野球公式戦16回戦が行われた。中日の先発はエース川上憲伸、阪神の先発は下柳で18時00分試合開始。
中日は1回表に1アウト満塁、2回表に2アウト満塁のチャンスをつくったが、下柳を攻めきれず無失点。
6回表、下柳からタイロン・ウッズの30号2ランを打ち2点を先制した。7回表、1アウト三塁で中村紀洋がレフトへ犠牲フライで1点を追加して3点リードとした。7回裏、川上は金本に25号ソロを打たれて1点を失った。
8回裏、この回からマウンドに上がった2番手岡本がノーアウト満塁のピンチを招き降板。代わった高橋聡文が1点で切り抜けた。
9回裏、守護神岩瀬が阪神打線を三者凡退で打ち取りゲームセット。2対3で中日が阪神に連勝して勝ち越し、落合監督は監督通算300勝を飾った。巨人が広島に敗れ5連敗で中日が7月31日以来の首位に返り咲いた。
※画像=6回表、ノーアウト一塁でウッズが左中間に通算200号となる先制の30号2ランを放つ=京セラドーム
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【8月16日速報記事】
■中日、ウッズが200本塁打=プロ野球(時事通信)
中日のタイロン・ウッズ内野手(37)は16日の阪神16回戦(京セラドーム)の6回、下柳から今季30号の2点本塁打を放ち、通算200本塁打を達成した。プロ88人目。初本塁打は横浜時代の2003年3月28日の阪神1回戦(横浜)で金沢から。30本塁打以上は5年連続となった。
■岡田監督が退場処分 今季2度目の退場(共同通信)
阪神の岡田監督が16日の中日16回戦(京セラドーム)で暴力行為による退場処分を受けた。退場は今季両リーグを通じて15人目。岡田監督は今季2度目の退場。
岡田監督は8回の攻撃、無死満塁の場面で、鳥谷の二ゴロで二塁に滑り込んだ藤原がアウトと判定されたことに抗議し、井野二塁塁審の胸を突いた。
■【評】中日が首位 神2−中3(共同通信)
中日が巨人と入れ替わり7月31日以来の首位に立った。川上は7回を3安打無四球、1失点で4年連続の10勝目。打線は6回にウッズが30号2ラン、7回に中村紀が犠飛で援護した。阪神は8回無死満塁で1点しか奪えなかった。
■中日、連勝で首位浮上=プロ野球・阪神−中日(時事通信)
中日が連勝し、首位に返り咲いた。再三の好機を逃した後、6回にウッズの30号2ランで先制。7回は中村紀の犠飛で差を広げた。川上は7回を3安打1失点の力投で10勝目。阪神は下柳が6回までに8四死球の大乱調だった。
■竜1点差逃げ切り勝ち(名古屋日刊スポーツ)
中日はウッズが6回、阪神先発の下柳から左越えの通算200号ともなるメモリアル2ランで先制。7回には中村紀の犠飛で加点した。投げては中5日の登板の先発川上が7回を3安打1失点で抑え、岡本ー高橋ー岩瀬とつないで3−2で逃げ切った。川上はチープトップ、4年連続の2ケタ勝利となる10勝目。岩瀬は31S目で藤川を抜いて単独トップに立った。また落合監督は監督通算300勝を飾るなど、中日にとって記念ずくしの1日となった。勝ち投手の川上は「今日は自分に勝ち星をつけようと思って気合で投げた」と話した。
■中日:川上、4年連続の2けた勝利 阪神は粘り届かず(毎日新聞)
中日が3カード連続で勝ち越し、首位に返り咲いた。六回、ウッズの30号2ランで先制し、七回に中村紀の犠飛で加点。八回無死満塁で救援した高橋の踏ん張りが光った。川上は4年連続の2けた勝利となる10勝目。阪神は終盤の粘りも届かず、7月16日以来の連敗。

終盤はピンチの連続で、終わってみれば1点差。“薄氷の勝利”を演出したのは、序盤から危なげない投球を披露したエースと主砲の一発だった。
「1勝1敗だったので何とか勝ち越して帰りたい」と川上。気迫のこもった投球で、6回まで散発の2安打。二塁すら踏ませない。
ほぼ完ぺきだった内容が崩れたのが7回。1死から金本にソロを浴び、今季初の完封が消えた。「不用意に行ったわけじゃないが…」。内角高めをうまく運ばれたが、失点はこの1点だけ。後続を落ち着いて打ち取り、4年連続の2けた勝利となる10勝目をマークした。落合監督も「憲伸は良かった」と褒めた。
力投するエースに、主砲もバットで応えた。6回にウッズが通算200本塁打となる先制の30号2ラン。「バットのしんじゃなかったけど、本塁打になって良かった」と喜んだ。
巨人が広島に敗れ、中日が再び首位。この3連戦に勝ち越した大きな1勝は、就任4年目の落合監督にとって通算300勝でもあった。
※画像=先発して7回1失点好投で10勝目を挙げた川上憲伸=京セラドーム
■中日3番手の高橋が“しびれる場面”で好救援(サンスポ)
中日・高橋の好救援が勝利を呼び込んだ。八回から登板した2番手の岡本が不調。2四球と安打で無死満塁となったところで「監督から任せたといわれた」と送り込まれた。鳥谷の二ゴロの間に1点を奪われたが、赤星とシーツを打ち取ってピンチを脱出した。しびれる場面で大きな活躍をした左腕は「クイックでしっかり投げられた。(こんな場面は)なかなかないのでよかった」と満足そうに振り返った。
■落合監督、ドラゴンズ選手のコメント
◇川上憲伸投手
「自分なりにピッチングについては試合を作ることができたので、良しとしてもいいかなと思います。ただ点差を考えれば、金本さんの一発は不用意にいったわけではないけど、違う形で防げたのではないかと思います。」
「この3連戦を1勝1敗で来ていたので何とか勝ち越して帰りたいと思っていました。今日の試合に限って言えば自分で勝ち投手になるという目的を持って投げました。接戦になるのは試合前から分かっていたので気合負けしないように心がけたつもりです。早く首位に立ちたい気持ちはありますがまずは一勝一勝こつこつと積み重ねていきます。これからもどんどんチームの勝利に貢献していきたいですね。厳しい首位争いの中で一つのミス、一球の気の緩みを無くしてがんばりたいです。ありがとうございました!」
◇タイロン・ウッズ選手(6回2ラン通算200号本塁打)
「スライダー、待っていたボールが来たので思い切っていった。芯じゃなかったけど、ホームランになってよかったよ。(200号について)日本で長い間、野球をさせてもらって、200本というホームランが打てたことはとてもうれしいね。」
◇中村紀洋(7回犠牲フライ)
「ストレート、何とかもう1点取れれば憲伸を楽にできるなと思って。」
◇高橋聡文投手(8回ノーアウト満塁の場面で登板)
「監督から任せたといわれた。クイックでしっかり投げられた。(こんな場面は)なかなかないのでよかった」
◇落合博満監督
「(監督通算300勝に)おれはまだ辞めるわけじゃない。選手が必死にやっているだけ。(八回無死満塁のピンチで救援に高橋を起用)あそこは力勝負。(川上)憲伸も良かった。もっと良くなる。 」
■試合スコア
◇セ・リーグ
阪神−中日16回戦(阪神9勝6敗1分、18時、京セラドーム大阪、31839人)
中 日 000 002 100−3
阪 神 000 000 110−2
【投手】
(中)川上、岡本、高橋、岩瀬−谷繁
(神)下柳、上園、江草、渡辺、久保田−矢野
【責任投手】
(勝)川上19試合10勝6敗
(S)岩瀬43試合1勝4敗31S
(敗)下柳19試合8勝7敗
【本塁打】
(中)ウッズ30号2ラン(6回、下柳)
(神)金本25号ソロ(7回、川上)
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【プロ野球の話題】
■プロ野球17日の予定
◇セ・リーグ
巨人−ヤクルト(18時・東京ドーム)
中日−横浜(18時・ナゴヤドーム)
阪神−広島(18時・京セラドーム大阪)
◇パ・リーグ
日本ハム−ロッテ(18時・札幌ドーム)
楽天−ソフトバンク(18時・フルスタ宮城)
西武−オリックス(18時・グッドウィルドーム)
今日はお昼過ぎから温泉に行った。これで6日連続。昨日よりは少しは人は減ったようだった。いつもの無料の露天風呂へ行ったが水着で入っている家族ばかりだったので今日は入らないで、別の混浴がある旅館へ行った。泊り客のおじさんしか来なかったけど、汗を流してさっぱりして家に帰った。
今夜の試合は19時から岐阜放送でテレビ中継があったので、テレビ観戦した。試合は3回裏、阪神の攻撃中で0対0だった。中日先発の川上憲伸はコントロール、変化球のキレが良くて阪神につけ入る隙を与えない。6回表、下柳が中村紀洋にボール3になったときに不満そうな顔をして矢野の返球を受け取ろうとしない。そしてフォアボールを与えて悔しそうにしていてイライラしているのが分かった。下柳は精神的におかしくなっているので、これは中日は付け込むチャンスだと思った。そしてウッズが初球を打つとセンター左へ飛び込む30号2ランホームランとなり2点を先制。ウッズは通算200号で花束をもらい手を上げて球場のファンにアピール。
7回表、2番手上園から井端が二塁打。荒木が送って1アウト三塁で中村紀洋がきっちりレフトへ犠牲フライで1点を追加して3点リード。後は川上が完封してくれるだけだと思った。しかし、7回裏、金本に不用意にストライクを取りに行った高めのボールを5階席まで運ばれて1点を失った。憲伸は少し油断したのか。
8回裏、2番手岡本が四球、ヒット、四球で1アウトも取れずピンチをつくって降板。岡本何しに出てきたんだ!ノーアウト満塁の大ピンチで代わった高橋聡文が鳥谷をセカンドゴロでダブルプレーかと思ったら、荒木がポロリとボールを落とし井端に投げたがセーフだと思ってガックリしたら、二塁塁審の井野はアウトの判定。ふぅ誤審で助かったぜ。これがセーフだったらこの試合はどうなっていたことか。抗議した岡田監督は井野を突いて退場処分。いくら審判が誤審をしたからと暴力はいけない。試合再開後、赤星をサードゴロでサードランナーを谷繁が三本間に挟んでタッチアウト。シーツを三振で聡文がガッツポーズ!聡文がよく1点でしのいでくれた。今日の影のヒーローは高橋聡文と言っても良いだろう。
9回裏、岩瀬が金本、林、桜井を打ち取って試合終了。2対3で中日が逃げ切ってトラに連勝でこのカード勝ち越して2.5ゲーム差とトラを突き放した。巨人は広島に敗れたので中日が首位に返り咲いた。ドラゴンズに追い風が吹き始めたようだ。明日は名古屋へ帰って横浜と3連戦。横浜を3タテして首位固めと行きたいところだ。頑張れドラゴンズ!!


良く勝ちました(^v^)
今日は、聡文ですね。
やっと戻って来てくれた感じです。
左投手で、あの速球は魅力。
この夏場の厳しい時期に
間違いなく貢献してくれそうです。
誤審で、毎回泣かされていたので、
たまには、ドラ有利の恩恵を受けないと
やってられません(w
PS
6日連続の温泉だと身体がふやけませんか〜?
その分、混浴の素晴らしさの恩恵を受けそうですが(w
明日こそ見れると良いですね!!って、違うか(笑
コメントありがとうございます。
8回岡本がピンチをつくったときは絶対絶命でハラハラドキドキでしたが、聡文がしっかり抑えて誤審も味方につけて1点でしのいでくれたのが勝因でしょう。
これから終盤まで聡文には貴重な左の中継ぎとしてフル回転で活躍して欲しいです。
PS
身体はふやけないですよ〜プールのように塩素だらけの水とは違って温泉なのでどれだけ入っても身体にはバッチリ良いです
期待するとダメなので期待しないようにします(笑)
ドラマも見なくてはいけなかったし。
試合は、壮絶だったみたいですね。
岡田監督の退場も今知りました。
今日から横浜戦ですね。
東京での首位決戦に向けて、弾みをつけてもらわないとです。
昨日の岡本のような乱調は、やめてもらって、
しっかりとした野球をしてもらいたいですね。
「その前に、あんたがしっかりしろ」
っていう声がどこからか聞こえます。。。。
コメントありがとうございます。
3点リードのときは川上が完封で楽勝ムードでしたが、金本の1発から流れが変わったようでした。
8回表に2アウト満塁で井端が倒れたときに追加点が取れなくて嫌な予感があったんですが、それが直後に起きてしまいました。
辛勝ながら勝てて連勝となり良かったです。
横浜戦も気を抜かず3つ勝って欲しいです。
酔っ払ってブログ更新してる女性ブロガーは日本でただ一人でしょう(笑)
でも酔ってるほうがおもしろいですよ