
2007年8月21日(火)東京ドームで読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズ、プロ野球公式戦16回戦が行われた。中日の先発は山井大介、巨人の先発は高橋尚成で18時01分試合開始。
1回裏、山井はいきなりノーアウト満塁のピンチを招き、小笠原にライト前タイムリーを打たれて1点の先制許した。続くピンチは二岡をサードゴロ、阿部をセカンドゴロ併殺で1点でしのいだ。
2回表、英智がレフトスタンドへ2号ソロで1対1の同点に追いついた。4回表、タイロン・ウッズのレフト上部看板に当たる特大の31号ソロホームランで勝ち越した。6回表、中村紀洋がレフトスタンドに2試合連発の14号ソロを放って1対3と2点リード。
9回は岩瀬が巨人打線を三者凡退の完璧な内容で締めて中日が首位攻防戦の初戦を勝利で飾り首位を守った。6回1失点の山井大介が2年ぶりの勝利を挙げた。
※画像=4回表、タイロン・ウッズがレフトスタンドに勝ち越しソロホームランを放つ=東京ドーム
●FA権を取得した岩瀬仁紀にメジャー移籍の噂 ⇒Ranking
●山井大介、2年ぶり勝利までの苦難の道のりとは ⇒blogmura dragons
【8月21日速報記事】
■プロ野球の公示(21日)
セ・リーグ
【出場選手登録】
▽中日 小田幸平捕手
■中日・岩瀬がFA権取得 態度を保留(共同通信)
中日の岩瀬仁紀投手(32)が21日、フリーエージェント(FA)の資格取得条件を満たした。岩瀬は「権利を手にしたというだけで、何も考えてないし、考える状況でもない」と権利行使については態度を保留し、シーズンに集中する姿勢を見せた。
岩瀬は昨年、史上初の2年連続40セーブを達成し、プロ野球4人目の8年連続50試合登板も果たした。
■岩瀬と新井がFA権取得=「シーズン終了後に考える」−プロ野球(時事通信)
中日の岩瀬仁紀投手(32)と広島の新井貴浩内野手(30)が21日、フリーエージェント(FA)の資格を取得した。岩瀬はNTT東海から1999年に中日入り。主に中継ぎ、抑えで活躍し、昨年までに114セーブを挙げている。新井は駒大から99年に入団。2005年には43本塁打を放ち、本塁打王を獲得した。
FA権の行使について、岩瀬は「資格が(手に)入ったというだけ。言えることは何もない。シーズンが終わらないと」と語り、新井も「シーズンが終わってからゆっくり考えたい」と話した。
■英智が2号同点ソロ(日刊スポーツ)
中日英智が2号同点ソロを放った。1点を先制された後の2回、巨人先発高橋尚の内角低めストレートを左翼スタンドに運んだ。「低めは打っちゃだめだと思いながら打ってしまったらホームランになりました」と苦笑い。19日横浜戦(ナゴヤドーム)で約1年ぶりの決勝本塁打を打ったヒーローが、まさかの2試合連続弾を放った。
■ウッズ勝ち越し弾、ノリ弾で加点(名古屋日刊スポーツ)
中日タイロン・ウッズ内野手(38)が4回に左翼席へ31号勝ち越しソロを放った。「100%しんでとらえることができた」と話した。また6回には中村紀洋内野手(34)が14号ソロを左翼スタンドに運んで3−1と突き放した。中村紀は「バットの先っぽだったけどよく入ってくれました」と話した。
■【評】中日が3本塁打 巨1−中3(共同通信)
中日は3安打がいずれもソロ本塁打。2回に英智の2号で1−1とし、4回にウッズの31号で勝ち越し、6回に中村紀の14号で加点。先発の山井は6回1失点で2年ぶりの勝利。巨人は先制したが、4安打1点に抑えられた。
■ヒット3本が全部ホームラン ! (日刊スポーツ)
中日がヒット3本がいずれもソロ本塁打という省エネ打法でゲーム差なしの2位巨人との首位攻防第1ラウンドを制した。1回巨人に先制された後の2回、英智が左翼席に運ぶ2号ソロで同点。4回にはウッズが31号勝ち越しソロ。そして6回には中村紀の14号ソロでダメを押した。中日先発の山井は1回こそ1点を許したが、その後は安定感ある投球で無失点。最後は守護神岩瀬が締めた。山井は約2年ぶりの勝利。岩瀬は33セーブ目。復活勝利を飾った山井は「正直うれしい。みんなに助けられた勝利です」と喜びを話した。
■中日:ソロ3本で逆転勝ち 巨人は制球難の山井攻略できず(毎日新聞)
中日が3本のソロ本塁打で逆転勝ち。二回に英智が同点2号、四回にウッズの31号で勝ち越し、六回に中村紀が14号を放った。山井は2年ぶりの勝利。巨人は一回、3四死球の無死満塁で1点止まり。制球難の山井を攻略できなかったことが、最後まで響いた。
■3安打はすべて本塁打 中日が首位守る(共同通信)
中日が高橋尚から放った安打はわずか3本。だが、いずれも本塁打だった。勝利数、防御率でリーグトップだった左腕を7回でマウンドから降ろした。
まずは伏兵の一打。1点を追う2回、2死走者なしで、英智が内角低めの直球をすくい上げ、左翼席へ。昨年まで通算4本塁打の男の2試合連続本塁打ですかさず追いついた。
4回には主砲が続いた。ウッズはやや高めに入ったカーブを打った瞬間、ゆっくりと歩き出した。「100パーセントしんで打つことができたよ」と胸を張る完ぺきな当たりが左翼へ飛び込んだ。これでウッズは今季31本のうち、10本が巨人戦と「巨人キラー」ぶりを発揮している。
締めは中村紀。6回、低めのカーブをとらえた打球は「バットの先っぽだった」と言いながらも左中間フェンスをぎりぎり越えた。19日の横浜戦での約1カ月ぶりの一発で、天性のホームラン打者に火が付いた。
福留の離脱で打線は日替わり。得点力不足は否めないが、一発攻勢で敵地での第1戦に逆転勝ち。中日が首位をがっちり守った。

山井が2年ぶりの勝利を挙げた。1回に3四死球で塁を埋め、1点を失ったが、2回からはバックの好守にも助けられ、6回まで踏ん張った。
昨年は肩痛に苦しみ、1軍登板がなかった。今季も好投しながら白星に結び付かず、7度目の先発での勝ち星。「周りのサポートがあって、あきらめずにやってきた」としみじみと話した。
※画像=今季初勝利を挙げ、ウイニングボールを手に笑顔を見せる山井大介=東京ドーム
■ドラゴンズ選手のコメント
◇山井大介投手
「結果的には打たれたヒットは2本だけだったんですが、フォアボールが多くて自分でリズムを悪くしてしまいました。」
「チームが勝って良かったです。(初回のピンチについて)毎回毎回立ち上がりが良くないので今日も大事にいきすぎて情けないピッチングになってしまいました。あの場面で監督にはどんどん投げ込んで勝負するしかないと言われました。これまで迷惑を掛けてきた中継ぎ陣やバッターの方に助けてもらいました。去年は故障で投げられない状態でしたが回りでサポートしてくれるみなさんのおかげであきらめずに投げることができたと思います。これからも自分に与えられた仕事を一生懸命やるだけです。次もがんばります!」
◇英智選手(2回同点ソロホームラン)
「ストレート。低めは打っちゃだめだと思いながら打ってしまったらホームランになりました。(苦笑)」
◇タイロン・ウッズ選手(4回勝ち越しソロホームラン)
「カーブ。(バットを見せながら)100パーセント芯で打つことができたよ。」
◇中村紀洋選手(6回ソロホームラン)
「カーブ。バットの先っぽだったけど、よく入ってくれました。」
◇岩瀬仁紀投手(33セーブ目)
「緊張感をもって投げている」
◇落合博満監督
「ウチの3安打が全部本塁打なんて、記憶にございません」
■試合スコア
◇セ・リーグ
巨人−中日16回戦(中日10勝6敗、18時1分、東京ドーム、43348人)
中 日 010 101 000−3
巨 人 100 000 000−1
【投手】
(中)山井、岡本、平井、高橋、岩瀬−谷繁
(巨)高橋尚、西村、山口−阿部
【責任投手】
(勝)山井7試合1勝2敗
(S)岩瀬45試合1勝4敗33S
(敗)高橋尚21試合12勝3敗
【本塁打】
(中)英智2号ソロ(2回、高橋尚)、ウッズ31号ソロ(4回、高橋尚)、中村紀14号ソロ(6回、高橋尚)
(巨)
●プロ野球公式戦その他の試合結果 ⇒Ranking
今夜の試合は18時30分から中京テレビでテレビ中継があったので、それまでにお風呂と夕食を済ませて最初からしっかりテレビを見た。解説は川又米利。試合は2回表、ドラゴンズ攻撃中で1点リードされていた。初回先発の山井は四球、死球、四球でノーアウト満塁とこの試合がいきなり終わってしまうような絶体絶命のピンチで小笠原にタイムリーを打たれた1点だけに抑えていた。そして英智がレフトスタンドへ同点ホームラン。山井は2回以降立ち直り快調に投げていた。
19時からは全国ネットのテレビ中継が始まった。解説は掛布と野村。4回にはタイロン・ウッズの打った瞬間ホームランと分かる特大の当たりで中日が1対2と勝ち越した。6回には中村紀洋がレフトスタンドギリギリに入るホームラン。低めのボールを上手くバットの先に乗せて飛ばした感じだった。これで2点リード。しかし、6回裏、山井は脇谷を三振にしたあと。高橋由に四球。小笠原にノースリーとヤバイ感じ。しかし4球目を打つとライトへヒット性の当たりだったが英智がスライディングキャッチして、飛び出していた高橋由をファーストでアウトにしてダブルプレーで崩れそうだったのをしのいだ。これが大きかったと思う。
7回、2番手岡本真也が危なかったがなんとか無失点。8回、3番手平井が谷にヒット。脇谷セカンドゴロ。ここで4番手、高橋聡文がマウンドに。高橋由を高めのストレートで三振。小笠原をセカンドゴロで無失点。高橋聡文はボールを投げるたびに体制を崩しながらの渾身の投球。まさに一球入魂だ!顔つきは前はおどおどして投げていたが今の聡文は打てるもんなら打ってみろ!みたいな自信を感じた。ストレートは146キロ出て速くて素晴らしい。女だったら聡文に惚れて抱いて欲しいと思うような見事なピッチングだった。
9回表、2アウトバッター英智、20時51分55秒にテレビ中継が終了したので、後は東海ラジオを聞いて応援した。9回裏、マウンドは5番手、守護神岩瀬仁紀が登板。岩瀬は二岡をファーストゴロ。阿部をファーストゴロ。イ・スンヨプを三振と完璧に抑えて試合終了。1対3で中日が大事な首位攻防戦天王山の初戦を勝利して首位を守った。山井大介2年ぶりの勝利おめでとう!私が監督だったら同じように6回までで交代させていただろう。1回のピンチを1点だけでしのいだのと、6回の英智のファインプレーが大きかった。明日の試合中日の先発は朝倉健太だろう。明日も巨人に勝って連勝だ!頑張れドラゴンズ!!


「ウチの3安打が全部本塁打なんて、記憶にございません」
こっちだって、本当に記憶にありません。
一昨日の試合がノリのホームランから放送が始まって、今日はタイロンのホームランから全国ネットの放送が始まって・・・。
ここで、もう勝てると思ってました。(笑)
コメントありがとうございます。
3安打が全てホームランなんて珍しいことなので、初めてかも知れませんね。
18時30分からの中継もいきなり英智の同点ホームランでした。
そして19時からの全国ネットもウッズのホームランでしたね。
放送時間内に終わらず岩瀬の投球と勝利の瞬間が見られなかったのが残念です。
さすがに中京テレビ単独で延長は出来ないですよねw
私は阪神から巨人に魂を売った
掛布の解説がうざかったので
NHKBSハイビジョンで
サンデー兆治(懐かしい)の解説で
初回から見ていました。
なぜウザいかわかったかというと
6回にお風呂に入り出てきたら
BSが映るテレビをとられたので
そこからは中京テレビを。という事で
「まだこの試合ゲームセットまでわからない。」
とか掛布の負け惜しみが・・。
ようやく山井に勝利がつきました。
これでこれからは落ち着いてもらって
初回の失点病。克服して欲しいです。
日曜日に巨人は小笠原の9回同点の一発に
阿部の延長サヨナラ満塁弾で勝利していただけにこの勢いを切ったこの勝利大きいですね。
明日からは朝倉・憲伸。
巨人は明日勝たないと次は憲伸ということと
阪神が後ろから来ているのが気になり
徐々にプレッシャーが大きく・・。
ここは一気に3タテと行きたいですね。
きっと喜びますよっ!
今日はまさか3安打で勝てるとは思ってもみませんでした。
これが優勝するチームなのかな、何て考えました。
高校野球があってるので、ドラゴンズへの集中度が、
1割引きな私です。
勝ったのが山井だというのが大きいです。
約2年ぶりの勝利。嬉しかったでしょうね。
1つ勝てばスムーズに勝てると思うので
次回は初回に気を付けて投げてほしいです。
打線も3安打で全てHRでの得点でしたが
良い所で3本出ました。
ノリが打った3本目でチームが楽になりました。
明日も勝ってウサギさんの所を沈黙させてほしいです。
PS
さすがに温泉には、行ってないみたいですね(^^ゞ
もう、桃ちゃんをゲットしたからOKとかじゃないですよね(爆
>かつさん
NHKBSハイビジョンでも放送されてました。
>小牧のフジさん
掛布より松村に掛布のモノマネで解説をさせたほうがおもしろいかも知れませんね。
山井は1つ勝ったのでこれから連覇に向けてどんどん勝って欲しいです。
健太、憲伸で3連勝して巨人を3位に転落させてやりましょう!
>ontheway2uさん
聡文が喜ぶんでしょうか?w
中継ぎに信頼出来る左投手が1枚加わったのは大きいです。彼が中日連覇への重要な役割をしてくれそうです。
高校野球は今日が決勝戦ですね。
明日からドラゴンズの応援に集中して下さいw
>daiさん
山井が勝てば3タテすると思っていたので、期待が膨らんできました。
山井は初回が鬼門のようなので次回はしっかり抑えてもらいたいですね。
ノリの1発が出てこれで行けるなと思いました。
健太がしっかり試合を作って連勝してもらいたいです。
PS
お盆休み中は9連投だったのでさすがに温泉は行かないですよ〜でも、平日毎日通っている温泉施設はもちろん行きましたよ〜w
daiさんも桃ちゃんに会いに行きますか?(爆)
名古屋へ来たときは一緒に下呂温泉に行きましょう(^^)v