
2007年9月4日(火)ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対読売ジャイアンツ、プロ野球公式戦19回戦(首位攻防天王山第1ラウンド)が行われた。中日の先発は山井大介、巨人の先発は高橋尚成で18時00分試合開始。
3回裏、2アウトから高橋尚成を攻めて3連打で満塁としウッズが四球を選んで押し出しで1点を先制した。
5回裏、1アウト満塁でウッズの2点タイムリーと李の7号満塁ホームランでこの回一挙6点を奪い7対0とした。
6回表、山井が暴投で1点を献上した。8回表、2番手高橋聡文が阿部に2ランを浴びて2点を返された。試合は7対3で中日が巨人に勝利してゲーム差を1とした。
※画像=5回裏、1アウト満塁で李炳圭(イビュンギュ)がライトスタンドへ満塁本塁打を放つ=ナゴヤドーム
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【9月4日速報記事】
■谷繁が早出特打(日刊スポーツ)
中日谷繁が、早出特打を敢行した。試合前練習が始まる前に、打撃練習で汗を流した。谷繁は「打つ量が少なくなっているし、打っていないから」と説明。「思うように体が動いていないかもしれないし、チェックするところはいろいろある」とどん欲に話していた。
■ウッズが5回に2点タイムリー(日刊スポーツ)
中日ウッズが5回、2点タイムリーを放った。1死満塁でカウント2−3から高橋尚の直球を左前に運んだ。井端と荒木をホームに迎え入れ、リードを3点に広げた。「とにかくランナーを返そうと打席で集中できたよ」。この回はさらに李の7号満塁本塁打も飛び出して、一気に6点を奪った。
■2死無走者から先制点 中日(共同通信)
中日が3回に2死走者なしからつないで1点を先制した。
井端からの3連打で満塁とし、今季の巨人戦で前の試合まで10本塁打、3割7分1厘と当たっているウッズ。原監督は「今までの経験とデータで勝負する」とウッズ対策に自信を見せていたが、主砲は粘って押し出し四球を選んだ。
■【評】中日、5回に6点 中7−巨3(共同通信)
中日は3回にウッズの押し出し四球で1点を先行。5回にはウッズの2点左前打と李炳圭の満塁本塁打で一挙6点を加え、差を広げた。山井は6回1失点で3連勝の3勝目。巨人は5回7失点の高橋尚の乱調が誤算だった。
■李が来日初のグランドスラム(日刊スポーツ)
中日が圧勝。1ゲーム差に迫った。3回2死満塁からウッズの押し出し四球で1点を先制すると、5回にはウッズの2点タイムリー、李の7号満塁本塁打で6点を奪って高橋尚をKOして試合を決めた。来日初のグランドスラムを放った李はお立ち台で「本当に気分がいいです。チームメートが助けてくれているしね。毎試合、毎試合、いい試合をしようと思ってプレーしています」と話した。
■中日:M23が再点灯 巨人は高橋尚が満塁から失点重ねる(毎日新聞)
中日が集中打で首位・巨人に先勝して1ゲーム差に迫り、クライマックスシリーズ進出(3位以内)マジック23が再点灯。三回にウッズの押し出し四球で先制し、五回にはウッズの2点適時打と李炳圭の満塁本塁打で一挙6点。巨人は高橋尚が満塁から失点を重ねた。
■中日にプレーオフ進出マジック『23』再点灯! ウッズ様々!(サンスポ)
ウッズが巨人戦の相性のよさを存分に発揮し、首位攻防初戦の勝利を呼び込み、中日にクライマックスシリーズへのマジック『23』が再び点灯した。
10本塁打で打率・371。今季のこのカードでウッズが残してきた前回対戦までの成績。まず三回、二死満塁で必死にかわそうとする高橋尚から押し出し四球を選び、先制点をもたらした。
さらに1−0の五回。一死から再び満塁の場面で打席が回った。左腕に対しフルカウントから内角直球を左前へ。3点差に広げ「とにかく走者をかえそうと打席で集中できたよ」と上機嫌にコメントした。この回は李炳圭も満塁弾で続き計6点。ライバルを突き放すビッグイニングとなった。
4番打者は、前回8月21日からの直接対決3連戦でも、初戦で高橋尚から勝利につなげる貴重な一発を放っている。ただ翌日の試合では一転して4四球と徹底的に警戒されてしまった。
この日、巨人としては勝負を極力避けたかったはずだ。だが塁を埋めた上位打線が、対戦を逃げられないモノにした。「1、2、3番がいい働きをしてくれた」とウッズは感謝。首位に1ゲーム差に迫った。
■落合監督、ドラゴンズ選手のコメント
◇タイロン・ウッズ選手
「ストレート、とにかくランナーを返そうと打席で集中できたよ。(5回タイムリー)」
「(2点タイムリーヒットについて)ランナーを返そうと思って集中しました。フォアボールでもよいので点を取りたかった場面でした。巨人は良いピッチャーが多くてみんな自分と勝負してくれます。これからも良い試合をして目標である優勝をしたいです。」
◇李炳圭(イビョンギュ)選手
「シュート、インコースを狙っていたら、甘いところにきて、上手く打てました。前の打席がインコースでやられたので、また内角に来ると思っていた。打った瞬間入ると思った。本当に気分がいい(5回満塁ホームラン)」
「(満塁ホームランについて)日本で満塁ホームランを打つことができて本当に気分が良いですね。チームメイトもいろいろと手助けしてくれてうれしいです。毎試合チームのために全力を尽くしています。特にランナーがいると集中力が出るのでこれからもチャンスで打てるようにがんばります。みなさんの熱い応援は選手の力になります。その期待に応えるためにも1位でペナントレースを終えたいと思います。」
◇山井大介投手
「もう少し長い回を投げなければいけなかったのですが・・・。」
◇落合博満監督
「向こうは何か仕掛けてくるだろうと思ってたんだろう。たまには動かない試合があっていいだろ」
■試合スコア
◇セ・リーグ
中日−巨人19回戦(中日11勝8敗、18時、ナゴヤドーム、35435人)
巨 人 000 001 020−3
中 日 001 060 00×−7
【投手】
(巨)高橋尚、吉武、前田、三木−阿部
(中)山井、高橋、平井、岡本、岩瀬−谷繁
【責任投手】
(勝)山井9試合3勝2敗
(敗)高橋尚23試合12勝4敗
【本塁打】
(巨)阿部30号2ラン(8回、高橋)
(中)李炳圭7号満塁(5回、高橋尚)
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今夜の試合は18時30分からCBCでテレビ中継があったのでそれまでに夕食とお風呂を済ませてテレビ観戦した。解説は高木守道、牛島和彦。試合は2回裏中日攻撃中で0対0だった。
3回裏、2アウトから井端、荒木、中村紀洋の3連打で満塁としてウッズが四球を選び押し出しで中日が1点を先制した。5回裏、1アウト満塁でウッズがレフト前に2点タイムリーで2点を追加した。続く森野がヒットで再び1アウト満塁として李炳圭がライトスタンドへ満塁ホームランでさらに4点を追加して7対0とした。高橋尚成をノックアウトだ。
6回裏、1アウト1、3塁で山井の暴投で1点を失った。7回表、2番手高橋聡文が登板。7回裏、ドラゴンズ攻撃中の20時51分15秒に野球が中継終了した。後は東海ラジオを聞いて応援した。解説は稲葉光雄。8回表、高橋聡文がノーアウト1塁から阿部に2ランを打たれて7対3。3番手、平井が三者凡退。9回表、岡本が2アウトを取り中8日で岩瀬がマウンドに上がり調整登板。代打矢野をピッチャーフライに打ち取り試合終了。7対3で中日が勝利。
山井はいつ捕まるか危なかった。4回表、2アウト2、3塁でホリンズを敬遠したときはヤバイと思った。高橋尚成に2ストライク3ボールとなりここで押し出しで同点にしていたらこの試合はどう転んだか分からなかった。結果はサードゴロで事なきを得た。6回はボールが高めに浮き巨人の打者がそのボールに手を出してくれたから助かった、見逃されていたら山井はこの回大量失点で試合はわからなくなっていただろう。心配された中継ぎ投手陣だが、高橋聡文は阿部に2ランは打たれたが7回はピシャリと抑えたし、平井、岡本もノーヒットに抑えた。最後に4点差2アウトランナーなしで横浜で風邪を引いて体調を崩していた岩瀬が調整登板。矢野を3球で仕留めてほっと一安心。明日からは緊迫した場面で投げる可能性があるので岩瀬の復活は心強いものがある。
明日の試合の予想先発投手だが、中日は山本昌、巨人は木佐貫だろう。山本昌が勝てないようではドラゴンズの連覇はないだろう。明日は山本昌を打線が援護して絶対勝ち投手にしてあげてくれ!頑張れドラゴンズ!!


・・口の動きを見てわかりましたよ。
「キムチいい。超!キムチいい。」って
なわけないか・・(^_^;)
明日、昌に白星&首位浮上となると
もうイケイケドンドン状態ですね!
その後も川上。
そして朝倉、小笠原、中田で絶不調のヤクルト相手。
明日勝つと未来が明るいです!
コメントありがとうございます。
「きもてぃぃぃー」って言ったのは西武のGG佐藤でしたねw
ビョンが言い放った言葉はかなり汚い言葉なのでここではとても言えません。
1つ勝っただけで浮かれてはいけません。明日が大事ですね。トラが勝っているだけに巨人を3タテするしかないでしょう。
明日は昌が6回まで投げきり、復活した中継ぎが抑えて後は岩瀬で締めて昌が勝ち投手となれば、中日がラストスパートをかけて混戦を抜け出せるでしょう!
明日も勝つぞ!!
それにしても、良い所でビョンが大仕事しましたね。
久々だっただけに嬉しかったです。
タイロンも打ったし、いい展開で進んだんですね。
満塁残塁病も出ず、こういう点の取り方で
毎回点を取ってくれると嬉しいです。
明日以降も打線が繋がってほしいです。
明日は、昌さん次第ですね。
ここで昌さんが勝つとチームに勢いが出そうですし
そうなってほしいです。
P.S
>ビョンが言い放った言葉はかなり汚い言葉なので
>ここではとても言えません。
気になってしょうがないんですけど(笑
まさか桃ちゃんに会いたいとか(w
そんな事はないか(爆
また満塁でポカするんじゃないかなと。
あとは守備。
あんな落球エラーやらかすと、センターに飛んだ時怖くて見てられないよ。
コメントありがとうございます。
美味しくお酒がたくさん飲めたようで良かったですね〜
いつも満塁ではチャンスをつぶしていましたが、しっかり点を取れたのは良かったです。
今日は打線が沈黙しないように木佐貫を早い回に攻略してあとは昌が試合を作って勝ち投手になり連勝となって欲しいです。
ビョンは表向きは「ハイレ!」ですが、実は「カンコクジンヲナメルナ etc」…
>かつさん
コメントありがとうございます。
ビョンは満塁ホームランの影で守備では大きなミスをやらかしましたね。
小笠原の飛球を二塁打にしてしまったのはいただけません。
打撃面では少し進歩がありますが、守備面では平凡なセンターフライやセンター前ヒットでも冷や冷やしながら見ているのは心臓に悪いです。
たぶん中日投手陣もセンターに打球が行くと同じ気持ちでなんでしょうね。