
2007年9月7日(金)ナゴヤドームで中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズ、プロ野球公式戦18回戦が行われた。中日の先発は朝倉健太、ヤクルトの先発はプロ初先発ルーキー伊藤で18時00分試合開始。
1回裏、ウッズ、李炳圭のタイムリーで2点を先制した。2回裏、荒木のタイムリー、中村紀の17号3ランで4点を追加して6対0とリードを拡げた。
4回表、朝倉がユウイチのタイムリーで1点を返された。中日は3回以降、ヤクルトの中継ぎ投手の前に無得点。
試合は6対1で中日が勝利。連敗を2で止めた。朝倉は9イニングを投げきり2試合連続完投5連勝で12勝目を挙げた。首位巨人は阪神に敗れたため中日と巨人は2ゲーム差と縮まり、阪神とは1.5ゲーム差のまま。
※画像=2試合連続完投勝利で12勝目を挙げた朝倉健太=ナゴヤドーム
●李炳圭が4安打放っても注目されない理由とは ⇒Ranking
●堂上剛裕が試合に出場させてもらえない理由とは ⇒blogmura dragons
【9月7日速報記事】
■堂上剛が縁起いいカードに意欲(日刊スポーツ)
中日堂上剛が縁起のいい? ヤクルト戦に意欲を見せた。7月29日ヤクルト戦(神宮)でプロ1号となる決勝本塁打を放って以来の同カードを迎え、試合前には「いいイメージはあります。もし出場できれば自分のベストを出したいです」と意気込んでいた。
■育成・伊藤が初先発もKO(日刊スポーツ)
プロ初先発したルーキー伊藤が「育成枠」対決で完敗した。中日の中村紀と2度対戦。1回には先制点につながる左前打を許し、2回には痛恨の左越え3ランを浴びた。2回8安打の乱調で6失点し、マウンドを降りた。四国アイランドリーグ出身としても初勝利を狙ったが、厳しい洗礼を浴びる結果となった。

中日中村紀が17号3ランを放った。初回に2点を先制して迎えた2回、荒木のタイムリーで3点目をあげて、なお1死一、二塁。ヤクルト先発伊藤の変化球を左翼スタンドに運び、6−0と突き放した。「昨日、一昨日と嫌な負け方をしたので今日は何とか勝ちたい」と話した。
※画像=2回裏、3ランを放ち荒木(左)と井端(右)に迎えられる中村紀洋=ナゴヤドーム
■【評】朝倉が12勝目 中6−ヤ1(共同通信)
中日は1回、ウッズの右前適時打など4安打を集めて2点を先制。2回には荒木の適時打、中村紀の3ランで4点を加えた。朝倉が2試合連続完投を果たし、5連勝で12勝目。ヤクルトは初先発した伊藤の出来が悪すぎた。
■中日・朝倉が12勝目=プロ野球・中日−ヤクルト(時事通信)
中日が12安打で6点を奪い快勝。1回にウッズと李炳圭の適時打で2点を先取。2回には中村紀の17号3ランなどで4点を加え、序盤で大勢を決めた。朝倉は球を低めに集め、1失点完投で12勝目。ヤクルトは先発した新人伊藤が乱調だった。
■竜快勝で連敗ストップ(名古屋日刊スポーツ)
中日が先発朝倉の粘投と、序盤の打撃爆発で連敗を2で止めた。中日は1回、ウッズと李の適時打で2点先取。2回には荒木の適時打に続いて中村紀が左翼席に運ぶ17号3ランで4点を加点した。投げては朝倉が10安打を浴びながら粘りの投球を見せて2試合連続完投で12勝目を飾った。朝倉は「低め低めを心がけて投げました。これからもどんどん勝っていきたい」と話した。
■中日:朝倉2試合連続完投 ヤクルト伊藤の制球甘く(毎日新聞)
中日が逃げ切った。一回にウッズの先制打などで2点を先取。二回には中村紀の左越え17号3ランなどで4点を追加した。朝倉は2ケタ安打されながら要所を抑え、2試合連続完投で12勝目。ヤクルトはプロ初先発・伊藤の制球が甘く序盤でつかまり、攻撃も淡泊だった。
中日・中村紀が5試合ぶりの一発を放った。3点リードの二回1死一、二塁。ヤクルト先発・伊藤の高めの変化球を高々と打ち上げ、左翼ポール際へ放り込んだ。「今日は何とか勝って、昨日、一昨日のことを忘れたい」という思いを乗せた17号3ラン。前夜は延長十二回の末、首位・巨人に連敗。チームに漂っていた嫌なムードを豪快なスイングで振り払った。
■中日・朝倉が5連勝で12勝目ゲット! いまや竜の不沈艦(サンスポ)
朝倉が2試合連続の完投勝ちで、中日のピンチをまたも救った。
10安打を浴びても崩れなかった。四回に1点を失い、なおも一死一、二塁で宮出、宮本に変化球で内野ゴロを打たせ、追加点を許さない。五回の二死満塁も、フォークボールでガイエルを一ゴロに打ち取った。
前夜(6日)は5時間15分の熱戦の末に巨人に敗れ連敗。上位にズルズルと引き離されかねない、そんな流れを朝倉が断ち切った。8月9日からの5連勝は、いずれもチームが負けた次の試合。「絶対勝とうと思うと、変な力が入る。ボクはボクしかできないことをやろうと思っている」と冷静に白星を挙げてきた。
8月は無敗で初の月間MVPを受賞。12勝目を挙げ、いま最も頼りになる右腕に、落合監督は「(朝倉)健太に尽きるんじゃないか」と最大限の賛辞を贈った。
■ドラゴンズ選手、落合監督のコメント
◇李炳圭(イビョンギュ)選手
「フォーク、高めを狙っていて、上手く反応できました。(1回タイムリー)」
「朝倉が一生懸命投げていたので自分もがんばりました。相手のピッチャーのデータを頭に入れて集中して試合に臨んでいます。過ぎた試合の事は考えずに頭を切りかえて戦いたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。」
◇朝倉健太投手
「序盤に点を取ってもらったので流れに乗っていこうと思ったのですが大事に行き過ぎました。早いカウントから打たれていたので低めを心がけました。(9回まで無四球)無四球完投も考えましたが、これも自分らしいと思います。残り試合も少ないので一戦一戦大事になってきます。チーム一丸となっての戦いに自分もついて行きたいです。これからも一生懸命投げますのでみなさん応援してください。」
◇タイロン・ウッズ選手(1回タイムリー)
「ストレート、先制点が取れてよかったよ。」
◇荒木雅博選手(2回タイムリー)
「フォーク、いいところに落ちて、追加点が取れてよかったです。」
◇中村紀洋選手(2回17号3ランホームラン)
「フォークかスライダーかな。ちょっと泳いだが、うまくバットにのせられた。昨日、一昨日と嫌な負け方をしたので、勝ちたいという気持ちがスタンドまで届いたかな。」
◇落合博満監督
「今日は健太に尽きる。追い上げられながら投げきるのはいやなものだ。フォアボールも最後だけ。よく投げきった。」
■試合スコア
◇セ・リーグ
中日−ヤクルト18回戦(中日12勝6敗、18時、ナゴヤドーム、30910人)
ヤクル 000 100 000−1
中 日 240 000 00×−6
【投手】
(ヤ)伊藤、石川、シコースキー、鎌田、佐藤、吉川−川本
(中)朝倉−谷繁
【責任投手】
(勝)朝倉24試合12勝6敗
(敗)伊藤4試合1敗
【本塁打】
(ヤ)
(中)中村紀17号3ラン(2回、伊藤)
●プロ野球公式戦その他の試合結果 ⇒Ranking
今夜の試合は地上波でのテレビ中継は三重テレビのみだったので、東海ラジオを聞いて応援した。解説は鹿島忠。聞き始めたときは2回表ヤクルトの攻撃中で2対0で中日が2点リードしていた。
ヤクルトの先発はルーキー伊藤で育成枠から選手登録されプロ初先発だった。言葉は悪いが中日は打って当たり前、今夜の試合は勝って当然だと思っていた。
2回裏、その伊藤を攻めて荒木のタイムリーで1点を追加して、その後は中村紀洋がレフトスタンドへ3ランホームランで6対0とした。後は朝倉が完投して勝てば良いと思った。しばらくはラジオを聞くのを中断して梨を食べたりお酒を飲んだりカルピスを飲んだりしていた。
再びラジオを聞き始めた。6回裏中日攻撃中で6対1。朝倉が1点取られていた。しかし朝倉は安定していて危ない場面がないので、このまま完投するだろうと思った。ウッズと中村紀洋をベンチに下げて休ませる余裕だ。
試合はそのまま6対1で中日が勝った。しかし中日は3回以降ヤクルト中継ぎ投手の前に無得点では明日からのゲームに少し不安が残る。勝ってもあまり嬉しくない。東京ドームでは巨人と阪神が対戦している。今夜は阪神が勝ったが3連戦どちらかが2勝1敗だと思うので、中日はヤクルトに3連勝して両チームにゲーム差を縮めなければならない。ヤクルトに負け越すようなことがあれば3位確定となるだろう。明日も気合を入れてヤクルトに勝ってくれ!頑張れドラゴンズ!!


本当に、朝倉は打者を打ち取る術を完全にマスターしましたね。
風格すら感じられる新しいエースの誕生です。
コメントありがとうございます。
朝倉は結構ヒットは打たれましたが、要所は締めて1失点。
ランナーを出しても点はやらない、これは大事なことですね。
良い投手に成長してくれて嬉しいです。
これから大事な試合が続くので連勝を伸ばして欲しいです。
健太のおかげでようやく元気が出てきました。
いつも初戦は勝つのですがそのあとが・・。
今回はしっかり3タテしてほしい!
裏側で巨人と阪神が1勝1敗なら
3チームが1G差に。
そしてその後に控えているのは
プッツンきちゃった横浜との3連戦。
当然、ドラは3位。負けている余裕はない。
6連勝といって欲しいですね。
今日は勝つ気がしました。
昨夜は12回を戦って投手陣を継ぎ込んだ分、
今日の健太の完投は大きかったですね。
このまま勝ち進んで何かタイトルを取ってほしいです。
打線は中盤以降は、いつもの調子でしたが
良く6点も取りました。
明日打ってこそなので頑張ってほしいです。
P.S
明日からナゴドで思う存分、野球を見て来ます。
その間に、桃ちゃんに会えないのが残念ですが
自分の分まで、見て来てくださいねw
コメントありがとうございます。
ヤクルトからは当然3連勝するしかありません。
そして戦意喪失した横浜からも3連勝。
気がつけば首位になっているでしょう。
今日は小笠原に勝ち投手になってもらいたいですね。
>daiさん
コメントありがとうございます。
健太はこのまま勝ち続けて投手部門のタイトルを何か獲得して欲しいです。
今日の試合も打線がしっかり小笠原を援護して連勝してもらいたいですね。
PS
土日2試合連投はドラゴンズが3連勝となるように応援頑張って下さいね!