
2007年9月14日(金)阪神甲子園球場で阪神タイガース対中日ドラゴンズ、プロ野球公式戦20回戦(首位攻防戦第1ラウンド)が行われた。中日の先発は朝倉健太、阪神の先発はボーグルソンで18時01分試合開始。
3回表、1アウト三塁で中村紀洋がライト前にタイムリーで中日が1点を先制した。先発朝倉健太は3回まで阪神打線を四球による走者だけ。打者9人で抑えた。
4回裏、朝倉は赤星に初ヒットを許すとストライクが入らなくなりボール連発で連続押し出し四球と藤本に2点タイムリーで4点を失い降板した。5回表、中村紀洋の犠牲フライと森野のタイムリー三塁打で2点を返して4対3と1点差とした。
7回表、久保田からウッズがバックスクリーンに2ランで逆転した。8回裏、岡本が金本に同点タイムリーを打たれて5対5となった。9回表、藤川から2アウト2、3塁と攻めてウッズがセンター前に2点タイムリーを放ち勝ち越した。9回裏は守護神岩瀬が阪神打線を三者凡退で試合終了。5対7で中日が阪神を降して0.5ゲーム差とした。
※画像=9回表、2アウト二、三塁でウッズが藤川からセンター前に勝ち越し2点タイムリーを放つ=甲子園
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【9月14日速報記事】
■プロ野球の公示(14日)
セ・リーグ
【出場選手登録】
▽中日 小山良男捕手
【同抹消】
▽中日 清水将海捕手
■小山が首位決戦で出場登録(日刊スポーツ)
中日の3年目捕手・小山が阪神との首位決戦初戦で出場選手登録された。清水将に代わって、今季初の1軍昇格。試合前の練習を終えた小山は「こんな時期に(1軍に)呼ばれてうれしく思います。(試合に)出られたら、頑張ります」と話していた。
■中村紀が3回に先制タイムリー(日刊スポーツ)
中日中村紀が4試合ぶりのタイムリーとなる先制右前打を放った。3回1死三塁の場面で、阪神先発ボーグルソンの139キロの外角カットボールを流し打ち、三塁走者をホームに迎え入れた。「前回の横浜戦では打てなかった。とにかくこの3連戦は勝たなければいけない。幸先のいいヒットが打てて良かった」と話した。
■朝倉がまさかの4連続四球(日刊スポーツ)
中日先発の朝倉が4回に突如、崩れた。2死一塁からストライクが入らなくなり、4者連続四球で2失点。さらに8番藤本に2点中前打を打たれ、3回2/3を5四球2安打、4失点の内容で降板した。ここ5戦で5連勝し、この試合も3回までノーヒットに抑えていただけに、まさかの乱調。「次、頑張ります」と力なく話した。
■ウッズが逆転34号2ラン(日刊スポーツ)
中日ウッズがバックスクリーンへ逆転の34号2ランをたたき込んだ。1点を追う7回表2死二塁の場面で、久保田の151キロのストレートを力で持っていった。これが8試合ぶりの1発。「ちょっと詰まったけど、何とか入ってくれてよかったよ」と話した。
■【評】中日9回に勝ち越す 神5−中7(共同通信)
中日が勝って首位阪神に0・5ゲーム差と迫った。同点の9回は代打立浪の安打を足場に2死二、三塁とし、ウッズが2点適時打。ウッズは34号2ランを含む4打点。阪神は7回に久保田が、9回に藤川がつかまった。
■中日が競り勝つ=プロ野球・阪神−中日(時事通信)
中日が競り勝ち、首位阪神とのゲーム差を0.5に縮めた。同点の9回、代打立浪の左前打を足場に二死二、三塁と藤川を攻め、ウッズの中前打で2点を勝ち越した。阪神は7回までわずか2安打と打線が低調で、投手陣を援護できなかった。
■ウッズが藤川から勝ち越し打(日刊スポーツ)
中日がウッズの4打点を挙げる活躍で首位攻防第1ラウンドを制した。中日は先発朝倉の乱調もあり、前半で3点のリードを許した。だが5回に2点を返し、7回にはウッズのバックスクリーンに放り込む特大の34号2ランで一度は逆転した。そして同点となり迎えた9回2死二、三塁で再度ウッズが藤川から中前への痛烈な2点適時打で勝ち越した。最後は守護神・岩瀬がきっちり締めて、首位阪神とのゲーム差を0・5とした。殊勲のウッズは「最高の気分。ランナーを返そうと強く打つことを心がけていた」と話した。
■中日:ゲーム差を0.5差に 阪神は久保田、藤川ら崩れる(毎日新聞)
中日が接戦を制して首位・阪神に0.5ゲーム差に迫った。中日は七回にウッズが久保田から逆転2ラン。同点の九回は代打・立浪の安打をきっかけに2死二、三塁とし、ウッズが藤川から2点適時打を放ち、勝ち越した。阪神は七回まで2安打と打線が低調だった。
■これぞ主砲まさにヒーロー! 中日・ウッズがK&F粉砕(サンスポ)
中日・ウッズは打席でほほ笑んでさえいた。同点の九回二死二、三塁で、相手は藤川。全球ストレートの息の詰まるような勝負で、11球目をついにウッズがはじき返し、勝ち越しの2点が入った。
「バッターボックスでしびれていたよ。11球も真っすぐで勝負する投手はいない」。一塁が空いたこの場面で、主砲にまともに挑んでくる投手などいない。昨季、今季合わせて9打数で7三振と相性が悪い相手だったが、勝負を楽しみながらファウルで粘るうち、次第にタイミングが合ってきた。
3−4の七回には二死二塁から久保田の151キロの直球をとらえ、1度は逆転打となる2ラン。本人は「詰まっていた」という打球は、バックスクリーンに吸い込まれた。八回に追いつかれたが、再びウッズが突き放した。
先発の朝倉が連続押し出し四球などで4失点と、中日にとってはまさかの展開。だが、阪神の誇る『JFK』のKとFを4番が打ち砕き、敵地で勝利を強引に手繰り寄せた。「チームの士気が上がる大きな一戦だった」とヒーローがいうように、シーズンの行方を左右する1勝となるかもしれない。
■ドラゴンズ選手、落合監督のコメント
◇タイロン・ウッズ選手
「ストレート、ちょっと詰まったけど、何とか入ってくれてよかったよ。(7回2ラン)」
「(決勝タイムリーについて)ランナーを返すことだけを考えていました。三振しないように強くボールを叩くことを心がけました。あの場面で自分に11球もストレートだけで勝負してくれるピッチャーは初めてなのでとてもエキサイトしました。2ストライクだったので変化球は考えていませんでした。今日は最高の気分です。長いシーズンの中でも特別な試合だと思います。明日からもチームの勝利のために良い結果を残したいですね。」
◇中村紀洋選手
「カットボール、前回の横浜戦は打てなかったので、とにかくこの3連戦は勝たなければいけないので、幸先の良いヒットが打ててよかったです。(3回タイムリー)」
「チェンジアップ、1点づつ返せる時に返しておかないと。(5回犠牲フライ)」
◇森野将彦選手
「チェンジアップ、うまくひっかかりました。(5回タイムリー)」
◇岩瀬仁紀投手(プロ野球史上5位タイとなる通算152セーブ目)
「1人でも出すと盛り上がってしまうので、3人で終わってよかった」
◇落合博満監督
「ウチらしい。どこのチームに対しても、同じような戦い方をする」
■試合スコア
◇セ・リーグ
阪神−中日20回戦(阪神10勝9敗1分、18時1分、甲子園、48519人)
中 日 001 020 202−7
阪 神 000 400 010−5
【投手】
(中)朝倉、鈴木、久本、岡本、岩瀬−谷繁
(神)ボーグルソン、江草、渡辺、久保田、橋本健、藤川−矢野
【責任投手】
(勝)岡本56試合5勝2敗
(S)岩瀬53試合1勝4敗38S
(敗)藤川63試合5勝3敗40S
【本塁打】
(中)ウッズ34号2ラン(7回、久保田)
(神)
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今夜の試合は19時から中京テレビと岐阜放送でテレビ中継があったので、岐阜放送でテレビ観戦した。解説は真弓明信と湯舟敏郎。試合は3回裏阪神の攻撃中でスコアは0対1で中日が1点リードしていた。朝倉は5連勝の勢いがあるのか余裕のピッチングをしていた。しかし4回裏、赤星に一塁内野安打で初ヒットを許すと何かおかしくなった。シーツは打ち取ったが、金本、桜井に連続四球で2アウト満塁。ストライクが全く入らない。どうしたんだ健太。葛城にも四球で押し出し1対1同点。矢野にも四球で連続押し出しで逆転を許す。藤本にセンター前にタイムリーを打たれて2点を失い4対1と逆転をされてマウンドを降りた。朝倉にガッカリした。ここでヤケ酒を飲むことにした。今夜の酒は「キリン スパークル ファジーネーブル」だ。とても甘くてジュースみたいだけど美味しい。女性向きなお酒だ。そして続けてカルピスを飲んだ。このヤケ酒が後に勝利を呼ぶ酒になるなんて…
5回表にノリの犠牲フライと森野のタイムリー三塁打で2点を返してボーグルソンをノックアウト。こりゃまだこの試合はわからないなと思った。7回表はJFKの一人久保田が登板。ウッズがバックスクリーンに逆転2ランを放ち4対5と勝ち越した。よしこのまま1点を守って勝ってくれと祈った。しかし、8回裏、岡本が金本に詰まったあたりのレフト前ヒットで5対5の同点にされてしまった。
9回表、マウンドは藤川が登板した。代打は立浪和義、初球の変化球を打つと三遊間を破るヒット。代走は英智。井端が送りバントを決める。しかし残念なことに21時45分にテレビ中継が放送終了した。後は東海ラジオ(ABC製作)を聞いた。解説は有田修三。2アウト2、3塁でウッズは藤川から去年と今年ヒットを打っていないが、ファウルで粘りついに11球目をセンター前に弾き返して2点タイムリーで勝ち越した。9回裏は岩瀬が完璧な投球で中日が勝った。ナイスゲームだ。朝倉は誤算だったがウッズが救ってくれた。明日も勝って首位奪回だ。頑張れドラゴンズ!!


凄い試合でしたねえ。
藤川とウッズの勝負。凄かった。
しかし最後に笑うのはウッズです。
(打つ前から笑っていたが・・。)
いいもの見ました(桃ちゃんには負けるか?)
藤川はチーム勝利より勝負を優先した。
阪神ナインに亀裂が・・。
その間に3つ頂いちゃいましょう。
●ウッズが苦手の藤川を打てた理由とは・・
→真っ直ぐしか投げないのがみえみえだったから。
●朝倉健太が突然乱調になった理由とは・・
慎重にいくが消極的になってしまい
打たれたらどうしよう→きわどいところを →狙いすぎ→ボール→焦り。っていう感じでしょうか・・。
ゃはり重圧か、らしからぬ崩れ方でしたね。>健太
それでも後の投手、そして野手ゎ気持ちを切らさずょく投げ打ってくれました!
特に久保田藤川と今まで簡単にゃられてきた相手を打ったのゎGOODだし^^
今日打ったカラと沈黙せず(笑)、明日もこの調子でぉ願ぃしたぃですね!
コメントありがとうございます。
まさに神様、仏様、ウッズ様ですね。
>小牧のフジさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
ウッズ対藤川の場面はラジオだったので、まさか全球ストレート勝負だとは思いませんでしたが、後でスポーツニュースでしっかり見ました。
対決中にラジオでアナがウッズが笑を浮かべていますっと言っていたのを思い出しました。
藤川はチームの勝利より個人対決を優先したことでこの1勝が歴史を変える1勝になるかも知れません。
私のシナリオでは中日が阪神に3連勝して連覇に突き進んで連覇を決めるでしょう。
ウッズはいつも藤川のストレートに空振りして三振を食らっていたイメージがあります。
健太は打たれそうに無い打者にストライクが入らなくなったのは、今夜は大阪のお姉ちゃんをお持ち帰りして…なんてことを考えて集中力が途切れたじゃないかと思いました。
>Draちゃん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
久本が3イニングを無失点で抑えて良いピッチングをしたのが勝利に繋がったんでしょう。
明日とあさってもリードを許している展開になっても、JFKをしっかり打って逆転して3タテして欲しいです。
タイロンが藤川投手から打つとは!!!
打席を外してニコニコしているので
楽しんでいるから三振はせずに
バットに当たるだろうと思いましたが
センター前にクリーンヒット!!!
本当に良く打ってくれましたね。
これぞ4番の仕事でした。
良い形で勝利をもぎ取ったので、
明日もサクサクっと勝ってほしいです。
そう言えば、小牧のフジさんまで
桃ちゃんが浸透しているらしいですね!!
良い事です!って何が良いんだろう(笑
PS.
長い名前のお酒が功を奏したのでしょうか?
勝利に近づいたの、まぁちゃんカルピスの
登場でしょうね!!
明日はデーゲーム。勝って夜は、きいちゃんで決まり!!
コメントありがとうございます。
藤川VSウッズは三振しないでくれと祈ってました。センター前ヒットの瞬間はこれで勝ったなと思い嬉しかったです。
この勢いで今日も勝ってくれるでしょう。
桃ちゃん隠れファンはたくさんいるみたいですねw
PS
お酒とカルピスを飲むと勝利を呼んでくれるみたいです。今日は温泉に行くので絶対勝利して欲しいです。勝ってライフ最終回を気分良く見たいですね。