中日アジア王者！井端執念の勝ち越し打で強敵韓国ＳＫを降す！

●ＳＫワイバーンズ（韓国）５−６中日ドラゴンズ（日本）○（中日アジアシリーズ優勝！）
　２００７年１１月１１日（日）東京ドームでＳＫワイバーンズ（韓国代表）対中日ドラゴンズ（日本代表）、アジアシリーズ２００７決勝戦が行われた。中日の先発は山井大介、ＳＫの先発はジョージ・レイボーンで１８時１４分試合開始。

　１回裏、山井は２四球で２アウト一、三塁のピンチで李晋映、朴栽弘に連続タイムリーを打たれて２点の先制を許した。２回表、井上一樹のソロで１点を返した。

　５回表、１アウトから谷繁の死球から中村公治のヒットで１アウト１、２塁として藤井のタイムリー二塁打で同点とし、さらに荒木のサードゴロの間にもう１点を加えて勝ち越した。

　６回表、イ・ビョンギュの２ランで３点リードとした。６回裏、山井がキム・ジェヒョンにソロを打たれて２点差。８回裏、２番手岡本がイ・ジンヨンに２ランを打たれて５対５の同点に追いつかれた。

　９回表、２アウト二塁で井端の適時打で勝ち越した。９回裏、守護神岩瀬が抑えて逃げ切った。中日がＳＫに勝ちアジアシリーズ初優勝を飾った。

　※画像＝アジアシリーズで優勝し胴上げされる落合監督＝東京ドーム

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【１１月１１日速報記事】
■中日井上が今大会３号ソロ（日刊スポーツ）
　中日井上が、反撃のノロシを上げるソロ本塁打を放った。２点ビハインドの２回２死で打席に立って、ＳＫ先発レイボーンの直球を左翼スタンドに運んだ。２試合連続で同シリーズ３本目のホームランを放って「感触があったから、この球場だからいったと思いました」と話した。

■【評】井端が決勝の中前打　Ｓ５−中６（共同通信）
　中日は５−５とされた直後の９回、先頭上田の四球と犠打で１死二塁とし、荒木は投ゴロに倒れたが、続く井端がしぶとく中前打して決勝点を奪った。ＳＫは終盤の２本塁打で３点差を追いついたが、９回にロマノが打たれた。

　※画像＝９回表、中日２アウト二塁で井端がセンター前に勝ち越し打を放つ＝東京ドーム

■日本の代表が大会３連覇　中日優勝し、アジア王者に（共同通信）
　日本、韓国、台湾、中国のプロ野球リーグ優勝チーム（中国は選抜チーム）による第３回「ＫＯＮＡＭＩ　ＣＵＰ　アジアシリーズ２００７」は１１日、東京ドームで決勝を行い、中日（日本）が６−５でＳＫ（韓国）を下して初優勝し、日本の代表チームが３年連続でアジア王座に就いた。

　中日は１次リーグでＳＫに敗れた雪辱を果たすとともに２００５年のロッテ、０６年の日本ハムに続く大会制覇を達成し、優勝賞金５０００万円を獲得した。最優秀選手（ＭＶＰ）には中日の井端弘和選手が選ばれた。

■中日が初優勝、日本勢３連覇（日刊スポーツ）
　中日がＳＫ（韓国）に競り勝ち、ロッテ、日本ハムに続いて開催国日本代表としてアジアシリーズ３連覇を達成した。

　２点を追う２回、井上が今シリーズ３試合連続となる左越え本塁打で１点差とし、５回には１死一、二塁から藤井が右中間フェンス上段に当たる適時二塁打で同点。荒木の三ゴロで逆転した。６回には李が左越えの２ランを放ち、一時は３点差と突き放した。８回に５−５の同点に追いつかれたが、９回２死二塁から、井端の決勝中前タイムリーで勝った。９回は守護神・岩瀬が締めた。落合監督は「うちらしいゲームでしたが、よく最後まで全力を出して戦ってくれました。それにしても勝ってホッとした」と胸をなでおろしていた。ＭＶＰは中日井端が選ばれた。

■ドラゴンズ選手、落合監督のコメント

　◇井端弘和選手（アジアシリーズＭＶＰ）
「日本一になって、ぜひともアジア一になりたいと思ったので、それが達成できて良かった。（９回のタイムリーの場面は）できることだったら自分で何とか返したいという気持ちで打席に立ったのが、その通りになって本当に良かったです。荒木がよくチャンスつくってくれるので、僕は楽な場面で打席に立てたので、荒木に感謝したいです。」

　◇落合博満監督
「うちらしいと言えばうちらしいゲームだったんですけど、最後まで全力を出し切って戦ってくれたと思います。できることであれば、岩瀬を使わないで済めばいいかなと思っていたけど、いっぱいいっぱいで来てましたから。１点を取った時に本人（岩瀬）が行くと言ったので本人に任せましたけど、１年間こういうゲーム続きましたね。

　初戦負けてますから……この４試合戦って、アジアの力というのは、勝ち負けはその日の状態、勝ち運があるかどうか。ほとんど差がないですね。各国の優勝チームが来ているから強いですね。この重圧はペナントレースとか日本シリーズとは違った意味での、国際大会のゲームですから。今は勝ってホッとしているというより安堵感の方が先ですね。」

　◇井上一樹選手（２回３号本塁打）
　「（今季最後の試合で）終わり方としては良かった。日本代表の面目を保てた」

　◇藤井敦志選手（５回同点二塁打）
　「ストライクを思い切り打とうと思った」

■試合スコア

　◇アジアシリーズ２００７、決勝
SKワイバーンズ（韓国）−中日ドラゴンズ（日本）　（東京ドーム、１８：１４、２１０９１人）

中日ドラゴンズ　　　０１０　０２２　００１−６
ＳＫワイバーンズ　　２００　００１　０２０−５

【投手】
（中）山井、岡本、鈴木、岩瀬−谷繁
（Ｋ）ジョージ・レイボーン、キム・グァンヒョン、チョ・ウンチョン、ソン・ウンボム、カ・ドゥクヨム、マイケル・ロマノ−パク・キョンワン

【責任投手】
（勝）鈴木
（Ｓ）岩瀬
（敗）マイケル・ロマノ

【本塁打】
（中）井上３号ソロ（２回、ジョージ・レイボーン）、李炳圭１号２ラン（６回、キム・グァンヒョン）
（Ｋ）キム・ジェヒョン１号ソロ（６回、山井）、イ・ジンヨン１号２ラン（８回、岡本）


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【中日ドラゴンズ関連記事】
■福留、ＦＡ宣言を決断　会見して正式表明へ（共同通信）
　中日の福留孝介外野手（３０）がフリーエージェント（ＦＡ）権を行使することが１１日、決まった。残留交渉の窓口になっていた伊藤一正球団代表が「今日の午後（行使すると）連絡があった」と明かした。福留は１２日午前に記者会見し、ＦＡ権行使を正式表明する。

　走攻守のそろった選手だけに、交渉解禁の１４日以降は米大リーグの複数球団と巨人、阪神などによる激しい争奪戦が展開されそうだ。

　福留は５日に中日と交渉。１年契約の年俸３億８５００万円（現状維持）と４年総額１７億円の２通りの条件を提示されたが態度を保留した。その一方で、他球団の評価について「聞いてみたい気持ちはある」と話すなど、移籍の可能性を否定しなかった。

　落合博満監督は、福留がＦＡ宣言することを決断したことに「球団と本人がやること。監督の仕事ではない」と話した。

　福留は今季、右ひじ痛のため８１試合の出場にとどまったが「故障者特例措置」でＦＡ権を初取得した。（金額は推定）

■中日・平井は残留　ＦＡ宣言せず（共同通信）
　フリーエージェント（ＦＡ）権を取得している中日の平井正史投手（３２）は１１日、「（ＦＡ宣言）しない」と明言し、権利を行使せずに残留することが決まった。

　５日に球団から１年契約で今季年俸９５００万円からの減額を提示されて態度を保留していたが、契約の内容については今後詰めるという。平井は米大リーグ挑戦も視野に入れていたが、今季痛めた右肩の不安もあり、残留を決意した。（金額は推定）



　今日はお昼から温泉に行ったけど、雨降りで人も少なかった。アジアシリーズ決勝があるので早めに帰ってきた。

　まずは１７時５７分からＣＢＣラジオでＣＢＣドラゴンズナイターを聞いた。解説は牛島和彦。ＴＢＳ製作。シーズン中は東海ラジオを聞いているのが、ラジオはＣＢＣだけが中継していたので久しぶりにＣＢＣの中継を聞いた。

　１回裏、山井は２四球で２アウト一、三塁のピンチでタイムリーを２本打たれて２点先制された。四球とエラーが絡むとこういうことになる。初回から２点も先制されて嫌な流れを感じた。

　１８時４７分から中京テレビで中継が始った。日本テレビ製作。解説は野村謙二郎と水野雄仁。

　２回表、井上一樹のレフトスタンドに飛び込むソロ本塁打で１点を返した。

　５回表、１アウトから谷繁デッドボール、中村公治がラッキーなライト前ヒットで１アウト１、２塁のチャンスで藤井があわやホームラン性の当たりで右中間フェンス直撃のタイムリー二塁打で２対２の同点に追いついた。なおも１アウト２、３塁で荒木サードゴロの間に三塁ランナー中村公治がホームインして中日がついに勝ち越した。なおも２アウト３塁で井端フォアボールを選び２アウト１、３塁となりレイボーンをノックアウト。ＳＫは２番手、キム・グァンヒョンが登板。森野は三振に倒れる。

　６回表、中村紀洋がフォアボール。続く李炳圭がレフトスタンドに２ランホームランで貴重な２点を追加して３点リードと突き放した。これでドラゴンズの勝利は間違いないと安心した。

　６回裏、山井がキム・デヒョンにライトスタンドにソロを打たれて２点差となる。

　７回表、１アウト１、３塁で森野は浅いライトフライ。２アウトとなり中村紀洋はショートフライに倒れて追加点ならず。

　８回裏、７回３失点の先発山井に代えて２番手、岡本真也が登板。岡本が２ランホームランを浴びて５対５の同点に追いつかれた。２アウト１、２塁となり岡本は降板。３番手鈴木が登板してピンチをしのいだ。岡本が球威がなくて打たれたボールは失投だった。同点に追いつかれて愕然とした。ムードはＳＫに傾いたかに思った。

　９回表、代打上田が四球。藤井が送りバントを決めて１アウト２塁。荒木が倒れて２アウト。井端がセンター前タイムリーで二塁ランナー上田が生還して再び中日が勝ち越した。これで絶対中日が勝つぞと思った。森野が敬遠で２アウト１、２塁。中村紀洋。

　２１時５２分５５秒にテレビ中継が終了。なんだ試合終了まで放送するんじゃないのか日本テレビはまさにＫＹ（空気が読めない）だな。

　怒りながら再びＣＢＣラジオを聞いた。中村紀洋サードゴロでチェンジ。

　中日１点リードで９回裏。４番手、守護神岩瀬が登板。最初のバッターを三振。次のバッターをサードゴロで２アウト。そして最後のバッターをレフトフライに打ち取り２２時６分試合終了。中日がアジアチャンピオンになった。

　アジアシリーズ優勝の瞬間や落合監督の胴上げが見られなくて不満だけど、最後も中日らしい試合でよく勝てた。クライマックスシリーズや日本シリーズとは違う雰囲気で日本代表としてプレッシャーのかかる重圧の中で初戦を落としながらも持ち直して３連勝でアジア王者になった。韓国ＳＫワイバーンズは強敵だった。今後アジアのチームは侮れないなと思った。

　中日ドラゴンズアジアチャンピオンおめでとう！！来年はリーグ優勝、クライマックス制覇、日本シリーズ連覇の完全制覇、そしてまたこのアジアシリーズの舞台で優勝して２年連続アジア王者になって欲しいものだ。

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Comments

奥ヒダツヨシさん。こんばんは。
よかった。最後に優勝！　!(^^)!
試合展開がこんな感じなので最後は上手いこと盛り上がりましたね。

特番ないのか・・。
今シーズンはお疲れさまでした！
（忘れられない年になりましたね。）

来シーズンも頑張って応援しましょう！
・・忘れないでね。(^_^;)

Posted by 小牧のフジさん at 2007年11月12日 00:20

＞小牧のフジさん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
優勝が決まるシーンや落合監督の胴上げはスポーツニュースで３、４回見ました。

東海地方のテレビ局ではアジアシリーズ優勝特番をやるのかと思って、チャンネルを変えて見てもどこもやってませんでした。
監督、コーチ、選手達たぶんまたビールかけをやってるんでしょうね。

そして夜の街に繰り出して六本木で飲んで、健太はまた美女をお持ち帰りしてるのかなと（笑）

今シーズン応援お疲れ様でした。
来シーズンも頑張って応援しましょう！
よろしくお願いします。

Posted by DRAGONS VICTORY at 2007年11月12日 02:08

日本一を現地で見れなかったので
アジア１を見て来ました(^_^)

でも勝ててホッとしました。
山井が２点先制されてどうなるかと
思ったのですが、コツコツ還して逆転。

岡本は困ったものですが、井端が
最後に決めてくれました。
岩瀬もお疲れ様でした！！

１年間、応援お疲れ様でした。
でもあと３ヶ月ちょっとでＯＰ戦ですね。
選手始め、ゆっくり英気を養って
来年こそは完全優勝してもらいたいです。

Ｐ.Ｓ.
今日は、内野自由席だったので可児ちゃんを
いっぱい見て来ました（爆

Posted by dai at 2007年11月12日 03:02

なんか、最後までエラーが多くてグダグダだったような・・・。
結局、「亜細亜」大学出身の井端がこの「アジア」シリーズでいいところを持っていってしまいました。

Posted by かつ at 2007年11月12日 06:46

優勝おめでとうございます！
リーグ、日本シリーズ、アジア選手権と本当にお疲れ様でした！落合采配、中日の選手、ファンは凄いですo(^−^)o　ゆっくり休んでほしいですね。

Posted by 井上道場鹿児島 at 2007年11月12日 07:33

みなさんコメントありがとうございます。

＞daiさん
アジアシリーズ優勝観戦お疲れ様でした。
岡本が同点弾を打たれたときは東京ドームは凍り付いてたんじゃないでしょうか。
私はテレビの前で「ぎゃーっ！！」と絶叫してしまいましたｗ
すぐに井端が打って勝ち越せてよかったです。
１年間お疲れ様でした。オフになりますが、またすぐにキャンプインオープン戦ですね。

ＰＳ
可児ちゃん近くで見れたなんて、とってもうらやますぃ〜ですＷ

＞かつさん
井端は亜細亜大だけにアジアシリーズ縁があったんでしょうか。ＭＶＰは荒木か井上かなと思いましたが、最後の勝ち越し打が大きかったですね。

＞井上道場鹿児島さん
リーグ連覇は逃したけど、ポストシーズンはとても充実してました。
選手達はゆっくり休んで欲しいですね。

Posted by DRAGONS VICTORY at 2007年11月12日 10:46

こんばんゎ。
初戦負けて、その後もドキ�Aする試合ばかり。
しかも昨日の決勝なんてもぅシリーズ以上に胃が痛かったかも？って程の試合でした。
それでもアジア一で終ぇることができたし！、ホント良かったです。

しかし中継ゎそこで終ゎるか！？ってとこで切りましたなぁ^^;

Posted by Dra at 2007年11月12日 17:51

＞Draちゃん
こんばんは。
コメントありがとうございます。
アジアシリーズ初戦負けて崖っぷちに立たされてからの３連勝で優勝は今季のドラゴンズの戦いを象徴するような結果でした。
ポストシーズンは安心して見ていられましたが、勝ったら優勝で負けたら終わりだったので、よけいに緊張しながら見てました。
今季最後の試合は勝利でアジアシリーズ優勝を飾れて良かったです。
途中で中継やめるなんて日本テレビは困ったもんですね。

Posted by DRAGONS VICTORY at 2007年11月12日 18:36