
FA宣言した福留孝介外野手は13日、交渉を希望する球団があれば、接触が可能となる14日に交渉に応じる意向を示した。
プロ野球の発展に貢献した選手や監督に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が13日、東京都内で開かれ、中日落合博満監督が選ばれ、選手時代を含めて初受賞したなどです。
※画像=正力松太郎賞を受賞して会見する落合博満監督
●FA交渉解禁日に福留孝介と最初に交渉する球団とは ⇒Ranking
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【11月13日速報記事】
■中日が秋季練習スタート(日刊スポーツ)
中日は13日、ナゴヤ球場で秋季練習をスタートさせた。2軍首脳と若手選手が参加し、野手陣は守備練習、ティー打撃、投手陣はランニング、投球練習、バント練習などを行った。辻発彦2軍監督は「技術より体力。バットを振って、いっぱい(ノックを)捕って…。頭で分かっていても実戦でできないのがファームの実態ですから」と意欲的だった。
■申し出あれば14日に交渉も FA宣言の福留(共同通信)
中日からFA宣言した福留孝介外野手は13日、「時間的にうまくいけば可能性はある」と、交渉を希望する球団があれば、接触が可能となる14日に応じる意向を示した。
福留はナゴヤ球場で練習を予定しているため、解禁日の交渉は複数球団から申し出があっても「時間的に無理じゃないか」と話した。国内球団には最初の交渉は代理人(弁護士)を同席させ、2回目以降は代理人のみが対応する予定という。
■福留獲得に明言避けるカブスGM(スポーツナビ)
中日ドラゴンズからフリーエージェント(FA)となった福留孝介外野手について、日米両球団が獲得合戦を繰り広げる中、獲得に意欲的と見られているカブスの動向に注目が集まっている。
シカゴ地元紙『シカゴ・トリビューン』は12日(現地時間)、カブスのゼネラルマネジャーのジム・ヘンドリー氏が福留について、「私の知る限り、福留はメジャーでプレーする意思があると特に明言していない」と語ったことを紹介し、明言を避ける様子を報じた。一方で同紙よると、カブスが福留獲得を狙っていることを、福留本人はすでに知っているという。
カブスのほかにもレンジャーズやジャイアンツなど、複数のメジャー球団が福留に興味を示している。果たして日本球界の至宝は来季どのチームのユニホームを着るのか。日米争奪戦は今後、し烈を極めることになるだろう。
■落合監督が初の正力賞 53年ぶり日本一の手腕評価(共同通信)
プロ野球の発展に貢献した選手や監督に贈られる今年の「正力松太郎賞」の選考委員会が13日、東京都内で開かれ、中日を53年ぶりの日本一に導いた落合博満監督が選ばれ、選手時代を含めて初受賞した。賞金500万円などが贈られる。
中日からの選出は初で、セ・リーグからの受賞は2003年に星野仙一監督(当時阪神)が王貞治監督(ソフトバンク)と同時受賞して以来。
川上哲治、杉下茂、中西太(以上野球解説者)田口雅雄(野球ジャーナリスト)の4氏による選考委員会は、レギュラーシーズン2位から勝負に徹した采配(さいはい)で日本一に輝いた手腕を高く評価し、満場一致で選出した。座長の川上氏は「強い信念と、選手のうまい育て方。自分の野球観を持って強いチームをつくった。立派な功績」と話した。
また、選考委の冒頭、13日未明に他界した選考委員の稲尾和久氏を悼み、黙とうがささげられた。
◆落合監督、受賞に喜び 「重みがある」
落合監督は初受賞を素直に喜んだ。「人が選んでくれる賞。タイトルと違って別の重みがある」。穏やかな表情の中に何度も笑みが浮かんだ。
1982年に史上最年少の28歳で三冠王を獲得したが、正力賞に選ばれたのは西武を日本一に導いた広岡監督だった。落合監督は「担当記者がそうだろうということで私のところに来ていた。あとで聞いたら広岡さんの方には誰もいなかったらしい」と振り返った。85、86年と連続三冠王に輝いても吉報は届かず「一生、縁がないかと思った。25年たって受賞できるとは思っていなかった」と話した。
“オレ流”の指導法で中日での4年間は優勝、2位、優勝、そして日本一(リーグ2位)。「練習しないとうまくならない。野球の体力は野球の実技でつくっていくのが一番。4年間をトータルしてもらったのかな」。静かな口調から、自信と手応えが感じられた。
◆中日・落合博満監督の話
「野球に尽力された方の賞。感慨深いものがある。(史上最年少三冠王となった)25年前にうわさになったことはあったが、25年たって受賞できるとは思ってなかった」
◇落合 博満(おちあい・ひろみつ)
79年にドラフト3位でロッテに入団。82、85、86年に三冠王に輝いた。87年にトレードで中日に移籍し、94年にフリーエージェント宣言で巨人入り。97年からは日本ハムでプレーした。98年に引退するまでの20年間で首位打者、本塁打王、打点王を各5度獲得した。04年から中日の監督に就任。1年目にセ・リーグ優勝を果たし、06年もリーグ制覇。今季はリーグ優勝を逃したが、クライマックスシリーズを勝ち抜いて日本シリーズに進出、チームを53年ぶりの日本一に導いた。秋田県出身、53歳。
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■プロ野球の公示(13日)
コミッショナー
【フリーエージェント宣言選手】
▽中日 福留孝介
▽阪神 下柳剛
▽広島 黒田博樹、新井貴浩
▽ヤクルト 石井一久
▽ロッテ 小林雅英、薮田安彦
▽楽天 福盛和男
▽西武 和田一浩
■福留ら9選手がFA宣言 14日から契約交渉解禁(共同通信)
プロ野球のフリーエージェント(FA)宣言選手が13日、コミッショナーから公示され、FA有資格者68人のうち、福留孝介外野手(中日)、黒田博樹投手、新井貴浩内野手(ともに広島)ら9人が権利行使した。同日時点で宣言残留となる「FA宣言選手契約締結合意」はいなかった。
福留は残留の可能性は低く、米大リーグの複数の球団や巨人、阪神などが獲得に動く見込み。黒田は米大リーグ入りを目指し、移籍が確実な新井には阪神が関心を持つ。小林雅英、薮田安彦の両投手(ともにロッテ)と福盛和男投手(楽天)も大リーグを視野に入れ、和田一浩外野手(西武)には中日が、石井一久投手(ヤクルト)には西武が興味を示している。下柳剛投手(阪神)は残留が濃厚。
FA移籍した選手が最多だったのは1994年と2001年の6人で、今年は上回る可能性が高い。14日から所属していた球団を含め、国内外すべてのチームと契約交渉できる。
落合監督、正力松太郎賞の受賞おめでとうございます。中日からの選出は初めてなのは、この賞はその年に日本一になった監督やずば抜けた成績を収めた選手が受賞対象なので今まで中日には縁の無い賞だったのかも知れない。中日の監督として日本一になって受賞されたことはとても嬉しい。
14日にFA宣言選手の契約交渉が解禁となり早ければ14日にも交渉が行われる。注目はやはり福留孝介だろう。阪神は下柳が残留となれば石井一久獲得には動かず新井と福留を狙ってくるだろう。ソフトバンクが撤退したとなれば国内球団は巨人と阪神で、後はメジャー数球団が動くようだ。しばらくは福留孝介のFA交渉から目が離せなくなりそうだ。


監督念願の賞なんですね。
それゎ嬉しぃことでしょぅ!
・・・が、そんな日に稲尾さんが亡くなったってことで複雑な気持ちも大きぃでしょぅね。。。
コメントありがとうございます。
選手時代に三冠王を取っても受賞出来なくて縁がないと思っていた賞だったので、嬉しかったでしょうね。
そのときにロッテの監督だった稲尾氏が亡くなられたのは皮肉ですね。
きっと喜んでくれたでしょう・・・
稲尾和久氏のご冥福を祈りたいです。
奇しくも稲尾さんが亡くなられてしまいました・・・。ご冥福をお祈りいたします<(_ _)>
若手はもうキャンプ!成長過程にある人は休んでいる間はない、と著書にもあります。
頑張って結果を出されることを期待しております。
コメントありがとうございます。
若手がもっと伸びてレギュラーを取る選手が出て来て欲しいですね。