
岩瀬仁紀投手と川上憲伸投手は保留し、森野将彦内野手と山本昌投手と井上一樹外野手はサインした。入団2年目の春田剛内野手が一身上の都合により任意引退選手となったなどです。
※画像=契約更改を保留し、険しい表情で記者会見する川上憲伸投手(左)、岩瀬仁紀投手=25日午後、名古屋市中区
●岩瀬仁紀、複数年契約に納得しなかった理由とは ⇒Ranking
【12月25日速報記事】
■プロ野球の公示(25日)
コミッショナー
【任意引退選手】
▽中日 春田剛
■お知らせ (2007/12/25)(中日ドラゴンズ公式サイト)
春田剛選手から本日「一身上の都合」により任意引退の申し出があり、球団も了承し公示の手続きを取りました。
■山本昌、9000万円減で更改=来季25年目、200勝へ仕切り直し−中日(時事通信)
中日の山本昌投手(42)は25日、球団事務所で契約交渉に臨み、9000万円の大幅減となる1億5000万円プラス出来高払いで更改した。今季はあと9勝に迫っていた通算200勝に意欲を見せていたが、2軍落ちを経験するなど不振でわずか2勝にとどまった。
来季25年目を迎えるベテラン左腕。200勝達成に仕切り直しとなるシーズンに向け「もう1回体を鍛えて(先発)ローテーションで活躍できるように。駄目で引退してもそれは仕方ない」と決意を示した。金額は推定。
■<中日>山本昌9000万円減で契約更改(毎日新聞)
中日の山本昌投手(42)が25日、9000万円減の1億5000万円(金額は推定)プラス出来高払いで契約を更改した。野球協約の減額制限(40%)内の37.5%減に「年齢的にも、ここまでやらせてもらって感謝している」と話した。2軍落ちを繰り返した今季は19試合に登板して2勝10敗、防御率5.07。あと7勝に迫っている通算200勝に向けては「2けたの数字(勝ち星)はまだまだできると思っている。それを目標に頑張りたい」と語った。
■中日山本昌が9000万円ダウン(日刊スポーツ)
中日山本昌投手(42)が25日、名古屋市内の球団事務所で契約交渉を行い今季年俸2億4000万円から9000万円ダウンとなる1億5000万円プラス出来高でサインした。200勝達成を目指した今季は2勝10敗と不振で、野球協約で定められた減額制限(40%=年俸1億円を超える選手)ギリギリの大幅ダウンとなった。山本昌は会見で「厳しかったですが、この年齢までやらせてもらっているわけですから」と話した。また、井上一樹外野手(36)は2度目の契約交渉を行い、1000万円ダウンの年俸8000万円で更改した。(金額は推定)
■中日の岩瀬、単年4億3千万円など保留=「自分の中で結論出なかった」−プロ野球(時事通信)
中日の岩瀬仁紀投手(33)が25日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、単年で4000万円増の4億3000万円または初年度4億2000万円となる変動制の4年契約の条件提示をいずれも保留し、越年交渉となった。記者会見した同投手は「4年という数字はうれしいが、(金額が)単年と変わらない。自分の中で結論が出なかった」と語った。
今季は3年連続40セーブ以上(43セーブ)、プロ野球記録に並ぶ9年連続50試合以上(61試合)登板を果たし、北京五輪アジア予選でも活躍。多忙なシーズンを過ごし「来年に向けてまだ気持ちが切り替わってない部分がある」と打ち明けた。
単年契約の場合、来年オフにフリーエージェント(FA)権行使が可能だが、「そう受け止めてもらっても構わないが、(FA)宣言したからと言って出て行くわけじゃない」と話した(金額は推定)。
■中日岩瀬、4億3000万円を保留(日刊スポーツ)
中日の岩瀬仁紀投手(33)が25日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、4000万円増の年俸4億3000万円の1年契約と、1年目4億2000万円で2年目から変動制となる4年契約の提示を保留した。年内に交渉の予定はなく、越年することが決まった。岩瀬は今季、プロ野球タイ記録となる9年連続50試合登板、史上初となる3年連続40セーブをマーク。53年ぶりの日本一に貢献した。その後は北京五輪予選にも出場するなどフル回転した左腕は保留の理由について「まだ来年に気持ちが切り替わっていないので、判を押せなかった」と説明した。(金額は推定)
■森野、倍増の1億3000万円=川上は3億4000万円保留−プロ野球・契約更改(時事通信)
中日の森野将彦外野手(29)は25日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季の2倍となる6500万円増の1億3000万円で来季の契約を更改した。
今季は142試合に出場。主に5番打者として打率2割9分4厘、18本塁打、97打点をマーク。守備でも投手と捕手以外の7ポジションを守る万能ぶりでチームの日本一に貢献した。1億円の大台突破に、「気持ち良くはんこを押した。最高のクリスマスですね」と終始笑顔を見せた。
12勝を挙げた川上憲伸投手(32)は現状維持の3億4000万円を保留。優勝争いを繰り広げた巨人、阪神戦を中心に登板した点を考慮されず、「球団側と開きというか、判を押す気持ちになれなかった」と厳しい表情。井上外野手は8000万円で更改した。金額は推定。
■中日森野は倍増、1億3000万円で更改(日刊スポーツ)
中日の森野将彦内野手(29)が25日、名古屋市内の球団事務所で契約交渉を行い、6500万円アップの年俸1億3000万円で更改した。今季は142試合に出場して打率2割9分4厘、18本塁打、97打点と自己最高の成績をマーク。さらに投手、捕手を除く7つのポジションを守ったことが評価されて倍増となった。「十分に評価していただきました。最高のクリスマスです」と満面の笑みで会見した。(金額は推定)
■エース川上、現状維持提示を保留(名古屋日刊スポーツ)
中日川上憲伸投手(32)が25日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の3億4000万円の球団提示を保留した。川上は保留の理由について「対戦チームを見て評価してほしい」と話した。今季は12勝と昨季の17勝から勝ち星を5つ減らしたが、登板26試合のうち優勝を争った巨人、阪神にそれぞれ7試合ずつの14試合に先発した上での12勝であることを強調。この日の保留で、自身2年ぶりの越年が決まった。
■V貢献の岩瀬、川上が保留 森野は倍増(共同通信)
53年ぶりの日本一を果たした中日の主力選手が25日、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、岩瀬仁紀投手(33)と川上憲伸投手(32)は保留し、森野将彦内野手(29)は倍増の年俸1億3000万円、山本昌投手(42)は9000万円減の年俸1億5000万円プラス出来高払いでサインした。岩瀬と川上は越年が決まった。
岩瀬は史上初となる3年連続40セーブ(43セーブ)をマーク。しかし、4000万円増の年俸4億3000万円の1年契約と、1年目4億2000万円で2年目から変動制となる4年契約の2種類の提示に「まだ来年に気持ちが切り替わっていないので、判を押せなかった」と説明した。
12勝8敗の川上は現状維持の年俸3億4000万円の提示とみられるが「1年間1軍でやれた(他の)選手はアップされている」と不満の様子。
森野は142試合に出場し、11年目で最高の打率2割9分4厘、18本塁打、97打点。「1億円プレーヤーになりたいというのは誰もが思うこと。本当にうれしい」と満面の笑みだった。 山本昌は通算200勝まで9勝で今季を迎えたが2勝10敗。節目の記録を来季25年目に懸ける。
井上一樹外野手(36)は1000万円減の年俸8000万円。(金額は推定)
■中日ドラゴンズ選手のコメント(時事通信、日刊スポーツ、毎日新聞、共同通信、名古屋日刊スポーツ)
◇山本昌投手(サイン)
「もう1回体を鍛えて(先発)ローテーションで活躍できるように。駄目で引退してもそれは仕方ない。年齢的にも、ここまでやらせてもらって感謝している。2けたの数字(勝ち星)はまだまだできると思っている。それを目標に頑張りたい」
◇岩瀬仁紀投手(保留)
「4年という数字はうれしいが、(金額が)単年と変わらない。自分の中で結論が出なかった。そう受け止めてもらっても構わないが、(FA)宣言したからと言って出て行くわけじゃない。まだ来年に気持ちが切り替わっていないので、判を押せなかった」
◇森野将彦選手(サイン)
「1億円プレーヤーになりたいというのは誰もが思うこと。十分に評価していただきました。気持ち良くはんこを押した。本当にうれしい。最高のクリスマスですね」
◇川上憲伸投手(保留)
「1年間1軍でやれた(他の)選手はアップされている。対戦チームを見て評価してほしい。球団側と開きというか、判を押す気持ちになれなかった。こっちからFAのことを引き出したくはない。ただ、そういう評価はなかった」
◇井上一樹選手(サイン)
「(コメント記事なし)」
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今日はクリスマスだけど中日ドラゴンズでは主力選手の契約更改があってサインした選手と保留した選手がいて明暗を分けたようだ。川上と岩瀬の表情が気持ちを表しているようだ。これじゃ福留孝介に続いてまた来季も中日からFAで移籍する選手が出そうな嫌な予感がしてならない。
それにしても突然、春田剛が一身上の都合で任意引退選手になるなんて何があったのか気になる。


契約更改ゎ今年も荒れそぅだなぁ。
でも2人とも事情が違ぅ(FA)だけに、そぉなってゎ欲しくなぃですね。。
春田の件ゎ今見て知りましたが、一体どぅぃぅ…??って感じで混乱中です;
こんなの理解出来なぃょ。。
コメントありがとうございます。
ある程度予想はしてましたが、岩瀬が保留するとは思いませんでした。川上は現状維持じゃ納得しないでしょうね。
対照的に倍増の森野は満面の笑みでした。
春田は高卒2年目でこれからの選手なのに勿体無いですね。
いつか福留のようにならなければいいけど・・。
いつまでも二人が中日愛でいますよぅにぃ。
コメントありがとうございます。
成績だけでなく川上はドラゴンズのエースとして貢献したと思うので、アップしてあげても良いんじゃないかと思います。
これでは川上もFAでメジャーへ行くことになるかも知れません。
岩瀬は単年と複数年で迷っていて、FAでメジャーとはならないと思います。
来年のオフはさらに大変なことになりそうですが、残留して欲しいです。