プロ野球の話題として、ソフトバンクが29日、元巨人のジェレミー・パウエル投手と契約が合意に達し、正式契約を交わしたと発表したことで既に獲得を発表していたオリックスがパ・リーグに異議申し立てをしたため、30日にリーグ側が両球団幹部を事情聴取することになったなどです。
※画像=沖縄合同自主トレでブルペン入りした高橋聡文=北谷球場
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【1月29日速報記事】
■中日高橋がブルペンで38球(日刊スポーツ)
中日高橋聡文投手(24)が29日、沖縄合同自主トレに参加して、北谷球場のブルペンに入った。捕手を座らせた状態で、カーブ3球を含めた38球を投げ込んだ。キャンプ初日を前に変化球にトライした高橋は「カーブはとりあえず試しで投げてみました。感触はまあまあでした」と笑顔を見せていた。
【プロ野球気になる話題】
■ソフトB、パウエルと契約 事情聴取へ(共同通信)
ソフトバンクは29日、昨季まで巨人に在籍していたジェレミー・パウエル投手(31)=196センチ、104キロ、右投げ右打ち=との契約が合意に達し、正式契約を交わしたと発表した。しかし、既に獲得を発表していたオリックスがパ・リーグに異議申し立てをしたため、30日にリーグ側が両球団幹部を事情聴取することになった。
二重契約と取られかねない事態に、パの村田繁事務局長は「大変な問題になると予想されるので、解決に向けてやっていこう、ということ」と話した。
オリックスの獲得発表を知りながら、パウエルと交渉を持ったソフトバンクの竹内孝規球団最高執行責任者(COO)は調査した結果、まだ自由契約選手だったとした上で「(ソフトバンクは)統一契約書への署名、押印を済ませている。日本で正式に支配下選手登録するためには、統一契約書(のサイン)が唯一無二」と説明した。
パウエルは2001年に近鉄に入団し、02年は17勝を挙げ、最多勝などのタイトルを獲得。日本では通算7年間プレーし、67勝(59敗)を挙げている。
■「球界の秩序なくなる」 オリックス異議申し立て(共同通信)
オリックスは29日、既に契約合意に達していたパウエル投手について、ソフトバンクが獲得を発表したことに反発し、パ・リーグに文書で異議申し立てを行った。
オリックスはパウエルと条件面で合意に達し、今月11日、報道各社に獲得を発表。メディカルチェックを経て、来日後に正式契約を結ぶ予定だった。しかし、合意のサインを交わしたのは統一契約書の写しだったため、正式契約は結んでいないとするパウエル側と認識の違いが生じた可能性があるとの見解も示した。
オリックスは今後も契約合意の正当性を主張していく意向で、中村勝広球団本部長は「寝耳に水。こういうことがまかり通れば、球界の秩序がなくなる。自重を呼び掛ける」と話した。
■オリックス寝耳に水…パウエル急転、ソフトバンク入り(夕刊フジ)
この日、会見したソフトバンクの竹内孝規常務は「目と耳で調査した。パウエル側に『(交渉の)テーブルにつけるか』と聞いたら、OKの返事が返ってきたので、今回に至った。オリックスとどんな交渉をしたのか知らないが、覚書にサインしないと(契約は)完了したことにはならない」と話し、「王貞治監督には一昨日に報告した」という。
パウエルは05年にオリックスで14勝12敗の好成績を挙げ、06、07年は巨人に在籍したが、解雇された。オリックスは今季のローテーションの軸として獲得に乗り出し、11日に1年契約50万ドル(約5350万円)プラス出来高50万ドルで獲得を発表。背番号は「50」に決まっていた。オリックス側は「メディカルチェック後に正式契約する予定だった」という。
ソフトバンクは、オリックスが発表した前日の10日に初交渉、その後2度にわたって交渉したという。ソフトバンク関係者は「契約の不備を突いたまで。あくまでもビジネス」とし、竹内常務も「契約のルールにのっとってのこと。モラル? 勝負事ですから。年俸は適正価格(1億円)です」と獲得の正当性を主張した。(金額は推定)
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【1月29日付朝刊記事ピックアップ】
■朝倉、エース川上からカットボール継承?(名古屋日刊スポーツ)
中日朝倉建太投手(26)が、エース川上のカットボールを継承する。28日、北谷球場で沖縄合同自主トレに参加。沖縄で初めてブルペン入りして33球。最後は初めて捕手を座らせ10球を投げた。「高めに浮いたから座ってもらった。捕手を座らせることができるぐらい状態はできている」と手ごたえを口にした。
■中日・朝倉“川上カット”習得だ!沖縄で自主トレ(スポニチ大阪)
「カットボールをこれから覚えようかなと。ここまでキャッチボールを順調にやってきたんで、ブルペンに入りました」
チームメートにはカットボールを操る川上、山井がいる。得意のシュートと反対方向へ少しだけ曲がる変化球が加わるとなれば、投球の幅が広がることは間違いない。昨年は9月7日に12勝目を挙げてから5試合に登板して勝ち星なし。大事な優勝争いで活躍できなかった。「バランスを考えながらゆっくり」調整し、開幕へ照準を合わせる。
■ネルソンとデラ・ロサ沖縄入り(名古屋日刊スポーツ)
中日で入団テストを受けるドミニカ共和国出身のマキシモ・ネルソン投手(25)とトマス・デラ・ロサ内野手(30)が28日、キャンプ地・沖縄入りした。
ジェレミー・パウエル投手は、てっきりオリックスに入団すると思っていたのに、いきなりソフトバンクが契約を発表したのには驚いた。この二重契約問題は中日とは関係はないが、この問題をしっかり解決しないと今後こんなことがまた起きてもらっては困る。パウエルがオリックスと交わした統一契約書は写しだったってことはファックスかコピーだったのだろうか。誰が悪いにしても気分が良いもんじゃない。もうすぐキャンプインを控えているのだから早期決着を望みたいものだ。
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ちょっと前にオリ入団の記事書ぃたのにぉかしぃな?と思ったら…。
問題になるのゎ当然の行為だと思ぃます。
こんなのをビジネスだなんて言ってたら…↓↓
コメントありがとうございます。
ソフトバンクは契約の不備を突いたビジネスって言い訳にしかすぎないと思います。
これは反則でしょうね。
プロ野球ファンのみならずソフトバンクの携帯電話は使わないようにしましょう(笑)